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2009年10月08日

「企業を共同体に変えるには?」③~可能性のある企業を共同体に変えていきたい~

最近、「どうやって職場を選ぶか?」って新人の子や学生の子に聞いたとき、
帰ってきた答えは、『給料(お金)』とか『地位』とかではなかったんです
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周りの若手の人たちに
仕事をしていて、どんな時に楽しい、嬉しいと感じるか?と聞いたときの答えは、
「お客さんにありがとう と言ってもらえたとき
「会社のみんなでお客さんの期待に応えられて成果が上がったとき

なんて答えが上がってきました。
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これって、かつての私権企業の活力源とは全く異なりますよね。
どうやって儲けるか?
どうやってノルマを達成するか?
どうやって周りのライバルを出し抜いて成果をあげるか?

に頭を使い、そこを活力源としていたのが、かつての私権企業。
ショップ店員さん、不動産業者さん、・・・
お客さんに喜んでもらいたいけど、
会社の中ではノルマがあるし、
上司には逆らえないし・・・

序列体制の残存により、こういったジレンマを抱え、悩んでいる人たちは多いのではないでしょうか??
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そういったジレンマを抱え、
もっとみんなの期待に応えていきたい
社会の期待に応えていきたい という想いから、
序列体制の残存する組織から脱出し、
転職して類グループに入った社員の方の「共同体経営の可能性」についての記事を紹介したいと思います
続きもぜひ読んでくださいね
  

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ありがとうございます

可能性のある企業を共同体に変えていきたい
僕には転職経験が一回、ある。
5年半勤めた会社を辞めた理由は、仕事が上手くいかなくなったからでも、収入に不満があったからでも、人間関係が上手く行かなくなったから、でもない。
会社の事業の将来性そのものに言葉にならない疑問を感じたからだった。
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そうした疑問について、会社の親しい仲間と一緒に『自分達の会社の事業は本当にお客様の期待に応えていると言えるのか』『この会社に将来性はあるのか』と、延々考え議論した。
結局いつも最後には『自分達若手が会社を変えるしかない』と意気込んで仕事に臨んだ。
必死に考えるのを一旦やめて目先の課題にひたすら向かえば、一時的に、自分の成績はあがった。でも、答えは出ないまま。
そうやってなんとなく、答えを模索していた最中に、実現論とるいネットに出会い、『新しい認識』『共同体経営』『みんなの期待に応えることが活力源になる』ということを知った途端『ずっと探していたのは、この答えとこの場だ!』と直感し、かなり感激した。
即座に学んだ構造認識を使って、改めて日頃の仕事の現場を見直したり、商品の提案の仕方に応用すると、自分でも驚くくらいに、今までの問題点を鮮明に認識でき、お客さんの納得度が変り、それが楽しくて、成績がさらに上昇しはじめた。
面白くなってきて、どんどん認識を勉強するにつけ、それまで漠然として言葉にならなかった、会社の将来性に対する疑問は、結局のところ、会社の経営形態そのものを『私的なものから共同体的なものへと転換しなければ解決しないこと』も、次第に分かってきた。
そして次代、私権活力衰弱に伴い、旧い仕事・旧い統合体の必要性が消滅する可能性すら、かなり大きいことにも、気づいた。
その時点で会社への疑問は一切消え、新しい答えを探索する思考へと完全に転換し、新しい可能性へと素直に収束することができた。
会社を辞める直前、かつての仲間と一つだけ約束したことを、今でもしっかり覚えている。
それは、いつか彼らに『共同体経営とはどういうものか、伝える』というものだ。
共同体においては『みんなの役にたちたい』という新しい活力源といつも一体であれば、周りの活力もすぐ上昇すること、とか『みんなで共認できるのは、事実だけ』であること、『共認原理と序列原理の違い』などが、少しづつ、分かってきた。
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できればかつての仲間だけでなく、可能性の感じられるあらゆる企業が、共同体経営になり、新しい活力と共認原理をもとに統合できれば、自分達で次代に適応可能な企業を次々と生み出すことができるんじゃないかな、と思う。

最近では、『社会起業家』と呼ばれる「社会の役に立ったかどうか」を成功したかどうかの尺度としている企業も出始めています。
みんなが物・金を欲しない今、儲けを評価基準とした個人プレーでは、勝ち残っていけない時代。
「会社の売り上げどうする?」「社内の活力を上げるにはどうする?」にとどまらず、
『みんな=社会の役に立ちたい』を活力源にしていくこと
そして、それを集団の課題としてとらえている集団こそが、共同体であり、
そこに次代の可能性があることを安西さんの投稿が教えてくれているのではないでしょうか
最後まで読んでくださってありがとうございます

 

コメント

この面接の話、凄いですね!
こんな風に受験者のことを考えてくれる企業なら、ますます働きたくなっちゃいます。
「相手のことを考えて仕事をする」という言葉はよく聞きますが、この記事を読んで「なるほど、こういうことか」とよく分かったような気がします。

  • ドミノ
  • 2010年2月26日 15:32

ドミノさん、コメントありがとうございます☆
そうなんです!!
この記事を読んだとき、相手を想うその枠なんて本当はないんだなぁって思いました。それは、相手が誰でも一緒なんですよね♪

  • いく
  • 2010年2月27日 23:36

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