2007年05月20日
マスメディア落日の日は近い?
みなさんこんにちは 😀
hassyさんやsystemaさんの記事に触発されて、日本の企業がどの位の広告宣伝費を使っているのか調べて見ました。
有力企業の広告宣伝費
なな何と、「2005年度の有力企業4737社の広告宣伝費は前年度比3.45%増の3兆5009億円」、イチバンはご存知世界のトヨタで1029億円だそうです。ここでもダントツの1位・・・
さて、この話題と本日のテーマ「マスメディア・・・」とはどう繋がるの?と御思いの諸兄も居られると思いますが、
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興味深いデータです。
株式会社野村総合研究所が2005年4月、ブロードバンドの普及状況、メディア利用時間の変化、HDR(ハードディスク・レコーダー)の利用状況に関するインターネットアンケート調査を実施(2005年4月22~24日実施、回答者数は3,000)。その結果は、
<図1:HDRユーザのテレビCMスキップ率>
<図2:HDR世帯普及率の推計>
<図3:ここ1年でのメディア接触時間の増減>
野村総研の分析では、主要には次の3点、特に①と②が注目に値します。
①テレビCMのスキップ常態化により、CM価値は下落傾向
→野村総研の試算によると、2005年の企業の年間テレビ広告費全体に
おける損失総額は約540億円となる
→HDRの世帯普及率は今後伸びつづけ、5年後には44%程度になると
予想、そうなれば、今後さらにテレビCMの価値は損なわれていく
②PCインターネットの利用時間、64%の人が「増えた」
→ここ1年間でPCインターネットの利用時間が増えたと回答した人の割合
が最も多く、 64%である
→テレビ、新聞、雑誌、ラジオのマスメディア4媒体では、利用時間が減っ
た人の割合が、増えた人の割合の2~3倍に達する
③今後は消費者の個人的志向を意識した広告・宣伝形態へ
→企業はテレビCMをはじめとするマスメディアの広告価値を改めて考え直
す必要ががある
→従来の手法に代わる今後の具体的な広告・宣伝策
・プロダクト・プレイスメントによるテレビ番組、映画、ゲーム内などでの
プロモーション活動
・インターネットやフリーペーパー等の新しい媒体への乗り換え
・消費者への直接還元策としてのポイントやマイレージ付与
企業の宣伝費で成り立っているテレビ、紙面の半分強を広告が占める新聞など、かってのマスメディアがマスでなくなり、第一権力者として権勢を揮ったのは過去のものとなる、落日は思いの外、近いのではないでしょうか。
- posted by miyashow at : 22:26 | コメント (1件) | トラックバック (0)
コメント
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