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2012年11月21日

成功を導く確かな理論~共同体類グループの事例25『こいつらとだったら勝てるかも!』という仲間プラス視~

こんにちは
“リーダーは頑張っているのに、チームの一体感が足りない・活力が上がりきらない”という状況ってありませんか
今回は、そんな状況から脱し、さらに上位の課題に向かえるようになった事例をご紹介します
自ら率先して成果を上げてきたAさん
今までは、自分に与えられた課題は勢い良く進めたり、どんどん盛り上げてお客さんを巻き込み、成果を出していました
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だから、今まで以上に高い成果が求められる重大なプロジェクトのリーダーを任されたのです。その課題は、今までと同じようなやり方ではうまくいかないものでした。
そのプロジェクトの重要会議で、Aさんが一人でしゃべり続けてしまったり、何度もメンバーと課題の確認をしているはずなのに課題が進まなかったり、居眠りをしている人がいたりと全体の参加度が下がっていました 😥
プロジェクトメンバー間の一体感がなく、みんなの活力が上がりきらないなぁと感じると同時に、日に日にAさんの元気がなくなっていったのです

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●Aさんの活力がさがっていった原因は?
それでは、なぜAさんは活力がさがってしまったのでしょうか
今回の課題は、いかにまわりとの連携がとれているか・心を合わせられているかが重要でした。
これまで自らその場の盛り上げ、斬新なアイデアで成果を出してきたFさん。
そのため、仲間に委ねることができず課題を抱え込んでしまい、課題の状況や方針を一方的にメンバーに伝えることになってしまいました
メンバーは何のためにその課題をやるのかがわからず、活力がさがってしまったのです
このような状態が続き、Aさんの活力もどんどん下がっていったのです

●Aさんの転換点
その様子をみて、一緒にプロジェクト課題に取り組んでいる後輩のHくんが、期待と合わせて皆の想いを伝えてくれました 😉
そのことを社内ネットにも投稿してくれたのでご紹介します
(社内ネットについてはこちら

Aさんへ~「一緒に勝ちに行きましょう」~

今週のミーディングでAさんの活力ダウンをはじめて耳にして、
昨日、2日間欠勤しているという話を聞いて、
プレッシャーなのか、焦りなのか・・・
そこまでいろんなことをAさんが抱え込んでいたことに
全く気付けてなくて申し訳なかったと思う一方、
冷静に考えれば、こんなに大変な成果競争の中、
高成果を期待されるこのチームで旗振りをすることは
周りが思っている以上に大変なことなんだと改めて実感しました。
大変ですよね。うん。
ただ、ご飯会でも伝えたように、
Aさんは、自分が思っている以上に「自分が何とかしなければ・・・」と
思い込んでいる気がします。
後輩からの生意気な意見かもしれませんが
Aさんが会議の議長になっただけで、勝手に成果がポンポンあがるとは
正直これっぽっちも思っていません。
Aさんは、そんな器用なタイプでもないし、
どっちかというと、100発打って、1発当てにいくような感じで、
でも、それが何かいつの間にか周りに火をつけいるタイプな気がします。
正直、指示が分かりにくい時もあるし、
計画性がないなーと思うときもありますが、
その都度わざわざ電話で確認してくれたり、社内ネットの成功事例とか
先輩としっかり相談してきてくれたりとか・・・
そんなAさんを見て、
「この人についていけば勝てる!」と思っているわけではなく、
「この人と一緒に勝ちに行こう」って思っています。

全然、頼りないメンバーかもしれませんが、
向いている方向は同じですよ。
みんなでがんばっていきましょー☆

Aさんは、この投稿がとても嬉しかったそうです さらに、この投稿への皆の反応を見て、みんなの期待はこっちなんだと確信することができました
そして、『仲間を信頼し、一緒にやっていこう』と心から思えたのです
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●まずは、仲間プラスの意識から!
では、Aさんが『仲間と協力して課題を進めよう』と思えたことで活力が上がったのはなぜでしょうか

~るいネットより~
課題共認の前には“こいつらとだったら勝てるかも!!”という仲間プラスの意識が不可欠。
共認の時代。集団を統合するにも「課題(状況)共認→役割共認→評価共認」が不可欠なんだけど、みんなの気持ちがうまく一体にならないことがある。
何が足りないんだろう…?!
こんな時は成立過程を押さえなおすこと!
ということで、実現論に立ち戻ってみました♪♪ 
(中略)
元々縄張り闘争に負けた弱い雄たちは、餌はかすめとりかろうじて生きていけるが、周りはみんな敵、という状態で常にビクビクしていた。
そんな時、相手を注視し続けるうちに“相手も同じく依存し、期待しているんだ!”ということに気がつき、深い安心感を得た。
この安心感が、相手プラス→仲間プラスの共感を形成した。
(詳しくは、実現論1_4_04 実現論1_4_05
そう、私たちの祖先 原猿は、1番の課題である縄張り闘争に1人で勝つことが出来なかった。けど、同じ思いでいる仲間の存在に気がつき、安心し“(1人では無理だったけど)こいつらとだったら勝てるかもしれない!”と(元々もっていた)闘争本能を奮い立たせて仲間と縄張り闘争に向かっていったのだ!!
この“1人では無理だけど、こいつらとだったら勝てるかも!”という気持ちが母胎となり、より上位の闘争系・集団系の課題を共認できるようになったのだ!

Aさんは、課題共認の前にある『こいつらとだったら勝てるかも!!』という仲間プラス視ができたからこそ、仲間と課題を進めることに可能性を感じ、活力が上がっていきました
そして今では、仲間がうまくいったときにはみんなで喜べるように社内ネットに発信したり、肯定的な声掛けや、どう思っているか話を振ったりできるようになりました
その結果、重要会議でメンバーからの発言が増え、みんなで地域のお客さんにどう応えていくか、課題共認・役割共認ができ、活力が上がってきています

是非、皆さんの周りにも同じような境遇で悩んでおられる方がいらっしゃれば、まずは『こいつらとだったら勝てるかも!!』という仲間プラス視の重要性を伝えて挙げて下さいね 😉
それでは、次回もお楽しみに~

◆これまでのバックナンバー◆

成功を導く確かな理論~共同体・類グループの事例・これまでのまとめ①~
↑成功を導く確かな理論①~⑪はこちらをご覧下さい☆
成功を導く確かな理論~共同体・類グループの事例・これまでのまとめ②~
↑成功を導く確かな理論⑫~⑱はこちらをご覧下さい☆
成功を導く確かな理論~共同体・類グループの事例・これまでのまとめ③~
↑成功を導く確かな理論⑲~24はこちらをご覧下さい☆

 

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