2008年08月12日
経済破局は始まっている!?
ぱちです
最近、現実の仕事場面で、倒産してしまう企業が増えています 😥
帝国データバンクの大型企業倒産データを見てみると
帝国データバンク 大型企業倒産データ
2008/07/18
株式会社ゼファー (マンション等分譲販売 東証1部上場 東京都中央区)民事再生法の適用を申請
2008/07/05
真柄建設株式会社 (総合建設業者 東証・大証1部、北陸地区トップクラスのゼネコン 石川県金沢市)民事再生法の適用を申請
「えっ この企業が まじで~」
と思えてしまうほどのニュースが、新聞やTVに当たり前のように出てきています。
このまま、この企業倒産が続けば、まさに「経済破局」の様を呈していきます。
なぜ、こんなに企業経営が立ち行き行かなくなってきているのでしょうか?
続きは、こちらをクリックしてから
ありがとうございます
企業経営が立ち行かなくなった根本の原因は、株式や債券、金融派生商品(デリバティブ)等のマネー経済の破綻から来るものと推測されます。
現在は、実際の物のやりとり(実体経済)に比べて、マネー経済の市場規模は極端に大きい時代となっています。
マネー経済ばかりがココまで膨張してしまったのは、1971年のニクソンショックで金本位制を解かれ、増刷され続けたドル紙幣が市場にばら撒かれ続けたことが原因です。
そして、現在は「サブプライムローン」を引き金に、ドル不安→ドル離れが加速(完全に顕在化)し、マネー経済で暴れていたドルが、現物(原油、金、穀物等)市場に流れ込み、実体経済に多大な影響を与えてしまった結果が、現在はじまった大型企業倒産などの経済破局です。
ドル安不安はこのまま解消されることはないでしょう。
したがって、まだまだ深刻な企業倒産→失業者増加という「経済破局」がやってきます。
私達が実際に関わっている仕事のほとんどが実体経済の中にあります。
この「経済破局」という時代を生き抜くのに、必要なものとは何か?が問われています。
- posted by kura at : 18:41 | コメント (2件) | トラックバック (0)
コメント
>銀行は自己資本比率を維持するためには貸し出しを縮小させざるを得ません
最近言われている「貸し渋り」は、こういったことから行われていたのですね。
銀行が、こんな状態だったら、銀行に借り入れや預け入れをしてる企業はどうなるんでしょうか?(最悪、銀行潰れたらどうなる??)
続いての、自動車も楽しみにしています☆
昨年は金融破綻の報道が多かったけど、
>自己資本の毀損の回復→企業に対する貸し渋り
と知りなるほどでした!
ニュース見てても全然基礎知識がないので、こうして図付きのデータ凄く分かりやすいです☆
コメントする