2007年07月04日
障害者が自立するためのカフェ
こんにちは、こんです。
先日の、 「障害者も活力再生」 う~ん、考えさせられる。
私の職場には障害者がいない事もあって、彼らの雇用問題なんてこれまで考えた事もなかったけど、現在日本の障害者は人口の約5%、約600万人にも上るそうですよ。
でも、その働き口といえば、「障害者雇用枠」で確保された民間企業での働き口のほか、
役所が設置する「共同作業所」や「授産施設」が中心。
これらの施設は、手芸品やクッキー作りなどの簡単な作業をやって、得られる収入分配されるらしいのですが・・・・ 🙁
そもそも「社会参加」ってなに?
というのも、共同作業所や授産施設で働いたとしても、1カ月の給料は全国平均で1万円以下という低さだそうです。
これでは、自分たちで自立した生活をするにはほど遠い!!!
そんななかで、全国に展開している「スワンカフェ」 !
なかなかの取り組みですよ。
というわけで、そのまえにポチッとお願いします。
スワンカフェとは・・・
「障害のある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現」
の理念を掲げ、クロネコヤマトの宅急便の故・小倉理事長が、ヤマト福祉財団、ヤマト運輸株式会社と共に設立した「スワンベーカリー」が運営するカフェです。
「スワンベーカリ」のホームページ(http://www.swanbakery.jp/index.html)によると
スワンベーカリー誕生の背景
日本の障がい者の数は人口の約5%、約600万人といわれています。この人達の大半は全国に6,000箇所以上ある共同作業所や小規模授産施設で働いていますが、1カ月の給料が1万円以下という低さで自立するには、ほど遠い現状です。
福祉施設の幹部職員に経営のノウハウを伝授しなければ低賃金からの脱却は望めないことを痛感した小倉前理事長は「製品」や「作品」作りではなく、一般の消費者を対象としたマーケットで売れる「製品」創りをめざしたセミナーを1996年から全国各地で開催し、意識改革に取り組んできました。
この過程で月給10万円以上支払うことを実証し、お手本を示す必要から「焼きたてのおいしいパン」店構想に着眼しました。「アンデルセン」「リトルマーメイド」を全国展開しているタカキベーカリーの高木誠一社長という良き理解者、協力者を得て、同社が独自に開発した冷凍パン生地を使えば障がい者でもパンが焼けることが分かり、さっそく実践に移しました。
1998年6月スワンベーカリー銀座店が第1号店としてオープンし現在直営店3店、チェーン店17店が各地に展開しています。
働いている障がい者の数は、直営店29名、チェーン店170名です。
スワンベーカリーの命名者は故・小倉理事長で、みにくいアヒルの子と思っていたら実は「白鳥=スワン」だったというデンマークの童話作家アンデルセンの作品がヒントになっています。
で、何が一番スゴイかって「障害者が社会で自立する為にはお金がいる。」という、『あたり前の事実』から、この試みがスタートしているってこと。
だって、あたりまえだけど、それが実現できている福祉ってこれまでほとんどなかったんですから!
事実からスタートしているから実現することが出来る。
事実からスタートしているから、誰もが課題や見通しを共有・共感できる。
だから、その取り組みが社会に広がってゆく。
みなさん可能性を感じませんか?
こんはこれまでイメージしていた「福祉」ってものを大きくかえさせられた、スワンカフェでした。
- posted by qwerty at : 11:00 | コメント (3件) | トラックバック (0)
コメント
なるほど~。気づき満載です☆
反応はまさに期待の現われ。
私も見習っていこ~。
女の子の反応でその場の前進力がUPするなんて、すごい☆
私も真似した~いって思いました☆.。.:*・°
コメントありがとうございます♪♪♪
>さんぽ☆さん
>反応はまさに期待の現われ。
そうなんです~♪反応=期待ってところ、すごい気付きでした☆これからバンバン反応=期待していきたいですね~(*^^)v
>ヒヨッコ百姓さん
>女の子の反応でその場の前進力がUPするなんて、すごい☆
その子がいた時の、会議の前進感すごくよかったんです☆
テンポよく進み、どんどん深まって、気付いたらすごい広い範囲のこと網羅してました♪♪♪
めちゃ楽しかったし、すごくみんなが充足してました☆
私もマネしてゆきたいですっ(*^O^*)
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