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2007年02月14日

「グループディスカッション」って、どうなん?

group_300_203.jpg
みなさん、寒くなってきましたネ
街を歩いていても、就活中の学生は目立ちます
たとえコートを着ていても、カバンと靴が新しい ので直ぐに分かります 😉
先日、いろんな企業を受験している女子学生と集団面接の話をしました。
最近は、一次選考でグループディスカッションを取り入れている所が多いようです。
ある企業では、5人のグループに分かれて、「合宿の企画」というテーマを与えられ、
議論した後、代表者が発表するという課題が与えられた様です。
1グループ当たりの所要時間は、20分間だそうです。
そこで、「その会社は、何故そんなテーマを与えたと思う?」
と聞いてみると、その学生は、
そんなこと、考えもしませんでした。何故でしょうね???」
とキョトン 🙄 としていました。
話をしていくうちに気が付いたのですが、
学生の意識と採用する企業の思いには大きなズレがあることが分かりました。
それはどうゆうことかというと・・・・・・
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「その会社は、何故そんなテーマを与えたのか?」
学生から出てくる理由の主なモノは、
議論を通じて、企画力や発想力などの個別の能力を見ているのでは?
といったところでしょうか。
半分当たっていますが、私の質問の主旨は「採用する側に同化してみたら?」
ということです。そのためには、選考する側の都合も考える必要があります。
1グループ5人で20分間。一時間で15人。
午前2時間、午後4時間とすると延べ6時間。
1日当たり90人も選考することになります。
グループディスカッションは、優秀な人材をいかに効率良く発掘するか、
という目的の為に用いられる選考方法です。
ですので、面接官は通常、次の選考に進む学生を10人程度に絞りこみます。
つまり、「1グループ当たり合格するのは1名以下」が標準です。
しかし、学生の方は、自己PRというと聞こえは良いですが、
その意識は、 「私だけを見て!!」
どうですか?ズレているでしょう。
先の「合宿の企画」というテーマで企業が見たいのは、恐らく以下の二点。
①リーダーになれる人材かどうか?
②リーダーの気持ちが分かる人材かどうか?
ここで、アドバイス。
①は、誰でも目指します。やるならトコトンやってもらいたい。
しかし、②のできる人は少ない。
みんなが自己主張するような組み合わせになったら、
②のスタンスに決めた方が、逆に印象が強いでしょう。
例えば、「今の発言は、こうゆうことですね」とか
「それを実現するのは、こんな方法もありますね」と、
サポートに徹すると上手くいくのではないでしょうか。
何故、上手くいくのか?
その理由は、
①初めて合った人たちと、直ぐにグループディスカッションすることに無理がある。
②元々、自己PRや自己主張など苦手。特に、自己中は嫌われる。
③普段は、仲間と表層的に上手くやっていくことばかり考えている。
上記にあてはまる人は、役割を自覚した方がいいのではないでしょうか。
面接官は、どんなスタンスで臨んでいるか、お見通しです。
企業の採用担当が何を考えているのか?
自分の事ばかりでなく、
いろんな人と同化できるようになって初めて、
「社会人」に近付くことができるのではないでしょうか。
みなさんの健闘を祈ります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました
はっしー でした

 

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