2007年05月19日
日本人の勤労意欲最低
●日本人の勤労意欲最低 英調査
世界で最も愚痴をこぼす労働者はフランス人で、勤労意欲が最も低いのは日本人-。英研究グループFDSは14日、このような研究結果を発表した。
世界23カ国の労働者1万4000人を対象に調べたもので、それによると、仏に続いて愚痴が多いのは英国、スウェーデン、米国、オーストラリアの労働者。一方、最も愚痴をこぼさないのはアイルランド人、タイ人、オランダ人という。
主任研究者は「米国人の所得水準はタイ人労働者の8倍以上であるにもかかわらず、タイ人より米国人の方が給料に問題があると感じている」と話している。
労働者の勤労意欲に関しては、オランダ人が最も仕事に満足しており、タイ人、アイルランド人がこれに続く。最も意欲が低いのは日本人で、次いでドイツ人だったという。(ロンドン 時事)
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200705160044a.nwc
●日本の高校生、出世よりも安定志向 日米中韓調査
「偉くなりたいか」との質問に「強くそう思う」と回答したのは日本が8%だが、中国は34%、韓国と米国は22%あった。「まあそう思う」を含めても日本は44%と半数を割り、他国より22ポイント以上低かった。
職業選択の際に重視する点では、「社会的地位」「自由」「決定権」が11~31%で最低。逆に「安定性」は64%でトップ。組織に所属して安定性があり、適性や好みがある職業が人気のようだ。(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/gakko/070429/gkk070429000.htm
勤労意欲や出世など、国のGDPを押し上げるには是非ともあげなくてはならない項目。日本が高度経済成長期にガンガン借金を増やしたのも、勤労意欲や出世欲が普遍だと思ったからでしょうね。しかし、上記が現実。労働者も学生も活力低下 😥 。しかし、ものづくり大国の日本とドイツが顕著とはね。。。
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逆に考えると豊かさを実現したってことでもある 😮 。豊かさを実現できてなかった時代は、お金や地位や名誉を求めて皆の活力がでていましたし、それが皆の期待でもあった。それが相まって日本では高度経済成長により戦後著しい復興を遂げ先進国の仲間入り。そこで傲慢な金持ちの群は土地を買い漁り、結果としてバブル崩壊も経験。公害や環境破壊の問題は山積。・・・空しさを覚えて当然かな 🙁 。
そんな労働者の姿をみてきた学生ですから、出世より安定志向ってのも分かる気がする。でも学生で安定志向って・・・、可能性も示せない社会なんだな~ 🙁 。
GDPがあがって、景気がよくなれば国民の活力もあがって、勤労意欲も出世欲もでて購買欲もでて・・・なんて考えるのはもう時代遅れ。イザナギ景気を超えたやらGDPが堅調に推移やら言ってますが、活力低下が現実なのです。でも、お金や地位や名誉では活力がでない時代になったってことは、新しい可能性でもある>。「自分」のためでは活力がでなくても「皆」の為なら活力がだせる。「自分」だけの課題なら見ぬふりもできるが、「皆」の課題なら見ぬふりはできない。span>
紹介してもらった社内運動会や里親制度は、「自分→皆」への意識転換、課題の共有による活力上昇の良い例ですね :
- posted by saito at : 23:00 | コメント (1件) | トラックバック (0)
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