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2012年11月10日

活力と一体感を生み出す類グループの社内ネット紹介第16回~社員活力上昇の最後の処方箋…M社の場合

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「社内ネットを導入した今、それがなかった場合と比べることはできませんが、社内ネットがなかったら、恐らく自分の心はずっと厳しい状態だったのではないかと思います。」
 
「社内ネットと出会えて、すごく希望がうまれたのであります。」

 
他の経営者との会合でそう講演されたM社のW社長。
15年間、社員の活力上昇をテーマに様々な取り組みをされたW社長の軌跡を追いながら、企業経営における社内ネットの可能性を見ていきたいとおもいます。
↓ポッチとお願いします。

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早速、講演内容を見ていきましょう。

1.15年間の社員活力上昇の処方箋

 
二代目として経営に関わるようになって、業界構造も大きく様変りしていきました。
それに対応して会社の経営指標を、『売上』から『利益』、そして『お客さまの数』と変化させてきました。
『お客さまの数』を上げるためには、お客さまとの縁と信頼関係を大切にする必要があり、そのために、社員みんなが人間的に成長して信頼されることで社風を良くすることを目標に置きました。
自分は決してカリスマではないので、社員の活力を上昇させるため、社長・社員の一対一ミーティングや飲み会なども精力的にやりました・・・・・・
ところが、一時は盛り上がるが続かない・・・・・・という結果が続いたのです。

2.「共認の時代」における社員活力の源 

そのようなときに、類グループの社会事業部と出会い、既に「共認の時代」に入っていて、今の人は「人の期待に応えることが充足になる」こと、そして、「充足力」や「認識力」という認識を教えてもらいました。
これらの認識を知り、社員の活力が少しでも上がればきっと成果につながり、それが勝つことになる、勝って勝ち癖がつけばまたみんなの活力が上がっていくという循環ができると考え、半ば諦めかけていたチームワークづくりとか、活力上昇にもう一度取り組んでみよう想い、社内ネットを導入することにしたのです。

3.共認システムとしての「社内ネット」

私は社内ネットを「大なべ」と比喩しています。

みんな素晴らしいものをもっているのだから、それを自分だけのものにしないで、目の前の大きな鍋に入れようよ。それで誰かが助かるかも知れないし、感謝されるかも知れない。助かった人は自分が美味しいものを食べさせてもらってばかりじゃ悪いから、自分も何かで貢献しようと美味しい具材を入れるようになると想う。
そうすれば、ひとりで食べるんではなくて、みんなで美味しい鍋をつくって、みんなの力で美味しい鍋にすれば、一瞬でみんなのレベルも上がるし、経験値も上がる・・・・・・
社内ネットをそういう知恵と感謝の場にしたいと想っています。

4.「社内ネット」の実際

社内ネットでは、私が理念とか捉えかたについて想ったことを書くことが多いのですが、最近では、社員から失敗報告がでてくるようになりました。失敗は、会議ではなかなか言えないし、会議で出ればついつい追及論になってしまいますが、社内ネットなら冷静に確認できます。私は、「失敗は悪ではない、失敗から学ばないのが悪。」と言って歓迎しています。
また、仲間への感謝の投稿もでてきています。
さらに、自分自身を語るリレー投稿もでてきており、それらがベースになって社員同士の会話が始まり、本当の仕事の話に発展していく入口になったりしています。
そして、社員みんなの読了率が上がると、仲間意識も深くなっていくような感覚を覚えています。
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5.夢の「ありがとう経営」へ

私は、昔から「ありがとう経営」を目標にしてきました。
それが社内ネットを使い始めて、社員同士が感謝されあい、認識を共有でき、同じような認識力をもって同じレベルの答えがだせるようになり、お客さんの期待に応えることにつながっていく・・・・・・それが「ありがとう経営」であると具体的にイメージできるようになりました。
昔思い浮かべていた「ありがとう経営」は自分の勝手な想い、イメージでした。
でも、今は「共認の時代」という時代潮流の上にしっかり成り立っているという認識をベースにした目標なので、これからも揺るがない、と想っています。
これからも社員みんなの認識力の向上を目指し、社内ネットで深めていきたいと考えています。

 

最後にW社長は、
「ずっと時代が変わって欲しいと想っていました。3.11以降、こういうひどい形に変わることを望んでいた訳ではないですが、私たちの出番が来たとも感じています。そういう認識で居られることに心から感謝して、社内ネットを突破口としてこれからも学んでいきたいと想います。」
いう言葉で締めくくられました。

社内ネットは、社員活力を上昇させ、認識力向上に繋げるばかりではなく、経営者の真摯な想いを強く、そして、ピュアにしてくれる突破口にもなると思いました。

 

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