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2011年01月14日

『類グループが勝ち続ける理由』8~社員全員で課題を共有する「社内ネット」~

こんにちは
類設計室 大阪事務所の安藤です

「類グループが勝ち続ける理由」、それは相手の期待に応えること」が貫かれていること。
 それを基盤に
『多角経営』 ←★今回はここに焦点を当てます!
その上、どの部門の人もつながって、同じ課題を共有している。
『期待は無限♪』
  だからいくらでも応えられることはある=もっと、よくしていける。
  充足のためにいくらでも追求できる!
『協働者が多い!』
  相手を想う日々の行動の積み重ねで、一度一緒に課題をしたお客さんは楽しんで、
  喜んで、類グループのファン=協働者になってくれる!!
今回からは、上記3つのポイントを実現している『仕組み』をご紹介し、その『仕組み』がうまくいく理由をシリーズのメンバーで追求し、その理由を探っていきたいと思います。(後編・プロローグより)

今日は、類グループの『多角経営』を実現するための基盤、『社内ネット』 を取り上げたいと思います!

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■社内ネットとは
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全員参加の合議体制で運営される類グループでは、劇場会議と並んでネット会議室(社内ネット=社内掲示板)がフル活用されています
この社内ネットでは、社員が部門や事業部の枠を超えて課題や成功体験を共有し、新しい提案を次々と発信しています。「どうしたらみんなが充足できるか」「課題を実現するにはどうしたらいいか」を“全社員で追求し続ける場”です。
また、社員のそれぞれがどのような問題意識を持ち、どのような考えを持っているかが分かる“全員の顔が見える場”でもあります。

■「社内ネット」って盛り上がってるの?

一日300投稿が社内ネットに発信されており、すごく盛り上がっています! 😀
類グループの全社員数が438名(2010年10月25日時点)ですので、この数が非常に多いということがわかっていただけると思います。
今日は、社内ネットで私たち社員が日々発信している内容を紹介しちゃいます♪
【今日の気づき】みんなの期待に応えるためにSK管理をする☆☆~1年生は特に注目!
リンク
「友達と一緒に高校に通いたい」
リンク

仕事で気づいたこと
すごく嬉しかった充足話
なんか上手くいっていない・・どうしたらいい 😥 ?
など、「日々仕事をしていて得た実感」や「こうしたらもっと上手くいく!という提案」を社員みんなが発信しています。そして発信された投稿に返信が重なることで、提案された課題の中身が深まっていく。
類グループの強み「多角経営」を支えるためには、「社員全員が同じ課題を共有する」必要がありますが、社内ネットという『誰でも発信できる場』があるということが、その秘訣なのです!
==
ところで、最近はインターネットを利用した社内コミュニケーションツールは非常に注目されており、約1/3の企業で社内掲示板や社内ブログ・SNSなどが利用されているようです。
<引用データ>
紙媒体以外のツール(SNS、イントラネットなど)を使っている人は33.7%。
ビジネスSNSリポート(2007年)
イントラネット(社内掲示板など). 49.0%。グループウェア. ( Notesやサイボウズなど) 34.8%。(2006年)
gooリサーチ(2006年)


しかしながら、運用面では課題が多いのが現状のようで、社内掲示板を導入してみたものの、
・社員からのアクセスが少なくて盛り上がらない・・
・一般的な業務連絡などの用途でしか利用されなかった・・
・人事部など一部の社員しか書き込まない・・

といった上手くいかなかったケースがあるようです。
単純にシステムを導入すればいいという訳ではなさそう
それでは、
■類グループの「社内ネット」が盛り上がっているのは、なんで?

をもう少し深めて考えていきましょう♪
それを解く鍵は、類グループの理念 『自分たちの手で自分たちの会社を良くしていく=共同体意識』にあります。
その特徴を他の企業と比較をしてみると、
例えば、社内の備品調達のシステムに不備があった場合、一般的な企業では、総務部の許可を取って変更するか、直接お願いをして、改善を促します。或いは、新卒の募集業務は人事部が全てを決定するのが当たり前です。
つまり、普通は、「会社にいる時間=業務時間(=現業時間)」のことを指し、所属する部門の業務以外の活動は、基本的に制限されています。
もちろん、経費削減のための「改善」行動のような、自主的な社員の活動を促す呼びかけはありますが、その範囲は限定的です。
一方、共同体企業である類グループでは、社員の一日の勤務時間における活動は非常に多岐に渡ります。私たちは日々行った活動状況を詳細に記録しネットワークで共有していますが、この活動分類には大きく分けて3つの領域があります。
①現業活動=各部門での業務活動
②組織活動=組織を良くするための活動
③ネットワーク活動=なんでや露店やネットサロンなどの社会事業活動

の3つです。

つまり、「会社にいる時間=様々な活動のための時間」と捉えており、組織にとって役に立つこと、社会にとって役に立つことは、自主的に提案することができるのです
このための場が、「社内ネット」であり、部門の枠を超えた提案を可能にしています。
こうした「組織活動」「ネットワーク活動」といった概念があることで、「働く」と一言で言っても、顧客の期待に応えるための活動なのか、一緒に働く人たちの期待に応えるための活動なのか、社会の期待に応えるための活動なのか、思考の射程を広げていけることができる。
実際に様々な活動を日々行う中で、私たちが感じていることは、全ての活動は一体、全てが繋がっている、ということ。組織活動を通して、現業活動へ繋がる気づきを得たりしています。

ここで、社内ネットの記事をもうひとつご紹介します♪

庶務は雑用ではない、担当者はリーダー
リンク
掃除や備品の手配といった庶務活動、採用活動で学生の方に社内の魅力を伝える募集活動、なんでや露店でお客さんに聞かれたお題に答えるネットワーク活動・・

『現業の時間以外にも、会社の組織活動や社外の人と協同するネットワーク活動に携われる場』があることで、たとえ一年目の社員であっても、組織的・社会的視点を持つことができる。そして、様々な活動を通して得た気づきや充足体験を「社内ネット」に発信し、みんなと共有することができるのです。
これが、類グループの社内ネットが盛り上がる理由であり、「みんなの手で、会社を良くしていける」という可能性、そしてそこに参加することで得られる「みんなの役に立っている」という手応えが、類グループに無限の追求力と活力をもたらすのです
==
まとめると、
類グループの強み「多角経営」を支えるためには、「社員全員が同じ課題を共有する」必要がある。
「社内ネット=誰でも発信できる場」があるから、課題を共有できる。
そして、それを支えるのが類グループの理念、
「自分たちの手で自分たちの会社を良くしていく=共同体意識」
です。

次回は、『劇場会議』と呼ばれる『多角経営』を実現するもうひとつの基盤について紹介したいと思います
類設計室 本社広報室の三上さん、お願いします

 

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