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2011年05月16日

「目配り⇒気配り⇒心配り」が仕事を変える~江戸しぐさ

こんにちわ 今日は、「目配り⇒気配り⇒心配り」の、「古き良き日本人の行動規範」の紹介 回目

1.古き良き日本人の行動規範
 a.茶道(型の文化とは?)
 b.江戸しぐさ
 c.和算(充足課題)
 d.三方良し(買い手良し、売り手良し、世間良し)
 e.日本と世界の礼儀作法や敬語

「江戸しぐさ」
です 😀
みなさんご存知ですか?ちょっとご紹介しますね 😉

傘かしげ…
すれ違う人と雨のしずくがかからないように、傘を人のいない外側にかしげあって気配りして往来する。
肩引き…
狭い道ですれ違うとき、肩を引き合って胸と胸を合わせる格好で通り過ぎる。
うかつあやまり…
足を踏まれたら、踏まれたほうが「うっかりしていました」と謝ることによって場を和ませる。
時泥棒…
江戸城の時計は一分の狂いもない正確なものであったため、武士ばかりではなく商人たちも時間には厳しかったことから、遅刻などで有効な時間の使い方のできない者を戒めた。

(「ハマっ子先生気まぐれ綴り」よりお借りしました:リンク

こんなやり取りが、江戸の時代は日常にあふれていました。
まさに、「目配り ・気配り ・心配り 」の日常で、それが豊かな江戸時代を気づいていったのだとおもいます。
続きの前に、応援いただけると嬉しいです
ありがとうございます

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こうした、「しぐさ」一つ一つがみんなを想い合ったものですが、そんな行動をとれるのも、
「多様な人々の集まる江戸の城下町において、周りの人々との共生、つまり社会人(社会の役に立つ大人)となる為に必要な規範が、自然の摂理を基礎としてしっかりと規範化された」(るいネット「大人しぐさ~江戸に学ぶ自然の摂理の修得法~」より:リンク
というものが、みんなの意識に浸透していたのだとおもいます。
次に、自然を敬っている江戸の人々の意識を紹介したいとおもいます

安穏と水はただでは得られない
こうして、みんなが節水をしていました。その中でも、夏の陽には”打ち水”をおこなっていて、この打ち水も、少ない水でいかに広く撒けるかを考え、そのコツを上のものが手にとって教えていました。
「朝顔に つるべとられて もらい水」
朝起きて、水汲みのためにつるべを使おうとしたら、朝顔のつるが絡まり使えない。だからお隣に水をもらいにいく・・・という風流な句ですが、これを江戸時代の寺子屋では、
①朝顔へのおもいやりと、自分のうかつさへの反省
を教えてると共に、
②水は貴重な資源である。それをお隣にもらいにいくのだから、”借りる”気持ちで、必ず感謝の気持ちでかえしなさい。
というところまで踏み込んで教えていたそうです。

身につけよう!江戸しぐさ (ロング新書)越川 禮子 (著) より
先述のしぐさも、深くはこうした「自然への畏敬の念 や、「周りへの感謝 を、小さい頃から、周りの大人たちがみんなで教えていったのだとおもいます。
そうした江戸だからこそ、産業は栄え、長い間充足が保たれる時代が築けたのだと思います。
今起きている地震や津波の危機も、江戸時代には多くあったようです。それを乗り越えてきた先人達の知恵と、感謝の気持ちを、今再び再生するときなのだと、強く感じます。
今日も、読んでくれてありがとう
次回は、そんな江戸時代にブームだった・・・・あの!「和算」についてです
お楽しみに

 

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