☆ランキング☆
にほんブログ村 経営ブログへ

最新記事一覧

最新コメント

最新トラックバック

2007年03月26日

飛躍中のアウトソーシングって、何さ?

はいは~い、みなさんこんにちわ
春になって、友人が西へ 東へ と異動で慌しいなぁ~と、
のんびり眺めているみっちー です。
近頃るいネットで、面白い投稿を見つけました
『人事・採用・総務など会社の中核部分をアウトソーシングする会社が増えている!?』
みっちー恥ずかしながら、アウトソーシングって聞いたことあるけど・・・で、何さ?
って感じだったので、今回調べてみることにしました~☆
(で、何さ?って思った人は必見ですよ
その前にぴこっ ↓ぴこっ ↓と応援お願いします☆
まいどぉ 😀

にほんブログ村 経営ブログへ


まずはアウトソーシングの定義って何?

アウトソーシングは、企業がコストの削減を図り、専門性を確保しつつ、余剰資源を本来的業務に集中させて競争力の強化を図るという効果が期待される事業再構築の一手法である。

わかったようなぁ~・・・わからんようなぁ~?
昔からある外注とか下請けみたいなもの??

外注や下請けと違うのは、これらがあくまでも業務効率やコスト削減を中心に考えられているのに対し、アウトソーシングは自社で手がけるより専門性を持った外部に任せた方が、経営的に有利である場合に選ばれる点である。 つまり、単に人手が足りないから仕事を外部に任せるものではない。重要ではあっても企業の中核部にかかわらない業務を他の企業に委託することで、中核分野に人材や資金といった経営資源を集中させる「選択と集中」に役立つ手法である。 

要するに企業のウリとなる部分(「コア・コンピタンス」というらしい)に、
力を集中するために、他の専門分野は外部にお任せするという手法。

なんか日本にはあまり馴染まなそうな気がしますが・・・
どういった経緯で日本に入ってきたのか調べてみたいと思います。

アウトソーシングの始まりは、1960年代に米国で誕生した情報処理サービスと言われている。企業の情報処理には専門の設備や人材が必要とされる為、企業が自ら行おうとする投資コストがかさむ。また、一企業がシステムを構築した場合、稼働率に波があるとコストパフォーマンス(費用対効果)が悪くなる。そこで多くの企業から情報処理業務を受注することでシステムの稼働率を高く維持し、高品質で安価なサービスを提供する専門企業が生まれた。こうしたことから、初期のアウトソーシングは情報処理部門が中心であり、比較的小規模な企業が自社で行う事が困難な専門業務を外注するというイメージが強かった。しかし、1980年代になるとゼネラル・モーターズやイーストマン・コダックなどの大企業が情報処理部門のアウトソーシングを始め、この部門のコスト削減に成功するとともに、企業の意識改革にも大きな成果を上げた。この為、当時、国際的な競争力を失い、経営戦略の根本的な見直しを迫られていた米国企業の多くがアウトソーシングに注目した。対象分野が情報処理部門だけでなく、経理や人事、製品開発、製造まで拡大した。中には、企業の依頼を受けて電子機器の企画から設計、製造までそっくり請け負うエレクトロニクス・マニュファクチャリング・サービス(EMS)も現われた。

アウトソーシングの始まりはアメリカだったんですね。
今ではアメリカ企業の90%がアウトソーシングを行っているとか
これがどうやって日本へと広がったかというと・・・

<日本のアウトソーシングの歴史>
(1960年代)
コンピュータを自社導入しない中堅・中小企業を中心に、外部の計算センターへ情報システムを委託する動き
(1980年代)
情報技術の進歩と利用のニーズの高まりによってコンピュータの自社導入が進む。通信回線の開放に伴いリモートコンピューティング システムや通信ネットワーク等の新サービスが登場
(1989)
セブン-イレブン・ジャパンが野村総合研究所に情報システム部門をアウトソーシング。バブル期の好景気による人手不足のため、人材派遣に対する需要が高まり、派遣市場が大幅に拡大。
(1991)
サンリオが情報システム部門をアウトソーシング
(1992)
三洋信販が日本IBMにシステム運用部門をアウトソーシング。ヤマト運輸が情報システム、通信サービス、物流取扱・代行サービスを長崎屋、NTTにアウトソーシング。 企業のリストラ、本業回帰の動きからアウトソーシングの動きが広がる。 経理、人事、新製品開発、営業等幅広い分野におけるアウトソーシング導入の動き。

日本におけるアウトソーシングは、これまでは下請け、外注といった
労力確保やコスト圧縮といったことが目的の言葉だけの違いでした。
それも日本市場は人的つながりや長期信頼関係を重視する特異的な市場であり、
アウトソーシングがもともと馴染みにくい環境だったことに起因します。
だがバブル以降はアウトソーシングが飛躍的な成長を遂げている。
これはいったい何を意味するのか?
実は企業自体が、もはや答え(方針)を出せなくなった。
つまり閉塞状況からの答え探索(外向収束)として、
アウトソーシングが伸びているというのが現状のようです。

参考サイト:アウトソーシング~その歴史と定義~

 

コメントする

comment form

trackbacks

trackbackURL: