2006年11月08日
正社員以外、の風景
派遣社員さんが結構いる職場で働いてます。 かくいう私も、顔写真 入りのIDカードの裏に書いてある「派遣社員等」にあたるわけなんですが。 😮
🙄 周りを見廻すと、お揃いの制服に身を包んだ同じ派遣会社から来た派遣さんの一群から、正社員さんとは見分けがつかないPC関係等の技術系、個人秘書、一般事務職の派遣さん、とバラエティーに富んでます。
一見多様な働き方を組み込みながら組織は廻ってるんだけど、 実際のところ、そこかしこにビミョーな壁がどうしても出来ちゃうわけで。。。
いじめで派遣さんが1~2ヶ月のうちに入れ替わり続ける部署。 😥 情報統制が不器用で、派遣社員を気にしてか、内緒話 の正社員が目立ったりの微妙な空気。 🙁 場面ばめんで「まあ、派遣さんだから敢えて言わないけど」「派遣の立場だから言えないけど」とお互い 踏み込めなかったりも。 8)
最近の記事に、会社は誰のもの?働く女性、働く人の活力、などがあるけど、近年増えてきた正社員以外と、会社などの組織のあり方って、こうした視点 でみると、今後無視できないなあ、と感じます。
この正社員以外っていう働き方、見てると女性が多いわけなんだけど、世間ではどのくらいの割合で浸透してるんだろ?と思って調べてみるとかなり多いんです。
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昨年10月発表のH16年の統計の時点でも女性は半数近くで、正社員を上回り、全体で見ても3割を超えてます。リンク
もちろん、日頃よく見かけるコンビニのバイトさん初め、 飲食などのパートさんなどが圧倒的に多いわけだけど、あらゆる産業、職場で増加傾向にあります。
雇う側からは、人件費の削減 や人材確保の容易さがあり、雇われる側は余り責任を負わずにある程度自分の好きな 働き方も出来るんだろうけど。。
それぞれの目先の都合ばかりで急増していくと、ふと廻りを見渡したときに、 🙄 会社一つに絞ってみても当事者不在というか、成りきれないというか。
社会に出たら大半の時間を過ごす場なのに、全体的に 根無し草 感増してて、活力を生み出す圧力や課題の共有や 、女性が安心して働ける基盤 からも遠ざかっていっているように見えます。
流石に最近では問題意識として話題に上ったりしてるけど、個人の都合や多様性を固持したままの 対処療法的な仕組みづくりじゃ無くて、これから本当にどんな場が必要か、感じている違和感 や可能性 を明らかにしながら新ためて探索する時期に来ていると思います。
- posted by basha at : 21:52 | コメント (3件) | トラックバック (0)
コメント
>本金1億円以下の中小企業について言えば、解答率はそこそこ高いが標本数と推計母数にトンデモナイ開き!
>全体のわずか0.5%の解答を持って”統計”と呼ぶには、あまりに乱暴すぎない?
ええっ!?かなり、衝撃的!
回答率70%って、嘘っぱちやんか!
「景気回復」って言ってる政府とみんなの実感とズレるはずやわ。格差社会は、広がるばかり。
そもそも、格差が広がったのは、なんでなんやろ??
こんにちは!
高景気とは一部の企業と富裕層ばかりが享受しているので、一般家庭にはあまり恩恵がいきわっていませんよね。
連続ダウンしている家庭消費が上向きにならないと
ほんとの景気回復にならないと思います。凸
おだんご&megさん、さっそくのコメントさんきゅーです!
>一般家庭にはあまり恩恵がいきわっていませんよね。
やっぱそう思いますよね~。だから、
>そもそも、格差が広がったのは、なんでなんやろ??
これがヒジョーに気になるところ。だいたい、「あなたは勝ち組?負け組?」なんて本が出回り始めたもここ数年の話。
この数年で、”何か”が大きく変わってきているのは間違いないと思うんだが…???
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