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2007年03月14日

『ワーク・ライフ・バランス』って、何?

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先日、営業の女性から「ワークライフバランス」という言葉を教わりました
最近の人事業界?の流行語に「ワークライフバランス」という言葉がある。企業は社員に対し、仕事の場だけの面倒をみるのではなく、彼の私生活も「ある程度」包摂して見なければならない、仕事で疲弊した人間のリフレッシュを家庭だけに求めるのは限界があるという発想。その「ある程度」をどこで線引きするか?効果を数字に表せないこともあり、会社としてその線引きをどこにするか難しい。実際、精神を病む(私傷病?とか言っていた)ひとの割合が急増している。」
とのことです。
聞くところによると、再チャレンジなどのカタカナ好きの安倍首相も、「ワークライフバランス」を「少子化対策」と結びつけてコメントしていたようです。
支持率が低下しているので、今度の参議院選挙に向けて、女性や若者の支持率アップのために、何らかのアクションを起こしてくる気配を感じます。
そもそも、「ワーク・ライフ・バランス」って、何でしょう?
子育てパパが急増中ですが、関連がありそうです。
ポチッと応援よろしくお願いします。
ありがとうございました 😀

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今日は、ネット上で参考になる記事を拾ってみるに留めます。
記事は、比較的最新のモノから並べてみました。
もっと、的確な記事がありましたら是非教えてください!
政府、週休3日制導入促す・新指針策定へ

政府は育児や介護といった家庭生活と仕事を両立できる職場環境づくりに向けて、新たに「ワークライフバランス」の指針を取りまとめる。部分的な週休3日制の導入や、出産退職した従業員の再雇用などを地方自治体や企業に促すことで、多様な働き方を可能にする「労働ビッグバン」を官民一体で推進。決め手に欠ける少子化対策を後押しする。
 指針の中身は男女共同参画会議の「ワークライフバランス専門調査会」で検討する。週休3日制のほか(1)育児休業の拡充(2)在宅勤務の推進(3)企業独自の手当制度――なども有力で、日本社会で目立つ働き過ぎの緩和を目指す。
【2007年2月25日、日本経済新聞】

「ワーク・ライフ・バランスに不満」日本が1位、少子化にも反映か

仕事と家庭の調和(ワーク・ライフ・バランス)に不満を持つ人の割合は世界24カ国のうちで日本が1番多く、それに対する改善を試みたことがない人の割合は同じく2位、それが少子化にも反映している可能性が高い――調査により、こんな結果が明らかになった。
【2007年1月16日】

少子化問題の現状と政策課題
―ワーク・ライフ・バランスの普及拡大に向けて―

本研究は少子化社会で求められる「働き方の見直し」の方策を考えるため、ワーク・ライフ・バランスをキーワードに、欧米の取り組みの動向を把握することを試みたものです。
第1章で、我が国及び我が国と同様に少子化を経験してきた欧米先進諸国の少子化対策を概観したうえ、それらの国の施策でワーク・ライフ・バランスの考え方がどのように位置づけられているかを整理しました。次いで、第2章でワーク・ライフ・バランスの取り組みが進んでいる代表的な国としてイギリス、アメリカの動向に注目するとともに、「超少子化国」としてワーク・ライフ・バランスに最近取り組むようになったドイツの動向を紹介しています。
【2005年8月31日 独立行政法人 労働政策研究・研修機構】

米国におけるワーク・ライフ・バランスへの取組について

○定義
 仕事と生活の調和とは、広義では、「企業における政策、プログラム、サービス、姿勢のうち、仕事、家庭そして個人生活の効果的な管理を通じて、従業員の幸福を増すためのもの」を言う。
 しかしながら、具体的には、仕事と生活の調和とは実生活についてのものである。以下、仕事と生活の調和について、より深い意味や価値の理解に資するための短い定義を掲げる。
・ 仕事と生活の調和とは、仕事、家庭そして個人生活を効果的に管理する能力である。
・ 仕事と生活の調和は、国内労働者とその職場における幸福と生産性の向上につながるものである。
・ 仕事と生活の調和は、仕事への満足感や企業への忠誠心を向上させ、優秀な人材の保持につながる。
・ 仕事と生活の調和は、仕事のストレスを軽減し、充実した勤勉な労働者の養成を助ける。
・ 仕事と生活の調和は、仕事におけるパフォーマンスを高める。
・ 仕事と生活の調和は、従業員の健康保険システムの利用を減らす。
・ 仕事と生活の調和は、自尊心を高め、不満や怒りを減らす。
・ 仕事と生活の調和は、家族の絆を強める。
・ 仕事と生活の調和は、従業員の仕事と家庭の自己責任管理に役立つ。
・ 仕事と生活の調和は、子供の生活により密接に関与することを可能とする。
(以上は、National Worklife Initiative ホームページより作成)
【2004年1月8日 厚生労働省 第4回 仕事と生活の調和に関する検討会議】

相変わらず、欧米の真似なんですね。
上記の定義を読んでも何か判りにくいし・・・
何か、無理やりコジツケた「万能薬みたいなゴマカシ表現」が気になります。
個人主義が大前提なので初めから言語矛盾です。
こんなんで、少子化対策になるのでしょうか?
欧米の真似などしても、全然上手くいく気がしません。
日本の企業に合った方法を、みんなで見つけて行く必要があるのではないでしょうか。
みなさんは、どう思われますか?
はっしー でした

 

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