2011年12月15日
映像を通じて、日本中に元気を配給! ~株式会社ブロックス~
今回は、タイトルの通り、日本の優良企業を多数取材し、それらの取材映像を通じて日本全体の企業を元気にしてしまおう という少数精鋭の元気企業、株式会社ブロックスさん(HPはコチラ)を紹介します
まずは、ブロックスの掲げているテーマから。
~「顧客満足」が私たちのテーマです。~
私たちは、これからのマーケティング戦略においては、顧客満足の視点とともに、現場で働く社員の皆様の気持ちも大切な要件であると考えます。「お客様の喜びが働く人の何よりの喜びである」というサービスの原点を大切に、貴社のマーケティング戦略、CS経営の推進を全力で応援させていただきたい!これが私たちの願いです。
私たちが最も得意とする「映像」を中心としたコミュニケーション・ツールの開発だけでなく、店舗マニュアルの作成や研修会の企画、イベントの運営まで、貴社が推進される“お客様の喜びを第一に考える元気な社員とお店づくり”を様々な角度からお手伝いさせて頂きます。どうぞお気軽にご相談ください。
このテーマからも推測できるように、ブロックスの捉える「いい企業」とは、その企業に関わる全ての人々が充足出来る事、と定義されています。
実は、この視点は今後の日本、あるいは世界の次代認識において不可欠な要素なんです
今回はブロックスさんの数々の取組みの中から、上記の点の中身に迫っていきたいと思います 🙄
いつも応援ありがとうございます。
資本主義・自由主義を土台としたグローバル市場における利益重視の企業社会は、今明らかに歪を見せ始めており、毎日のように大企業の不正が暴かれています。不正が明るみに出る事自体は大歓迎ではありますが、重要なのはそれが何故今増えているのか?という視点です。
大日○製紙、オリ○パス等の不祥事を見れば解るように、彼らの行なってきた誤魔化し、隠蔽は、ずっと行われてきた事だったのです。まだまだ明るみに出ていない不祥事は、探ればキリがないかもしれません。
では、最近になってこれらの不祥事が明るみに出始めたのは何故でしょうか?
その答えは、
『市場縮小の深層:9 不正・不祥事の続出は、指揮系統の末路の姿』
こちらに詳しく構造解明されています。是非、ご一読を。
さて、本論に戻りましょう!(汗)
ブロックスの対象とする「いい企業=みんなの充足発」という視点は、私権追求という従来型の社会ではなく、共認充足という次代型社会の形を既に体現している企業であるとも言えます。経済情勢の悪化とは無関係に、人と人との間に生まれる充足を次々と生み出していく事の出来る企業は、その存在そのものが意識生産の主体であり、次代をリードする組織となります。
前置きが長くなってしまいましたが、ブロックスさんは実際どのように日本中に元気を配給しているのかを見てみましょう。
1.企業の成功事例に学ぶ~DOIT!の取組み~
一度は訪れてみたい、優良企業が目白押し。まずは、全ラインナップをご覧下さい。
コチラ☆
全国各地の多様な業種が取り上げられていますが、やはり遠方の会社に社員全員で見学に行く、というのは容易な事ではありません。
しかし、映像の強みを活かして、取材先企業の真似ポイントをまとめて紹介してくれるとしたら、とても有難い事ですよね。さらに素敵なのは、単に映像を見るのでは無く、これらの教材を使ってどのように社内研修を行えば良いか?までしっかりと考えられているところ。元気を配給したい、という意気込みが、ここからも伝わってきます。
本当に良いものは、ドンドンお勧めしたくなる。これって、なんだか日本人的ですよね。
2.自らも常に学ぶ姿勢を持ち続ける~社内勉強会~
ブロックスでは他社に対する「勉強会」の場だけではなく、自社内でも企画映像商品を使って毎月社内での勉強会の場を設けています。
普段なかなか伝えることができなかった事等も含め、社内でのすり合わせを行い、「いい会社」アンテナを磨いているんですね。その様子は食事をしながら和気藹々とやりとりをしている様子からも感じれます☆
また、議長役は毎回輪番制で回しながら、各自でテーマ設定を行います。社員全員が学び続けることで、新たな気づきや視点が生まれ、次の商品企画のアイデアや、社内の活力維持と共認形成の場となっているんですね。こうした謙虚に学ぶ姿勢が、今も尚成長する企業の秘訣なのかもしれません。
3.企業の期待に応える~試写交流会・セミナー~
従来の講演会型のセミナーではなく、「気付くこと」に重点を置いたセミナー。
短期的な効果を目的とせず、中長期的に組織力と人材力を磨いていくことを目的としています。
現在の不況期の中でも、元気に活力を持って業績を伸ばしている企業も日本には数多くあります。そうした企業の共通点として、どこも社員同士の絆が強く、お互いが協力しあう肯定性と、共に充足の出来る職場風土があります。
今身につけるべきは、小手先の方法論ではなく、自ら周りを注視し「気付き」を得て周囲と共有することで、自身や組織を見つめなおし、心の在り様を変え、行動を変えていくことが重要です。
そうした、これからの時代に本当に必要となる力がなんなのか??に気付くことができるセミナーになっているのは素敵ですね。
4.他社との協働事業~映像製作事業~
企業紹介の為の映像製作にも、多数の実績が有ります。良い映像を撮るには、相手との課題共認が不可欠。それ故、単に一方的に撮影する、指示された通りに撮る、というのでは無く、クライアントの期待を汲み取り、それを実現する為にはどんな映像が最適か?を共に追求し、日常業務に密着しながら映像を仕上げていきます。
この様に、単なる受発注の関係を超えた関係が、相手先と形成されて行く辺りに、ブロックスの姿勢そのものが現れていますね!
5.お客様との繋がりを大切に
スタッフブログでは、時たまお客様からの贈り物やお礼状等が紹介されています。単に、教材を買ってもらっておしまいというのでは無く、学びを通じて企業間の繋がりをとても大切にされている事が解りますね。
右の画像は、あるお客様から旅行に行った際にいただいたお土産だそうで、なんと可愛い手書きの手紙つきです。
仕事としてだけでなく、その後もお互いしっかり想いあって繋がっていくことができるというのは素晴らしいですね。
以上のような形で、多くの企業さんと『充足を共有』し、自らも学びながら日々繋がり構築に勤しむ、少数精鋭集団。DOIT!に学ぶ企業は、次は自分達が教材になれるように頑張る。これって、確実に活力が高まるポイントになります。理念と実践が、ピタリと一致してますね
■まとめ
様々な形で元気を供給しているブロックスさん。どの取組みにも共通している、普遍構造が見えてきました
るいネットより引用します。
『社内活力活性化の入口作り。まずは、みんなで成功体験を積む事から。』
今の世の中は、物的な豊かさが実現しているが故に、私権闘争の活力はほぼ衰弱しきっています。つまり、「豊かになりたい」という目標は万人の共通目標足りえません。しかし、企業は利益競争を行なっている訳ですから、どうしても競争原理から抜け出すことは出来ません。企業内の一体感を作りたいが、競争は不可欠。しかし、社員の意識はそこには向かっていない、という大きな矛盾を抱えてしまいます。
このような構造において、まず最初のポイントは、「誰もが取り組め、成功できる事」を共通目標に掲げる事です。挨拶、さん付け運動、清掃活動、社内新聞等々。これらは、誰もが同じように取組み、同じ成果を上げる事が出来るため、着実に『みんなの成功体験』へと繋がります。
次に、それらの上手く行った取組みを企業間で真似し合う事です。上記のような取組みは、数ヶ月もすれば達成できる為、自社内だけではすぐにネタが尽きてしまう可能性が高い。しかし、多種多様な業種の様々な取り組みに学ぶ(真似る)事で、次の目標を設定して行く事が出来ます。継続的に、みんなの成功体験を積む事で、活力を維持し一体感を形成して行く事が出来るようになりますね。
そして、何よりも全社的な目標を共認する事で、社内に共認圧力が生まれます。この、「みんなでやろう!」という意識はとても重要で、私権原理上の競争では無く、お互いに期待し高めあう圧力が生み出せるし、何よりも期待に応えて行こう、という意識が伝播して行きます。この様な形で社内に共認充足が生まれれば、お客様にも同じように接していく事が出来るようになります。そして、期待⇔応合は、感謝の源泉。みんなが感謝し合える事は、最大の共認充足。
みんなが充足できる仕組み作りと、感謝の連鎖反応。これらは、特にBtoCの業界においては、かなり効果的に業績UPにも繋がります。長引く不況の中では、誰もが活力や充足を求めているので、もしかしたらこの感謝の連鎖は、経済効果以上のものを生み出すかもしれません。少なくとも、経済破局という市場崩壊局面に陥ったとしても、確実に秩序は保たれると思います。
そして何よりも、感謝の引力って、既にお金の価値を超えてますもんね♪
みんなが充足できる仕組みを、事業化しているブロックスさん。社会的期待に応えてくれている、とても有難い企業なのだと気付きました。ありがとうございます。
画像は以下のサイトからお借りしました。
http://www.doit-fun.jp/company/recruit/staff.php
http://www.doit-fun.jp/about/
http://www.doit-fun.jp/blog/
- posted by tyani at : 21:40 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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