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2009年08月29日

目配り⇒気配り⇒心配りがあれば、みんなの想いは必ず実現する

仕事の基本として、よく言われる「目配り・気配り・心配り」。
何となく聞いたことはあるけれど、一体それって何??
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※「気まま空間・別館」さんから、すばらしい書画をお借りしました。
ネットを検索してみると、様々な定義がされていますが、そんな中でも、
↓↓↓
1.目配り:
注意をゆきとどかせて見て聞いて、それらの1つひとつから本質を見極めること
2.気配り:
目配りで感じとった本質から、何をしてあげればいいかを配慮すること
3.心配り:
気配りで感じた配慮を、実際に行動であらわすこと
(「藤田英明の日々これ鍛錬」より)
という定義が「なるほど!」と、しっくりきました。
では、実際の仕事の現場ではどのような「目配り・気配り・心配り」がされているのでしょうか?
以下、「るいネット」の「闘う男シリーズ」からの引用です。
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今回引用する「闘う男シリーズ」6のタイトルは、ズバリ
闘う男は、常に周りに目配りしている
>今日は、新規事業で、常に最前線に立ち、皆を引っ張っていっているN君。
彼の周りには、活力溢れる男達や慕っている女の子が揃っているんです。
どうして?N君の周りには、活力溢れる男達等が揃っているのか、彼の魅力にも惹かれ、少し話す機会があったので聞いて見た。
私とは部署は違う為、話す内容といえば、限られているかもしれない。
しかし、話していて最も感じたのは、彼自身、常に周り(相手)を見ている。
相手の一言一句に違和感(ごまかしていないか、迷っていないか、悩んでいないか)が無いかどうかを見極め、今の問題点は何か?自分が答える(応える)事が出来ないか?を考えながら、瞬時に的確に返答してくれる

だから、話していて、相手に「なるほど」の気付きを与え、明日いや今日からでもやっていこうと思わせてくれる。
要は、「やる気」にさせてくれるのだ。
これは、常日頃から、彼自身が、周りに「目配り」しているからだと感じた
「目配り」は、相手の違和感を見抜き、相手(皆)をやる気にさせる大切な入口だと思う。
それをN君は、肉体化しているからこそ、男女や部署(部門)や会社の枠に捉われず、気付いた事があれば、即発信を実践している。
闘う男は、常に周り(社会)を見ているんです。<
(引用以上)
この闘う男の事例を参考にしながら、あらためて「目配り・気配り・心配り」を定義してみました。
①「目配り」で、
相手の表情や言動、あるいは外圧状況や周辺情報などの情報を収集する。
②「気配り」で、
その事実情報をもとに相手の想いに同化し、課題を鮮明にする。
このいずれもが状況認識の過程であり、いわば「わかっている」状態。そして、
③「心配り」で、
相手の抱える課題に対して、具体的な気づきや仮説を発信、あるいは行動してみる。そこでようやく相手に「気づき」や「やる気」が、そして場の共認充足が生まれる
という一連のプロセスが見えてきました。
職場では、仕事もできて、結構「目配り」や「気配り」ができている人でも、その発信や行動をためらって具体的な「心配り」まで至っておらず、当人も周りもモヤモヤを抱えている(=充足していない)ケースは案外多いと思います。
そのカベになっているのが、「自分はまだ(仕事が)出来ないから(発信する資格がない)」といった序列意識や自分で勝手につくりあげた役割意識
でも、今は序列原理や役割意識(=「誰か」)に頼っていたのでは、職場でも家庭でも山積する課題に対する本当の答えは見えてこない時代です。だからこそ一人でも多くの人たちによる「目配り」⇒「気配り」⇒「心配り」が不可欠なのでしょう。
つまり「目配り」⇒「気配り」だけでは、現実は動かない。その先にある「心配り」、更にその先にある相手との共認充足が大切なのだ、と気づかされました。

 

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