2008年07月01日
人材育成の本質とは?①~人材育成の高まりと逡巡する企業~
みなさんお久しぶりのみっちーですヾ(*´∀`*)ノ
近頃は『人材育成』の問題が、雑誌や書籍でよく取り上げられていますね☆ミ
本屋の売上ランキング に人材育成の本が並ぶことが多く、
ついつい手を伸ばしたことのある人も多いのではないでしょうか?
(実は私もその内の1人ですが・・・“r(^^;))
労働政策研究・研修機構(リンク)の2007年の調査によると、
企業経営において3年前よりも重視 されるようになった経営課題として、
67.9%が、「人材育成の強化」をあげています。
(他「収益性の向上」58.9%、「顧客満足度の向上」55.3%、「コストの削減」55.0%、など)
しかし一方で企業による人材育成への取組みの実態をみると、
注目すべき現象が明らかになります。
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まずは、「企業による教育訓練の実施率の推移」のグラフを見て下さい。
グラフの見方ですが、一般的にOJT(職場内訓練)とは社内研修のことを指し、
OFF-JT(職場外研修)とは個人を主体とした社外セミナーへの参加や資格取得、
自己啓発などを指します。
それを踏まえてグラフを読み解いていくと・・・
92年からOJT、OFF-JTともに実施率が下落しています。
これは第2新卒増加に伴う即戦力雇用及び派遣社員など非正社員の増加が、
大きく影響していると考えられます。
94年からOJTとOFF-JTの実施率が逆転し、97年に実施率はとうとう底に達します。
これは就職氷河期で単純に新卒の減少があげられますが、
バブル崩壊により真っ先に人材育成費用をカットしたことが主要因です。
97年以降は再び増加していき、02年には再び減少しています。
これはOJTそのものの効果がないと企業が判断し、削減したと考えられます。
以降の03年には再び増加していますが、これは02年の雪印偽装による社会
及びマスコミからの圧力への対応ではないかと思います
ここでのポイントは、従来は長期雇用を前提として、
OJTを中心としてコア人材を自前で育成してきましたが、
バブル崩壊後の90年代以降は真っ先にコスト削減の対象となっていることです。
つまり、企業での人材育成の必要性は高まっているにもかかわらず、
人材育成の取組みは減少傾向で、メインはOFF-JTになってきているという矛盾があるのです。
これは企業がその必要性は認めてはいるものの、
有効な人材育成方法を見出せていないという状況に他なりません。
超企業・類グループの挑戦ブログでは、改めて
『人材育成をどうする?』
この問題をシリーズで扱っていきたいと思います。
みなさん楽しみにしていて下さいv(=∩_∩=)
- posted by mitty at : 12:03 | コメント (2件) | トラックバック (0)
コメント
ゆんゆん様
はじめまして。
けんしろうと申します。
ブログを読ませていただきました。
仕事では自分の悩みなども出てきてたいへんだと思います。
私は最近「夢をかなえるゾウ」というドラマで元気をもらっています。
またブログ見に来させてください。
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けんしろうさん>
コメントありがとうございます♪
学生の頃は、守られた空間であまり頭を使わずに来れたなぁ~と思います。
仕事では、相手の与件を探ったりいろんな方法でお客さんに応えていく!
自分の至らなさを感じることはしょっちゅうですが、相手が喜んでくれると凄く嬉しい☆
そこに素直になっていきたいと思います(^^)
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