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2010年06月07日

必要なもの=仕事を探せ!!~共認原理に基づく当事者意識の育成「ヤマチユナイテッドグループ」

ぱちです
今回の「必要なもの=仕事を探せ!!」シリーズでは、札幌に本社を置く「ヤマチユナイテッドグループ」を紹介します
yamati.jpg
ヤマチユナイテッドグループ 代表 山地 章夫 氏です。
写真は【第100回目 高収益トップ3%倶楽部 東京勉強会】よりお借りしました 😀
「THE 100 VISION」を掲げる同社の力の源には、『共認原理に基づく当事者意識の育成』があります
以下に詳しい内容を書きますので是非読んでみてくださいね★
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以下は、【第100回目 高収益トップ3%倶楽部 東京勉強会】より引用しています。
◆100の事業を立ち上げ、100人の社長を作りだす

ヤマチユナイテッドグループは、現在約50の事業を展開しており、現在のグループ売上は120億円にのぼります。
輸入建材商社、欧州型輸入住宅のFC展開、輸入家具インテリア事業など住宅関連事業のほか、イベントの企画・支援事業やホテルチェーンまでを手がけていますが、現状に留まらず、社長自ら「THE 100 VISION」を掲げ、100の事業を立ち上げて、100の会社と社長を創り出すことを目標にしているのです。

◆『仕事の楽しさをどう伝えるか』が最重要課題

山地社長いわく、「社長の仕事は”元気”を見せること」。トップが暗いとそれが社員にまで伝染しまうと考えていて、このあたりの考えが先の”ハイタッチ”につながるわけですね。
そんな社長に「なぜ新規事業をやるんですか?」と尋ねたら、その答えはズバリ「楽しいから!」。「新しいチャレンジにはシナジーがあり、人が育つし、リストラもしなくていい・・・経営者としてこんなに楽しいことはありません」と、堂々とおっしゃいます。
「楽しい」を軸に人が育つと、みな自主的な人間になります。たとえば、インテリアショップの開店前に激しく掃除に没頭する社員たちを見て、「どうやって教育してるの?」と聞かれることがあるそうですが、これらはみな、上司の命令による行動ではなく、各自が自分で「どうすべきか」を考えた末の行動なのだとか。情熱を燃やしてお客さんを喜ばせようとするメンタリティが、しっかりと育まれているのです。

◆仕事を”丸投げ”できる仕組みづくり

そして、こうした会社になれたのは、すべて山地社長の「丸投げ」という発想によるものです。「丸投げ」するのに必要なのは、経営者の意識です。社長が一生「社長の椅子」を譲らないような意識でいる会社では、とても無理な話だからです。
自分が社長を辞めるつもりなら、しっかりした後継者をつくれるはず。経営者は自分がいなくても、うまくいくしくみをつくることに集中したほうが、どう考えても楽しいですよね!

◆自分達で支え合いながら経営できる

ヤマチグループに入社した新卒者には、入社とともにまず、「会計知識」や「経営の構造」などを学習してもらうのだそうです。つまり、「どうしてもうかるか?」を全員にわかってもらい、P/L的なことは共通言語として使えるような環境にしているのです。
また、社内には「お客様幸せ委員会」「楽しい職場作り委員会」などといった委員会がたくさんあって、社員全員が何らかの委員会に参加しているのです。実はこの委員会活動も、リーダーシップを学ぶ場になっていて、さらに委員会同士が協力しあうことで、「グループを横につなぐ」経験もさせているのです。
その上、ヤマチグループでは、会議の仕方や、経営計画のフォーマットなど、会社のしくみは全部一緒になっていますから、グループすべての状況を互いによくわかっていて、例えば一社がすごくたいへんな状況に陥ると、他社からすぐヘルプに行けるような体制になっているのです。
また、人に言われて動くより、自分の考えで動ける「リーダー」として働く楽しさが全員に伝播しているので、みんな「次のビジネス」がやりたいがために、どんどん部下に委譲していくような体質になっています。社内には、「その仕事を覚えたらすぐに丸投げ」というサイクルが出来上がり、そのサイクルが渦を巻くかのごとく、ベクトルがどんどん上に向いているというのが、同社の今の状況です。

このお話しを読む限り、根本には仕事の「楽しさ」があります。
そして、その「楽しさ」を得る為に、社員みんなが当事者となる仕組みづくりを追求しているのがよく分かります 😀
まさに、『共認原理に基づく当事者意識の育成』のお手本ですね

 

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