2010年09月17日
いい男への道 ~違和感を鋭く感じ取るには?~
こんにちは、よしたつです 😀 !
最近、仕事場で若手・中堅からの気付きの発信をする機会を得て、ふと振り返ってみたときに、ちょうど4年目になって改めてSさんの下で仕事をやらせてもらっている現状からの気付きが思い浮かびました。
私がSさんの下で仕事をやらせてもらうのは、入社1年目の時以来なので、彼是3年振りになります。1年目の当時は何をやるにも一杯一杯で『Sさんは、とにかくすごい』といった神を見るような感覚でしか気付けていなかったのですが、4年目になって改めて一緒に仕事をするようになって、Sさんの『ここがすごい!』という本質に近い部分が見えてきた気がします。
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■違和感の察知能力の高さ
今回はその中でも最大の気付きでもあった、Sさんの違和感の察知能力の高さについて紹介したいと思います。
まずここで言う、違和感の察知能力とは何かというと、『なにかスッキリしない』、『もっと良くなるはず』、という可能性発(充足発)の察知(センサー)能力を指します。
その能力の高さを感じるのは、プロジェクトの統合役からの指示内容であったり、企画担当の意図であったり、コンセプトとお客さんや使う人の想定される状況との差異であったり、はたまたスタッフの作業状況や課題認識であったりと、それは本当にいろいろな場面で発揮されていますが、そのどれに対しても共通して言えるのは、違和感を感じたら、時間がなかったり、どんなに忙しくてもなし崩し的に進めることはせず、立ち止まって、違和感の出所を徹底的に取り出そうとしていることにあります。
そして、そこから『どうする?』⇒『方針転換』という思考過程を辿ってみんなを導いてくれます。この徹底した姿勢の裏には、例え手間だったとしてもスッキリさせて前に進まないかぎり、絶対にその先の充足やみんなの活力につながらないということがはっきりと見えているからなのです。そして、その強い意志の発端も実現の意志の強さから来ているのだと感じています。
■では、Sさんのように違和感を感じられるようになるにはどうしたらいいか?
実際に聞いてみたところ、「常に発信を意識しているから違和感に気付けるんだと思う」と言っていました。
つまり、受信情報に対して、すぐにそれを発信する立場に身を置いて受け取っているわけです。言い換えれば、誰かへの発信が常に意識化されているからこそ、違和感が湧き出てくるということです。
発信が意識化されるとなぜ違和感に気付けるかというと、発信する為に事象を構造的に捉えようという意識がより強く働きます。そして、それが構造的に繋がっていないと感じたとき、それが自ずと違和感となって内部意識に反映されるということでしょう。
以上から、違和感を鋭く感じ取るには、まず大前提に受信してからそれを発信することが意識されているかどうかということと、そしてその違和感を解消すれば、その先に必ず充足と活力につながるのだということが認識されていることが重要なのです。
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という様なことを発信したのですが、これに対してもう一段この気付きを深めてくれる返信をすぐに、みんなの同化対象のステキなAさんがしてくれたんです。
闘争能力とは、誰よりも先に“出来ていない(負けている)ところを察知する”能力
>まずここで言う、違和感の察知能力とは何かというと、『なにかスッキリしない』、『もっと良くなるはず』、という可能性発(充足発)の察知(センサー)能力を指します。>236067
「違和感の察知能力」とは、端的に言えば、勝つ(可能性)ために『出来ていない(=負けている)ところに対する感度』だろう。
そう考えれば、闘争能力とは、出来ていない(負けている)ところに対する察知能力で、負けているところに対しそれを自己正当化して敗北主義になるのではなく、負けているところをまず素直に認め、勝つために追究する能力。
『闘争能力とは、誰よりも先に“出来ていない(負けている)ところを察知する”能力』
そして、その対象は、自分が出来ていないということよりも、集団もしくは社会としてどうか。
つまり、集団や社会を対象に、誰よりも先に負けているところを察知する能力。
だから、るいネットを読み、やり取りを通じ、そこから感じることが察知能力を磨くことになるし、不可欠になる。
いいでしょ~!!こんな風に気付きが深まっていくのがうちの会社の自慢です。今まで以上に、ますます社会のこと知りたくなっちゃいますよね。
今回のいい男への道はこんな感じでした!!
最後まで読んでくれてありがとうございます。また次回をお楽しみに
- posted by staff at : 0:18 | コメント (6件) | トラックバック (0)
コメント
「仕事は芸術だ!」「仕事は祭だ!」のスローガンを見るだけで、思わず笑みがこぼれてしまいます。
沖縄って確か母系なんでしたっけ?
サークルで地域とも繋がっているそうですが、充足の伝播が地域にどのように派生しているか、非常に気になります。
楽しんで仕事されている様子が伝わってきました。
感謝しあったり支えあったり一緒に喜びあったりって、特別なことではなくて、もともと日本中どこにでもあった風景のように思います。
そんな当たり前のことを会社に取り込まれているだけのように思いますが、それを普通にやってしまうところが凄いことなのかもしれません。
日本一長くて楽しい朝礼面白いですね☆
社員の90%以上が女性なので、他よりも先駆けて充足体験の共有に向かっていけたんですね。
たむたむさん、コメントありがとうございます。
沖縄は母系の風習を残しているようですね。
詳しくは、http://bbs.jinruisi.net/blog/2009/06/000590.html
を参照してみてください。
OKさん、コメントありがとうございます
>もともと日本中どこにでもあった風景のように思います。
そーですねー。
「ひとそれぞれ」ってことばで、お互いに、充足を諦めだしたのは豊かになってからのような気がします。
映画、「3丁目の夕日」の時代描写には、その風景が何となく残っていますね。
みうみうさん、コメントありがとうございます。
そーですね。
女性の充足パワー恐るべし(笑) です。
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