2007年05月21日
企業による自主公表急増!~いい?びみょ~?よくない?~
こんにちは~ 😀 のり です。
企業による「お詫び スミマセン。。。」や「製品回収 危険です~。回収です~。 」「お知らせ 実は。。。」などの広告が多いですよね、最近。
新聞やテレビでは、それ関連の広告、ニュースを見ない日がないくらい…
と思っていたら、先日(5月12日)の日経新聞に、 こんな記事 が載っていました。
製品不具合 企業の自主公表急増
4~12月45%増 事故隠し批判懸念
企業が製品不具合による事故などを自主的に報告、公表する事例が急増している。2006年4-12月の経済産業省への報告件数は前年同期比45%増え、既に05年度一年分を超えた。ガス湯沸かし器事故などで製品の安全と企業の責任に対する消費者の目が厳しくなり、「公表しないリスク」を懸念、軽微な事故でもまず報告して対応する企業が増えていることが背景にあるようだ。
経産省所管の独立行政法人、製品評価技術基盤機構(東京・渋谷)によると製品の故障や劣化、誤使用による事故の報告件数は06年4-12月で651件。年度では800件を超えそう。けが人が出ていない事故や過去の事故を改めて告知する場合もある。
前年同期比45%増!
すごいです
記事はまだ続きます
東芝コンシューマーマーケティング(東京・千代田)は1986-1989年製造の電気乾燥機6機種について改修を告知した。過去にリコールや無料点検修理を実施したが、現在も推定で300台程度残っており、「問題が発生する可能性があるので再度知らせる必要があると判断した」。
ケガとの因果関係が明確でないままバドミントンシューズの回収に踏み切ったのはヨネックス。転倒して剥離骨折をした利用者から苦情があり、3月に回収を発表。ケガをした際に靴底がはがれていたという。底がはがれたのは骨折した足ではない方だったが、回収を決めた。事故による回収は創業以来初めてのことという。
同機構では「後で事故が発覚すると事故隠しと思われる恐れがあり、早期に公表したほうがリスクは少ないとみているのでは」と分析する。
この記事を読んで、みなさんはどう思われましたか?
私は3つの感想 を持ちました
1つめ
今、大衆の意識は、収束不全⇒答え探索⇒事実収束 の流れにあって、みんな「ホントのことを知りたい」「ゴマカシは許せない」と感じている。その流れを受けて、「真実」を公表する企業が増えているのはいいことだなぁ、うん
2つめ
「後で何か言われるのはコワイから、問題が起こりそうなことは先に言っておこう、謝っておこう」っていうのはちょっとビミョーじゃない?事故を事前に防ぐと言う意味ではいいと思うけど、記事中のヨネックスの例なんて、ホントに靴のせいかどうかわかんないのに。「転んだのは靴のせいだ。」って苦情をいう方もどうなん??
3つめ
っていうか、「製品不具合」がこんなに多いのがそもそも問題じゃん!「不具合」のないものを商品として提供するのが、企業として最低限のつとめじゃないの?つくるときにもっと注意を払っておけば、そもそも事故なんて起きないし、謝る必要もないのに
つまり、企業の自主公表急増の背景には、大衆の意識潮流、消費者側の問題(クレーマーの増加)、企業側の問題(ミス大爆発)など、いろんな要素があると思うんです。
みなさんはどう思われますか コメントお待ちしてます
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- posted by sakanori at : 1:17 | コメント (1件) | トラックバック (0)
コメント
すごい!画期的な試みですね☆プラスでもマイナスでも、「評価されること」が人間の活力の源だと思います。そういう仕組みを「対価」で作ることは、すぐに実現できそうですね。
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