2007年03月10日
各国の就職活動と面接~日本の面接はどうなん?
みなさん、こんちは!かなめんたです。 😀
あきらさんの記事「アメリカの就職面接」の話はすごいですね~。
こりゃおもろい!ってことで、今回は各国の就職面接状況を調べてみました。
さてさて、どんなことになっているやら。。。。
おっと!続きを読む前に、ダイヤモンドダスト~!!!
さて、お待ちかねの各国の就職活動、面接ってどんな感じなの?ってことですが、まずは眠れる獅子、中国を見てみましょうアル。
http://www.chinese-blog.jp/stheme_130_1.html
>そう、彼女は中国で就職活動をしていた時、
なんとセーターにジーンズで面接に行っていたそうです。
えーーーー!それって大丈夫なの?と聞いたら
「みんなそうだよ。あ、でも派手すぎるセーターはだめ、一色のやつで。」
・・・・・・・・・・・・・・。<
>他の先生たちも皆、日本の就職活動は大変すぎるぅーーーと言っております。
面接5、6回なんてありえないみたいですね。
(これはどこの国でもありえないかも。。)
どれだけ多くても「2回」だそうです。
あとは履歴書。これも形式はなく「随便(適当)」。
性格なんて会えばわかるんだから書く必要なし!だそうですよ。<
なんか面接にあんまりこだわりがなさそうですね。その分、中身重視ってことでしょうか。これはこれでシビアなんでしょうね。
あ、ここには書いてなかったですが、日本との違いをあげると面接では
「給料はどのくらいを希望しているか?」
がものすごく重要な質問らしいです。ここの折り合いがつかないと採用はありえない。。。
シビアですな。
就職浪人の数は1000万単位だそうです。。。。
次はアニョハセヨ!お隣の韓国です。
http://plaza.rakuten.co.jp/solhwe/5004
>就職活動にあたってしなくてはいけないこと。
まずは、履歴書、職務経歴書、自己紹介書
を作成することでした。
韓国では、特に自己紹介が自分のアピールとなるようで、A4に
2ページぐらいは当たり前、自分の生い立ちから家族の紹介から
はじまって、自分の関心分野や専攻、前職での経験などについて
詳しく書いていきます。マイナス面はあまり誇張せずに、とにかく自分の良いところを
前面に押し出す自己紹介は、恥ずかしがりや(?)の日本人からみると
「むむむ…」という感じですが、ここは韓国。
郷に入れば郷に従えで、夫のアドバイスを受けながら何とか作成。
こうして、ワードで履歴書などを作成した後は、いくつかの就職
サイトの履歴書欄も完成させておきます。
韓国は日本以上にネット中心での就職活動が盛んなお国柄。
この履歴書を見てどこかの企業からアプローチがくる可能性もあり、
気が抜けない部分です。<
むむむ。。履歴書がめちゃくちゃ重要みたいですね。しかし、
それを読まされる面接官も大変だこりゃ。
あと、韓国も給料(年俸)の折り合いは重要みたいです。
お次は女王陛下のお膝元、イギリスです。ヤア!ヤア!ヤア!
http://japone.hmc5.com/j_m.html
>イギリスの就職活動は中途採用ばっかりなので、学歴というより職歴重視になります。日本でしたアルバイトもこの国では職歴として扱っています。
ご自分の職歴に関係してこの国で働く仕事が決まってきます。
もし何か将来したいことがあるがその種の職歴無しの場合、日本でどこかで短期バイトなりして経験を積んでおくと、イギリスに来た時とても役になります。<
へえ~。働く前から職歴が重要視されるってのはすごいですね。アルバイトいっぱいやればけっこう評価高いのかな。
>大学学歴がある場合、会社によっては詳しく成績を聞きたがるので、自分の成績を知っておくのも大事です。何気にこの国の人は大卒があまりいないので(現に、私の会社は私しか大卒いません)、その事に関して主張しておいた方がいいです。
面接し、大抵3ヶ月試用期間を与えられ、その試用期間中何も問題が無ければ正規採用となります。職によって即正規採用って言う職もあります。<
3ヶ月の試用期間とか、けっこう現実的ですね。学歴がモノをいうのも今の日本とは全然違いますな。
さて、ラストはカナダとロシアです。
http://www.xene.net/japanese/online/onl_01.htm
>ライアン・ジィグラー
「カナダの就職活動はいつから始めてもOK。卒業してすぐ入社なんて人、あまりいないよ。」
アナトーリ・ライデンコフ
「ロシアの面接では無意味な質問もされる。即応力をみるんだ、ビジネスは忙しいからね。」<
>Xene みなさんの国でいま人気のある職種って、どんなものがあるの?
アナトーリ ロシアでは、医師にコンピューター関係、それと一番は宇宙技術だね。教師も昔はそうだったけど、給料がすごく安いから今は人気がなくなっちゃった。
ライアン カナダでは、コンピューター技術に関することかな。あと、昔から経済学部、商学部、ビジネス学部は有利だね。
Xene ビジネス学部って?
ライアン 経済とか会計、金融も入っていて、ビジネス界の全般を学ぶところ。ぼくはビジネス学部卒業なんだ。
アナトーリ ロシアにもビジネス学部はあるよ。その中で、経営、金融と専攻が分かれてる。
ライアン この学部では、コーアップといって一時期、実際の企業で研修を受ける機会があってね。半年間を2回、卒業までには1年多くかかるけど、ほとんどの人はその研修先企業に就職できるんだよ。<
ビジネス学部。。。これいいですね。日本にもつくったらいいのに。
>ライアン カナダには、日本でいう新卒の定期採用はないね。だから、就職活動をはじめるのもバラバラ。卒業して半年ぐらいヨーロッパを旅で回ったりするやつとか、いろいろだよ。
アナトーリ ロシアもそう、いつはじめてもOK。
Xene 仕事は、どうやって探すの?
ライアン 大学に就職情報センターがあるから、そこで調べて直接コンタクトを取ることもできるし、会社の人が来て面接するような設備もあるよ。
アナトーリ ロシアでは、ハローワークがどの町にもある。大学の掲示板や、学校の新聞でも情報をゲットできるしね。
Xene 実際に会社へアプローチするのに、性別とか年齢とかで差別されることはある?
ライアン 差別は法律で禁じているから、本当に少ないと思う。会社側が履歴書に写真をつけてくださいっていうのも違法なんだよ。<
おっと!アメリカと同様、カナダも履歴書に写真は禁止なんですね。
>アナトーリ
それにしても、日本の履歴書はおもしろいよね。全国どこでも、同じフォーマットが売られている。ふつう、ロシアではパソコンで打って出すけど。
ライアン カナダも自分でレジュメをつくるよ。あと、カナダの面接では、家族構成や年齢といったプライベートな質問はダメ。それと面接といえば、日本では聞かれることがだいたい決まってるでしょ? カナダでは、すぐには答えられないような質問をしてくる。プレッシャーをかけて、反応を見るんだ。
アナトーリ わからないと、答えに詰まってしまう……
ライアン そしたら、悪い評価を受けるんだよね。「分からない」といってもダメ。なんとかして答えなきゃいけないから、ストレスがたまるよ。
アナトーリ ビジネスは忙しいから、即応力を試されてるんだろうね。ロシアでも、「あなたは、人によく物をあげますか?」なんて、一瞬意味不明な質問をされたりする。<
日本でも圧迫面接なんてのがあると思うんですが、こんな質問されたら確かに困ってしまいますね。 😥
なんて答えたらいいんでしょう?
>日本の面接はカタクルシイ
Xene アナトーリさんは、日本の会社面接を受けたことがあるんだよね?
アナトーリ 会議室の大きなテーブルに連れられて、社長をふくめ5人ぐらいがみんな名刺を差し出してくる。スーツにネクタイ、ちょっと堅苦しい感じだったよ。
ライアン ぼくも就職じゃないけど、東京の大学に留学していた時、寮に入るための面接があってね。部屋にぼくは一人、前にはスーツを着た人が十六人ぐらいでぼくに質問してきた!
アナトーリ 寮に入るだけの面接で? それはやりすぎじゃないの。
ライアン ぼくも、なんでそんなにマジメにやるんだろうと思ったよ。カナダでは難しい質問もされるけど、もっとスマイルでやるし、ジョークをとばす人もいるのにね。
Xene 日本人のカタクルシイ面が見えてしまったようですが、もっと柔軟になってほしいよね。新卒に限らず、いつでも入社できるのもうらやましいな。「内定率○%」なんて新聞に出ること自体がおかしいのかも。<
う~ん。確かに、日本の面接はけっこう堅苦しいのかな。。。でも、面接ってそういうもんだと思ってた。。
さて、長々と各国の状況を見てきました。
それぞれいいところ悪いところあると思うんですが、面接がかけひき的であったり、あるいは本当に即戦力を取ろう的であったり、いろいろですね。
なんのための面接なのか?って考えると、日本の面接は形式化していて、堅苦しいだけになっている面が少しあるような気がしました。
なんか面接と入社後の労働が分断されているような。。。
(それじゃあ、いかんですよね。。。)
みなさんはどう感じられたでしょうか。
それでは、また~。
- posted by kanamenta at : 21:01 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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