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2007年05月18日

企業運動会復活の兆し~求めているのは「一体感」~

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ちょっと前までは、
「仕事とプライベートは別 👿 」
「仕事以外でまで、上司とつきあいたくない 😥 」
「気を使いたくない 🙁 」
なんて理由で、社内イベントは減少の一途
企業で運動会をやっているなんて言ったら「化石 」扱いされてしまうような感じでしたが、
ここに来てどうも 社内運動会 が復活してきているようです。
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電子部品メーカーのアルプス電気(東京)は、今月末に「アルプスワールド」と題した社内運動会を実施する。世界にちらばる社員らが一堂に会し、騎馬戦やリレー、ムカデ競争などに熱い火花を散らす、まさに“世界規模”の社内運動会だ。
「運営も外部に頼まず、社内でやることで一体感を生み出そうとしています」と語るのは、同社人材育成グループの稲葉幹和さん。同社では、20年以上にわたり運動会を実施していたが、平成4年にいったん休止した。早期退職制度を導入するなど、不況の影響を受け、経費削減が優先された結果だった。だがここ数年、社内から「組織の一体感を高める行事がほしい」という要望があがってきたことを受け、再開が決まった。
千葉県の幕張メッセを借り切り、関連企業を含め世界各国の約50現地法人から3000人の参加を見込む。予算規模は数億円という。「運動会など社内イベントは時代遅れとされてきた時期もあったが、社としての結束を得るための重要なイベントなのではないか」と稲葉さんは語る。
ユニ・チャームプロダクツ(愛媛)も2年前、休止していた運動会を復活させた。グループ企業の社員や家族が参加し、パン食い競争や綱引きに汗を流す。毎年1000人を超える社員や家族が集まり、今年も1400人の参加を見込む。ユニ・チャーム広報では「運動会を通じ、部門間の壁を壊すことができるのではないかと考えた」と、その狙いを話す。

この「一体感」を求めているってのが、ポイントですよね~

企業で運動会が復活する背景には、若手社員の“意識の変化”もあるようだ。
社会経済生産性本部が実施している「新入社員の意識調査」によると、「会社の親睦(しんぼく)行事」について、「できれば参加したくない」とする回答は徐々に減少し、今年度は17%と、平成7年度(29%)と比べ12ポイント減少、調査を開始した2年度以来、最も低い数値となった。
また、担当したい仕事について、「個人の努力が直接成果に結びつく職場」より、「チームを組んで成果を分かち合える職場」を希望する回答が増加を続け、ほぼ8割に達し、調査開始以来、最も高い水準に。一体感や団結を求める傾向が強まっているといえる。

http://www.sankei.co.jp/enak/2006/oct/kiji/13lifeundokaifesta.html
 ちょっと前までは、自分のキャリアアップ !転職・起業志向 8) !なんて人が多かったのですが、ここに来て、やっぱし本当に求めているのって・・・ :blush: と考え出した感じがします。
 人の間で「人間」
 って、古い言葉ですが、個人の豊かさ追求の時代は潜在意識では明確に終焉しており、顕在意識の方でもいよいよ、人との関係の中で充足を得たい!という欠乏が出てきているようです。
 この充足感の基礎を成すのが「一体感」。その最も分かりやすい形が運動会という事!
 実はこの「一体感」、仕事のどのような場面でも自分達で作り出せることも出来ます。会社の置かれている状況を共有したり(=経営情報の共有)、仕事の課題を共有したり、仕事の成果を共有したり、と。
 そうする事で、社内の一体感上昇
 今後、会社の存続・発展を握るポイントはこのあたりにありそうです。
 でも、
 会社運動会、やってみてー
 

 

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