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2010年10月04日

女子社員が自慢するいい会社シリーズ~株式会社エーピーコミュニケーションズ~

こんにちは。
最近企業のHP等で、その会社で働く女性自らが会社をアピールしているサイトを良く目にします 🙄
見ている方としても、若い女性が活き活き仕事をしている様子から、「きっと組織全体が活き活きしていて、いい会社なんだろうなぁ 」と思いますよね。
そんなわけで、今回から幾つかシリーズで、そのような会社を紹介していきたいと思います。まず今回は、「社内制度.com」というサイトの「広報レディーに聞く」という特集から、「株式会社エーピーコミュニケーションズ」という会社を紹介させてもらいます。
~基礎情報~
社名  :株式会社エーピーコミュニケーションズ
設立  :平成7年
資本金 :77,500,000円
従業員数:228名
業務内容:エンジニアを中心とした常駐型ソリューションをIT事業者向けに提供するITソリューション事業を核に、システム設計、保守運用、開発事業を展開。

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■現場で感じる「もっとよくなる!」という思いを執行部が受け入れ変わっていく組織風土。
 インタビューに答える「広報レディー」こと原田さんが入社したのは2008年。初めは本社総務だったのですが、途中から技術者が常駐するお客様の現場総務を兼務するようになり、その中で、本社と現場の双方の状況を見ながら「もっと、こうすれば会社全体がよくなる!」という事が見えてきて、具体的にはそれは双方のコミュニケーション不足でした。原田さんがその改善策を上司に提案すると、上司も執行部もそれを受け入れ、早速改善に向けた広報グループが立ち上げられたそうです。
~評価ポイント~
新入社員自らが「会社をもっとよくするために」と考え、それを上司に提起するという「高い当事者意識」と、それを受け入れ「柔軟に変化していく組織風土」。
■コミュニケーションを活性化させる、広報グループの新たな取り組み
①APカンファレンス
 定期的に開催される社員総会のようなもので、社長から「会社の方向性やビジョン」、「会社やマーケットの状況」などが示され、参加者全員で今後の会社のあり方が共有されるそうです。その成果は参加者アンケートの変化に見られ、反発や不満以前の「無関心状況」から、会社が置かれている状況やその方向性を共有する事によって、社員一人一人の当事者意識が高まり、内容の濃い意見や提案内容へと変わっていったそうです。
~評価ポイント~
 会社が置かれている「外圧状況」とその「適応方針」をみんなで共有する事によって、社員の「当事者意識」が格段にアップ!
②フォローアップ面談
 入社直後や配属先決定後といった、一般的に社員が少し不安になってしまう時に行われる面談で、社長または役員と社員がマンツーマンで話し合う場を設定しており、その頻度は業界内でも群を抜いているそうです。APカンファレンス同様、経営陣からは会社が置かれている状況や目指す方向性等が語られ、また、社員からは現場で感じる意見や改善策等を伝える場になっています。
~評価ポイント~
お互いの顔が見える距離感とする事で安心感も高まり、密度の濃い体感共認ができる場をセット。
■社内の共認ツールをより「アナログ化」し、形骸化しがちな広報ツールを中身のあるものに。
社員相互の距離感を縮めるアイデアの1つとして、手作り感一杯の社内報を作成しています。以前は社内イントラネットを用いていたのですが、外出先でなかなか見てもらえないという状況もあり、今は10名程の社員が自発的に集まった編集委員が月に一度発行しているそうです。また、「なんでも掲示板」なるものを職場の一角に設置していて、その名の通り、社員間で共有したいことを「なんでも」掲示されています。
~評価ポイント~

 自発的な取り組みによって社員同士の情報共有を活性化。アナログ的な要素がお互いを良くもっと知ることに繋がっており、社内の雰囲気が良好に。

■会社が変わる可能性を感じることで「悩み」も楽しさになる
 試行錯誤で悩みは尽きないそうですが、【会社全体が変わろうとしてくれているから悩むことも楽しさになる】という言葉が紹介されていました。経営陣に「より良い会社を目指そう」という気概があり、新しいチャレンジを受け入れ支援するスタンスがあり、なんといっても、社内全体でそれを推し進めていこうという機運が着実に高まっているそうです。
~評価ポイント~
 通常、「悩む」とは可能性がみえない状況だが、自分たちの会社が外圧を受け止め、それに適応するために変異していくという事を社員全員が感じているならば、様々な「悩み」はそのまま適応するための「可能性」となり、「楽しさ」につながる。
 いかがでしたか?こんな会社なら「みんなの力で次代を勝ち抜ける!」って感じますよね。これからも、次代を勝ち抜く共同体的企業の紹介をしていきますのでお楽しみに。

 

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