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2010年06月24日

いい男への道 -相手の壁に同化するHさんの指導法-

こんにちわ。二年目のアンディです。
今、携わっているプロジェクトを統括している方(Hさん)から最近言われたことがあります。
Hさんは、いつも仕事で忙しい中でも、ふらりと職場全体を廻り、皆とおしゃべりをして、るいネットで言ったら「秀作級」の語録を残して、自席に戻っていかれます
いつもはおちゃらけている姿をよく拝見するのですが(笑)、一緒に仕事をしてみてわかったことは、「Hさんは本当に凄い!」。
今日は、Hさんから日々教わっていることを書いてみたいと思います。
文字でHさんの凄さを伝えるのは難しいのですが、なるべく会話の流れがわかるように伝えてみたいと思います。
それでは続きをどうぞ♪

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★語録1:与件を把握するには?

設計で一度検討してみたものの、後でもっといい解決策が見つかった時のこと。
そんな手があったのか・・・とHさんの柔軟な方針に驚いたのですが、設計の「与件=課題」に関しての考え方についてとても考えさせられました。

『「全体を把握する」という言葉があるけど、その言葉だけを反芻しても、全体を把握することは絶対にできない。』
『重要なことは、それを行動方針まで落とし込むことなんです。』

『実は全体の状況(=情報)は、自分の立場(職域)では得られないと自覚することが重要です。』
『仕事の課題というのは、常に流動的で、これも可能だし、あれも可能と、必ずどこかで判断に迷う。』
『僕も建築設計をやっていて、迷う時がある。そういう時は、営業の人に状況を聞いたりしているよ。』
『迷ったら、とにかく僕に聞きにきたらいいんですよ。
『これは与件だ、設計の検討課題だ、と思っている(思い込んでいる)ことも実は流動的で、僕と施主との折衝で解決できることもあるんです。』
『あるいは、一度出来上がった設計プランも固定的に考えてしまいがちですが、調整すれば、変更できるのです。』
『一番悪いのは、無理やり納めてしまうこと。それをして、課題をクリアしたと思い込んでしまうこと。」
『後で必ず手戻りが発生し、時間もかかってしまうのです。』
『一度考えてみて、ここまでできました。ここに違和感があります。と教えてくれれば、あとは僕の方で方針を出しますよ
『是非僕に聞きに来てください!


★語録2:共認充足の地平で考えることができるか

課題の〆切が迫る中で、上長と勘案し、ミーティングに参加せずに作業を進めようとした時。
共認充足の大切さってこういうことだったんだってすごくわかりました。

『ちょっとの時間を惜しんで自分の作業に没頭するのは効率主義の落とし穴。共認充足の地平で考えることが重要』
『例えば、長くても一時間程度のミーティングに参加せずに、時間を惜しんで作業するのは間違いです。』
『関係者一同会してのミーティングでは、ダイナミックに設計が変更され、決定されていく。』
『その過程を知り、なんでそうなったのかを理解し、スッキリすれば、残りの作業を活力を持って進めることができるよ』
『そうすれば、作業時間も必ず短縮できる』
『反対に、決定した内容を後で伝えられて、機械的に修正しても、元気なんて出てこないでしょ?』
『また、会議で決定したことをスタッフに伝える時に、伝言ゲームのように必ずズレが生じる』
『だから、効率主義も結果として、非効率です。』
そして、会議の後には・・・
『どう、スッキリした? 』→『ハイ!
『そうか~~スッキリしたか。ヨシッ。

と満面の笑みのHさん。

Hさんは指導する相手が抱えている壁がなんなのかという事を注視し、それを突破するための実践方針をいつもアドバイスしてくれています。
そして、共認充足が仕事で一番大事なんだぞ、と体験を通して気付き与えてくれている実感があります。
Hさん、いつもありがとうございます!!

 

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