2008年01月20日
「危機感の共認」に基づく「課題の共認」によって、始めてチームは一体となった
こんにちは。Akira303です。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします
今日は最近仕事でリアルに感じた事を書いてみます。
このブログでも、るいネットでも「共認充足こそ活力の源 」って書いてありますよね。
(共認とは、その名の通り「共に認める」という事です。)
仕事を進める上で考えると、「課題を共に認める」「役割を共に認める」「評価を共に認める」という事が、成員達の一体感、充足に繋がります。
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僕は設計事務所で働いているのですが、
設計事務所同士が一緒に仕事をするという事はめったにありません。
出会う時は常に、事業主からの評価を求めて凌ぎを削る「敵 」と認識します。
ところが今回、事業主の要望で、別の設計事務所との2社による「共同企業体」として仕事をする機会が訪れました。
(共同企業体とはそれぞれの企業から人を出して一つの企業として仕事をすることです)
そう、それまでの「敵対関係」から、いきなり「共同関係」になったわけです 🙄
しかし、事業主の要望によって強制的に引合わされた2社のスタートは当然「ぎくしゃく 😥 」したものでした。形式的には幾つかの課題を共有していたのですが、敵対意識 8) が早々に無くなるはずも無く、互いの利益優先の意識は残り続けていたのです。
「このままだと事業主の利益にならないかも・・・ 😥 」と、正直感じていました。
ところがです。
これまた事業主の要望で、「提案競技によって設計事務所を再度選びなおす」という非常事態が発生!それまでと一転して、2社ともに「仕事自体が取れない」可能性が出てきました。
★この時点で「危機感の共認」が実現しました。
そこから僕達共同企業体は一緒になって「提案書」をつくり始めました。最初はスロースタートだったのですが、そのうちに2日と置かずに打合せを行い、連日連夜提案内容を詰めていきました。
もちろん目的は一つ「いかにして競合他社に勝つか」です。
★この時点で「危機感の共認」から「課題の共認」が実現しました。
現在、かなり厳しいスケジュールでやっていますが、一緒に提案書を作る業務には常に充足感があります。
それは「危機感の共認」に基づく「課題の共認」によってもたらされる共認充足です。
もうすぐ提案書は完成しますが。これで僕達の案が選定され、今後一緒に仕事をしていく事になれば、真の共同関係が築け、事業主にメリットをもたらす仕事ができると感じています。
お題目の共同関係では否充足→ぎくしゃく。「危機感の共認」に基づく「課題の共認」によって、始めてチームは一体となり、充足感が上るのだと感じたのでした。
- posted by akira303 at : 22:33 | コメント (2件) | トラックバック (0)
コメント
「ほれんそう」
ほうこく
れんらく
そうだん
会社がスムーズに回るには
大事な事です。
今務めている会社の
2代目がよく言っていますが
言っている本人(経営者)が
ほうれんそうを
実践していないので
現場に言うだけで
みんなの気持ちは
離れていっています。
人に言わないといけない立場の方は
「役職」という立場を利用せずに
率先して、みんなを
引っ張っていって欲しいものです。
稲美さん、コメントありがとうございます!
役職が上の人って報告などを受ける側だけになりがち。
誰が何をやっているか誰にも分かるように全員に報告や情報が共有できるような仕組みが、あり、それに対するみんなの評価が目に見えると活性化すると思います。
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