2010年04月08日
「いい男への道-なんでや専任を経験して-」
入社8年目のぱちです!設計部5年→社会事業部(なんでや専任)2年→現在、設計部に戻り仕事をしています。
写真は「ルポルタージュなんで屋 stage 3」より頂きました 😀
題名をみて「なんでや専任ってなに?」と感じた方の為に、私が所属する類グループの説明にお付き合いください。
私たち類グループでは、日々の仕事(=専業:建築設計、類塾、類農園、類塾)の他に、社会のことを考える仕事(=統業:なんでや露店、ネットサロン、なんでや劇場、るいネット)も一緒に担っています。
この専業と統業とを両方担っている理由は、ここにあります
実現論 序文 ト.万人が半専任(副業)として参画する
万人が属している社会を統合する仕事は、万人によって担われなければならない。それに本来、社会を変革し、統合してゆく仕事ほど、面白い、充実できる仕事は他にない。
(中略)
万人が参画できる、社会統合組織の条件は簡単で、二つだけである。社会統合は、全員が担うべき当然の役割=仕事だとすれば、その仕事に対してそれなりの収入が保障されなければならない。しかも誰もが何らかの専業に就いているとしたら、この組織は誰もが副業として担うことができる半事業組織でなければならない。
(中略)
万人の属する社会を導くことができるのは、万人が認める事のできる事実に基づく理論体系(=科学)だけであって、特定の思想などに社会を統合する資格はない。これが社会統合組織の、もう一つの条件である。
この認識の元、8年程前から類グループが始めたのが「なんでや露店(=なんで屋)」であり、この活動を引っ張っていく役割として毎年「なんでや専任」が選ばれます。
前置きが長くなりましたが「いい男への道」シリーズは、なんでや専任を2年間経験して、日々の仕事に活きていると実感する部分を紹介します。
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久々に設計部に戻ってきて、感じているのは
「難しいと感じる課題ほど、それを達成した後に得られる充足も大きい」ということ 😀
なんでや専任という仕事には「こうすればうまくいく」というマニュアルはありません。日々のなんでや露店の成果を上げていくためには、その時の路上の人々の意識潮流(欠乏)にアンテナを張り続けて、うまくいくための可能性(方針)を出し続けることの連続でした。なぜなら、日々人々の欠乏は変化し続けているため、先週までうまくいっていた方針が今週は使えないということもしばしばだからです。
そして、最初からうまくいく方針が出せるわけはありません。方針を出すために、何度も何度も
①現象事実(お客さんの反応や日々のニュース)の押さえ
↓↓
②現象事実が出てきた背景にはなにがあるのか?根っこにある欠乏はなに?
(なんで?→なんで?→・・・)をその時の認識力でできる限りに図解化
↓↓
③自身の認識力でなんで?を掘り下げきったところで、至った人々の欠乏への答えとして可能性(方針)の提示
↓
④うまくいくこともあればいかないこともあり
を2年間繰り返しました。それを繰り返す中で、成果が上がるとともに、周りの仲間が評価してくれ+更なる期待を掛けてくれるという活力 の循環が生まれていきました。
そして、2年目を終える頃には
「難しいと思える課題ほど、楽しい 😀 」
ということが当たり前になっていました。
どんな仕事に従事していたとしても、簡単な課題ばかりではありません。
時には、自分の能力を超えた課題にぶつかることもあります ・・・でも
だからこそ、仕事は楽しいんです 😀
こんな風に、日々の課題を捉えられるようになったことが、なんでや専任を2年間担わせていただいたことによる私の財産です。本当に、多くの人に、難しい課題に挑戦することの楽しさを実感してもらうためにも、なんでや専任をやってみて欲しいと想っています。
P.S.人材育成に困っている企業の方には、なんでや露店を体験することは本当にオススメできます。是非、近くのなんでや露店に立ち寄って話しを聞いてみてくださいね 😀
- posted by kura at : 23:15 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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