☆ランキング☆
にほんブログ村 経営ブログへ

最新記事一覧

最新コメント

最新トラックバック

2012年11月01日

企業訪問シリーズ~行って来ました!あきゅらいず美養品~

当ブログで以前ご紹介をさせて頂いた「あきゅらいず美養品」の記事に、なんと代表取締役の南沢様からメッセージが!
大切な想いがお互いに繋がり、素敵企業として、そしてファンとしても待望のご対面をする事ができました!今回は、あきゅらいず美養品に実際にお伺いして、南沢代表、そして 松本副社長を始めとする、あきゅらいずの皆様との幸せたっぷりな一時をご紹介します。
ブログのコメント欄を通じて、「是非ともお会いしたいと思います。」とメッセージを頂き、その後なんと手書きのお手紙まで頂いて、それだけでも嬉しくて 😀 飛び上がってしまったのですが、何回かのやり取りを通じて、いよいよお会いする事に♪

にほんブログ村 経営ブログへ


まずは、12時ちょうどに「森の食堂」にお邪魔して、今日の定食を南沢代表と一緒に頂きました。
 
今日のメニューは、イカフライ・煮物・ほうれん草のおひたし・納豆に、味噌汁とご飯。ご飯は、五分付きのお米と玄米をお好みで。
%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%85%E8%A8%AA%E5%95%8F004.jpg
  
この 「森の食堂」は、基本は社員食堂として使われているのですが、事前予約をすればお客様でもご利用頂ける素敵な空間です。到着時も、お客様らしき方がすでにおしゃべりを楽しみながらチラホラ。そして、徐々にスタッフの方々がいらっしゃって、自分達で配膳して、頂きます 。給食のような風景ですね。
%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%85%E8%A8%AA%E5%95%8F005.jpg%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%85%E8%A8%AA%E5%95%8F018.jpg
食べ終わった後は、ちゃんと自分で食器を洗って「ごちそうさま」。大家族の食卓風景は、居心地も良いし、何よりもみんなでいただくご飯は絶対に美味しい
  
この食堂が出来たキッカケも、素敵 なんです。
 
あきゅらいず専属(関連会社)の梱包会社である、テトテトのベテランスタッフさんの一人(Aさん)が、65歳を迎えた時のこと。
そう、一般企業で言えば“定年退職”の年齢です。ところが、定年を迎えた当の本人は至って元気。もちろん、続けて働く気は満々。これって、本人だけの問題では無く、突き詰めれば誰もが必ず到達する、普遍的な問題です。
 
そこで話し合いが行われ、梱包作業の手間としては効率性は確かに落ち始めているが、じゃあAさんの得意な事ってなんだろう?ってなったんです。
 
その時Aさんは、「美味しい料理なら作れるよ!」と手を上げてくれたのだそう。それは良い 😀 、という事で調理担当としての新たな役職が生まれました。元々、職場の小さな水屋で簡単なお味噌汁を作ってお米を炊いて、という事はちょくちょくやっていたので、この機会に食堂を作ろうか、という話になり、希望者を募ったら結構手が上がって・・・と、トントン拍子で「森の食堂」が誕生したのだそうです。
 
Aさんは、70歳を過ぎた今でも皆からバァバとして慕われていて、美味しい料理の調理方法をレクチャーしたりと、皆の人気者環境が人を育てるのは、いくつになっても変わらないんですね。
  
             
あきゅらいずでは、9年前から自然農法に拘った「あきゅ農園」も運営されていて、その農園で取れる食材がそのまま、 「森の食堂」での社員さん達のお食事に活用されています。文字通りの、自給自足です。沢山の収穫があった時は、なんとお客様にお裾分けをされています。
昨年と今年は、かなりの量のお米を、津波被災地域の仮設住宅に提供されたそうです。この農園で採れた作物は、販売用としてはあまり考えてはいないが、自然農法の維持、そしてイザという時の仲間達の食糧確保として大切に守って行きたいという事で取り組まれているそうです。元々、松本副社長のご実家で営まれていた農業がきっかけとなり、今でもスタッフが交代制で現地に入り、農業を通じて人材育成にも活用されているとか。
 
自然の摂理を大切に守られている企業ならではの取り組みですね。
 
IMG_2104.jpgこんな感じで、お食事タイムからおしゃべりが盛り上がっている所に、あきゅのスタッフさん達も続々と登場。ここで、類グループのあきゅらー達から、感謝ボード をプレゼント
 
 
 
南沢代表を始め、スタッフの皆さんが集まってきて、皆さんに喜んでいただく事ができました。中には、涙を流して喜んでくれた方も!日頃から、本当に想いを込めて商品をお届けして下さっている姿が、目に浮かびました。感謝と感謝の重なりあい、嬉しいですね
 
 
%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%85%E8%A8%AA%E5%95%8F007.jpg%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%85%E8%A8%AA%E5%95%8F016.jpg
また、とりわけ元気なお姉さんは、なんと6年前はあきゅファンの一人のお客様だったそうです。あきゅらいずの姿勢に感銘を受け、ファンとして本気の期待を、時に厳しい言葉も含めて伝え続けて下さったそう。それが、いつの間にかスタッフとして関わるようになったのだとか。素敵ですね。単なる消費者としてでは無く、生産者として「本当に良い物をお届けしたい。」という想いが結実したのですから。

 
スタッフの皆様と感謝の交歓をした後に、次は「森の楽校」や「オフィス」、「ラボ」等も見学させて頂きました。とある企業の倉庫だった施設を改装して使われているのですが、「森の楽校」は普段からフリースペースとして完全開放しているそうです。近所の子供達が駆けまわり 、お年寄りが集まってきてはピアノ を弾いて合唱 をして、とみんなの充足が生まれる空間。もちろん、イベントスペースとしても活用されていますが、基本的には地域の為の場として用意されたそうです。あきゅらいずを訪れるお客様が、道で場所を尋ねた時に、しっかりと場所を教えて頂ける。そんな場所になれたらいいな、という想いが発想の元。
%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%85%E8%A8%AA%E5%95%8F023.jpg%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%85%E8%A8%AA%E5%95%8F026.jpg
 
オフィスの方は、輻射式空調を採用したオープンな空間。お肌の乾燥などに対して、きちんと配慮された環境計画。もちろん、間仕切りなんかありません。全体が見渡せるスペースで、床座形式のミーティングスペースや畳の休憩室なども、全てオープン。
伸び伸び、イキイキと仕事をされていました。施設のお掃除も全員交代制。委員会や部活も次々に生まれて、本当に皆さん自主的に仕事を管理し、組織を管理している様子が伝わって来ました。また、森の楽校やオフィス空間なども、実はあきゅらいずファンのお客様が設計して下さったそうです。あきゅらいずの理念に共感されているから、与件もピッタリ、阿吽の呼吸で計画が決まっていったそうです。
 
こうやって職場案内をして頂いていると、当然ながら色んな社員さんとすれ違います。その都度、南沢代表は必ずチャチャを入れるんです。もう、仲間のことが大好き なんですね。すれ違う度に、必ずその方にピッタリな言葉が掛けられ、気持よく挨拶を交わすことが出来ました。来客スペースも、素敵な空間。これもやっぱり、お客様に頂いたお金が元手だからこそ、どんな使い方をすれば喜んで頂けるか?という事を考えて造られたそうです。
 

 
ちょっと会話を交わすだけで、次々に素敵な物語が飛び出してくる。本当に会社全体が充足空間なあきゅらいずさん。その秘訣はどこに?
 
1.経営者コンビの息がピッタリ
南沢代表と、松本副社長。この男女のコンビが、見事にお互いの存在を活かし合い、支えあっているんだな~という事が良く解りました。南沢さんは、一度考えだすと止まらない。そして、これだ!と思ったらもっと止まらない 🙄 。溢れでてくる南沢さんの想いを、しっかり受け止めて、松本さんが形にしてくれる。
もちろん、松本さんも日々沢山のアイデアが出てくるそうですが、片っ端から南沢さんに投げかけると、すぐに結論が出るようです。面白そうだとノリノリになり、つまらなそうだと、放って置かれる。つまり、南沢さんが羅針盤なんですね。二人の呼吸がピッタリで、本当に補い合って成立してるんだな、というのが良く解りました。
 
2.問題意識から目を逸らさない姿勢
なんかおかしい。今の世の中、そう感じることは日常茶飯事。大手企業で営業経験を積んできた事もあり、南沢さんの中には沢山の違和感があったそうです。もちろん、今でもおかしいと感じる事はまだまだある。だからこそ、考える事を止めない。考えて、悩んで、聞いて、実行して、の繰り返し。決して他人ごとにはせずに、常に当事者としてあらゆる問題に立ち向かう姿勢があります。
あきゅファンのお客様がいつの間にか共に働くスタッフになっていったのも、現実問題を常に受け止め続けてきた南沢さんだからこそ、実現できたのでしょう。
 
3.解らない事を放置しない
材料のこと、仕事のこと、流通のこと。お客様にきちんと説明し、聞かれても答えられないような仕事だけはしたくない。だからこそ、徹底的にこだわり、解らない事は調べる。材料を集める為に現地に飛んで行ったり、梱包に手抜きをしたく無いから、値段だけで業者を選ぶようなことは避けて、結果的に配送も全て自社で賄うようになり。常に追求し続けてきたからこそ、コアなファンの心を掴んで離さない美養品が生まれたんですね。
 
4.常に先の事を考えて
今後の社会はどうなるのか?もしかしたら、紙幣価値なんで本当に意味が無くなるんじゃないか?直感的ではあるが、現実を直視してきたからこそ育まれてきた勘の鋭さを感じました。今の社会システムは崩壊するかもしれない。こんな危機感にも、ちゃんと対応策を考えています。例えば、上述した「あきゅ農園」を活かして、メディカルファームのような構想が練られていたり。目指すはピンピンコロリ、誰もが最後まで役割を持って活きられる場作りを目指して、日々前進中!
 
5.とことん「実現思考」!
南沢さんとお話をしていると、全ての思考が「実現思考」に貫かれていると感じました。結局のところ、どーするかを決めなければ、何も生まれて来ません。そして、どうすれば良いか?を、常に発信されているんだろうと想います。そんな想いに触れて、仲間がドンドンと集まり、集まったことによってまた新たな可能性が生まれ、一つ一つの事業や商品が実現して行く。あきゅのスタッフさん達は、南沢さんの思考に触れ、南沢さんは皆に委ねて、お互いの期待⇔応合関係が職場全体の空気となって行き渡ってる。だから、とにかく居心地が良い。
 
あっと言う間に3時間くらい経ってしまい、まだまだ話したいことが沢山あるままに、お別れとなりました。あきゅらいずさんも、共同体を目指しており、そしてまた新しい社会を目指している方々です。企業同士の繋がりをもっと深めて、社会の期待にドンドン応えていきたい。そんな想いをさらに高めてくれる、素敵な出会いの体験でした。
 
あきゅらいずの皆様、ありがとうございました!
 
                           2012年10月30日(火)
                           類グループ 川井・久保田

 

コメントする

comment form

trackbacks

trackbackURL: