2012年10月29日
活力と一体感を生み出す類グループの社内ネット紹介第15回~経営者の本気が会社を転換に導く~
先日、類グループで主催している、新概念勉強会の成果発表会が行われました。
参加して頂いている企業の経営者の方々からたくさんのお話を聞くことができました
今日は、その中から、
「根本的な活力は、期待とそれに応じる充足 「期応充足」からしか生まれない。」
という気づきをもとにお話していただいた、S社:M常務さまの発表内容を紹介させてもらいます
S社さまは、さまざまな試行錯誤を経て、勉強会参加・社内ネットの導入に可能性を感じてくださいました。
そこまでに至る経緯をじっくりとお話していただいたので、紹介させていただきます
行き詰まり~継続しない、プロジェクト
もともと、なんとか社を盛り上げていきたいと考えていたM常務。
「社内活性化プロジェクト」を立ち上げました。
その会議では、「こうしよう 」「やってみよう 」とアイディアは出るものの、メンバーがそれぞれ業務に戻ると、業務での不満や不全が出てしまう。問題解決にならなかったのです。
では、この不平不満をみんな、出してみよう!と、「不平不満改善プロジェクト」を立ち上げました。
そうすると・・・
「個々の主体性がない」「部署の役割がきちんとできていない」・・・etc。
50項目以上も上がってきました。
項目はたくさん上がってきたけど・・・解決策がない
プロジェクトは凍結になりました
そこで、出会ったのが・・・新概念勉強会 😀
勉強会参加の決心~活力の高い組織に、まずは呑まれる。
行き詰まりを感じられていた時に、類グループとの出会いがありました。新概念勉強会への参加のお誘いがきました。
最初は、どのように効果が表れるかまでは、想像できなかったけれど、類グループを見て、
「活力の高い組織が、進化し、発展し、生き残りつづけるんだ」
そして、それを類グループは実践している。
よし、まずは、「呑まれてみよう 」と思い、参加を決心されたそうです。
一番の気づき~「期応充足」から活力は生まれ、継続する。
今まで、「社員の活力が上がらないんだ」と話すと、「もっと厳しく言っていかないと。締め付けも必要だよ」と言われました。
しかし、M常務はそんな言葉に違和感があったそうです。
「ムチを打つ。そうすると、社員はそれに慣れてきて、“とりあえず”課題をこなすようになっていく。そうすると、またさらに強いムチを打つ。また社員はこなすようになる・・・これでは、意味がないんです。」
そうおっしゃるM常務は、この違和感は勉強会で、「1970年:貧困の消滅」を知ったとき、序列原理での経営では決して社員の活力は上がらないんだ。と確信しました。
新概念勉強会で歴史構造論を学び、人類の根本的な活力は、
「人と人の間にある、期待そそれに応える充足にある。」
と気づき、これは今までのような、とってつけたような物ではない。人類の根本的な活力なんだ。
だから、継続していくんだ。と大きな気づきになりました。
今後の方向性
今後は、今日の成果発表会に参加してくれた社員さんとともに、社内掲示板を盛り上げて、
「共認で形成されていく会社」
を、もっと実現していきたいとおっしゃっていました。
経営者の方たちは、先端の圧力を感じているからこそ、早くから「今のままでは、成長しない」とキャッチされ、さまざまな方向性を模索されているんですね。
来週は、さらに、社内ネットが活性化しているM社さまを紹介していきたいとおもいます
- posted by nisi-miw at : 10:30 | コメント (0件) | トラックバック (0)
コメントする