2008年03月02日
「人材育成」の落とし穴
こんにちは。
akira303です
就職活動もかなり本格的になってきていますね。
(就活中のみなさん頑張って下さい )
うちの会社にも多くの学生が面接を受けに来てくれていて、
今年もいい人材 が集まってくれればいいなぁと思っています。
さて、この間「人材育成」についての投稿がいくつか続いていますが、
どの会社にとっても「人材育成」は重要な課題ですよね。
ただ、なかなかこの人材育成というものがうまくいっていないのが実態のようで、
今日はこの「人材育成の落とし穴 」について書いてみようと思います。
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■人材育成って何?
「人材が育たない・・・」
「人材が育成できていない・・・」
よく聞かれる言葉ですよね 。
でも、その人材がどうなると「人材が育った」「人材が育成できた」と言えるのでしょうか。
この事がぼんやり 🙄 したままで、
「もっと人材育成に力をいれよう!」「人材育成こそ最大の課題だ!」
と叫んでも、うまくいかないように思いますよね。
■会社(集団)が勝つための人材を育成する事が「人材育成」。
人材を育成する目的はずばり「会社(集団)が勝つ」事に尽きます。
勝つためにどうする?という課題があって、そのための人材をどう育成するか?という課題が顕在化します。
つまり「人材育成」という課題だけが単品メニューで存在しているのではないという事です。
■「人材育成」が人材の育成を阻害している。
るいネットにこんな投稿があります(msg:163046)
社会をどうする?もしくは、集団をどうする?という課題共認なくして、子育て=人材育成をどうする?という課題共認は成立しません。つまり、闘争圧力を捨象していては、まともな規範教育はできません。人それぞれになります。
>重要なのは前提となった闘争圧力の中身であり、闘争圧力を捨象して統合機能(例えば評価指標)だけを見ても、その真の姿は見えてこない。(『超国家・超市場論3 置かれた環境を貫く 闘争圧力を把握せよ』msg:29835
実際、「子育てを第一課題にしている」(=闘争圧力を捨象している)ために、まっとうな関係になれない(まともな人材育成ができない)と考えられます。つまり、『子育てを第一にしていてはダメなんだ』という認識が重要です。
まっとうに子育て(人材育成)を考えているなら、まず『置かれた環境を貫く闘争圧力を把握せよ』ということになります。
そのためにどうするか?それが、子育て(共同保育)の第一歩です。
この投稿から、
『人材育成を第一にしていてはダメなんだ』
という認識が得られます。
会社が上手くいかない・・・という不安から、人材育成に大きなスポットがあたっていますが、
それだけでは決してうまく行きません。
それどころか皮肉にも
「人材育成」ばかりに目を向ける事が、人材が育たない環境作りに手をかしている
のです。
■「置かれた環境を貫く闘争圧力の把握」「闘争圧力と課題の直結」によって人材は育つ。
人材が育つために会社に必要な事は、
「置かれた環境を貫く闘争圧力の把握」であり、
育成される側に必要な事は、
「その中に身を置く事によって、闘争圧力と課題を直結させる」
という事です。
例えば、上司が闘争圧力の高い「修羅場 😈 」に部下を同行させる事は効果があります。
(僕も経験ありです!感謝!)
部下はその中で、闘争圧力と自身の課題とが直結することを感じる事ができます。
人材の育成には、「人材育成」という言葉・マニュアルに収束するのではなく、
「置かれた環境を貫く圧力によって、勝つための人材が育つ」
という認識が最も重要になってくるのです。
- posted by akira303 at : 20:10 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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