2013年03月23日
類グループ社会事業の認識勉強会・研修会、盛り上がっています!(前編)
大転換の時代、これから生き残る企業に求められる能力は何か?
いかなる状況におかれても答えを出せる「認識力」が最先端の能力。
そして全ての活力の源泉となる「充足力」が最基底。
この「認識力」と「充足力」の両輪が企業を進化させてゆく推進力となります。
こうした次代の期待に応えるべく、類グループ社会事業部が運営する企業(法人)向けの【認識勉強会・研修会】、開講からもうすぐ一年、おかげさまで好評いただき、盛り上がっています!
◆1.新概念勉強会Aコース
◆2.新概念勉強会Bコース
◆3.認識道場
◆4.社内ネット活性化委員会
◆5.本気の女子会
前編は「新概念勉強会」のご紹介です。
※「新概念」とは、人間の意識や社会の基礎的な構造を抽出し概念化したものです。類グループでは、歴史を遡り、徹底した事実の追求から、社会の期待に応え続けるための新概念を導き出してきました。
経営者・幹部社員向け【新概念勉強会】
経営者は次代を読み、全社員が共認できる「正しい方向」を提示する必要があります。
そのためには、経営者自身が、人類の意識構造や社会構造についての根源的な構造認識を習得することが不可欠になってきます。
こうした構造認識を学ぶ勉強会に、多数の企業経営者の方々にご参加いただいています。
勉強会は1グループ6名程度の少人数制ですので、じっくりと学ぶことができますし、経営者同士の情報交換、交流・追求の場としても活性化しています。
(勉強会は全12回、6ヵ月コースが基本です)
◆◆◆1.新概念勉強会Aコース◆◆◆
★コンセプト:次代を読み解く認識力を身に付け、答えを出す!
Aコースの大きなテーマは、この大転換が何を意味しているのか、人類の新たな活力源と、それが生み出す新しい社会の姿を明確に掴む。
経済、政治、社会共認(世論)の視点から時代を読み解いていきますが、最も注目すべきは、社会の最も深い次元、つまり人々の意識潮流(活力源、可能性収束の方向性)に何が起こっているかをつかむことです。
これによって、新しい社会の姿がどのようなものか、そしてそれに適応すべく会社をどのように変革してゆくべきかが見えてきます。
○テキスト
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1
近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2
専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口
(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口
(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
◆追求テーマ(例)
○意識潮流の大転換「私権から共認へ」→経済・市場はこれからどうなるか/若者の深層意識と活力源を構造的に捉えるetc
○これから求められる「新理論」→人類にとって、社会にとって観念とは何か/現代社会の社会共認(世論)形成上の問題は何か/組織統合の本質と企業改革の照準を定めるetc
みなさんからは、「意識潮流を学ぶことで、社員の意識を肯定的に捉えられるようになった」「これまでも幾多の社内改革に取り組んできたが、新概念を切り口に考えると、取り組むべき課題の照準が見えてくる」等々の声をいただいています。
◆今、こんな感じです!
昨年4月の第1期(東京)開講以来、現在は第2期(東京)、第3期(大阪)メンバーが同時並行で学んでいます。
第2期(東京)メンバーは昨年10月からスタートし、新概念をじっくり吸収した上で、現在は、新概念を使って自社の実践課題を発掘・追求しています。
いよいよ4月には最終回、5月初旬の成果発表会に向けてエンジン全開です!
※参考:第1期 新概念勉強会 成果発表会 開催報告♪
新概念勉強会☆第2期生の想い☆~新しい認識への大きな期待!~
◆◆◆2.新概念勉強会Bコース◆◆◆
★コンセプト:新概念を歴史体系的に基礎から学ぶ「史的実現論」勉強会
Bコースの大きなテーマは、サル社会から生物史にまで遡って解明された、人類の歴史段階的な進化の構造(=実現構造)から、より総合的な概念装置を学ぶ。
生物進化の歴史、サル・人類史を扱う本格的なコースですが、より根源的な地平で、進化適応とは何か、人の意識とは何か、集団・組織とは何か、統合とは何かetc学ぶことができます。
○テキスト:実現論前史
イ.可能性への収束=統合
ロ.雌雄の役割分化
ハ.哺乳類(原モグラ)時代の性闘争本能
ニ.サル時代の同類闘争と共認機能
ホ.サル時代の雌雄分化
ヘ.人類:極限時代の観念機能
ト.人類の雌雄分化と人類の弱点
◆追求テーマ(例)
○進化史から学ぶ組織論→外圧適応態とは何か/人類の意識構造はどのように形成されたか/共認統合とは何か、親和共認・課題役割共認・評価共認の関係構造etc
○進化史から学ぶ男と女→安定と変異の両立、種としての調和/闘争と生殖の関係構造etc
みなさんからは、「当時のサル・始原人類の気持ちになって想像してみると感慨深い」「遠い昔の話のようでいて、まさに今の人々の意識や組織を考える上で使える概念、応用範囲が広い」等々の声をいただいています。
◆今、こんな感じです!
第1期が今年2月開講。数億年にわたる壮大な歴史に同化しながらも、経営者のみなさんは常に実践的な組織論、経営論に引きつけて吸収されています。
日常は多忙を極める経営者のみなさん、2週に一度、じっくり思考を掘り下げる場を柔軟に楽しんでおられます!
※参考:実現論前史、前半を学んで
新概念の最強勉強法!
新概念をしっかり吸収⇒反復学習
新概念を吸収し、使いこなせるようになるためには、どのような勉強法が最も適しているか?
シンプルですが「反復学習」が確実に成果が出る方法です。
近現代の教育手法に慣らされてきた我々は勉強というと、「理解すること」「(自分なりに)咀嚼or解釈すること」に頭が向かいがちですが、新しい概念を使いこなせるようになるには、まずは脳回路にしっかり定着させる以外に方法はありません。
子どもが言葉を覚えて使えるようになるのと同じです。また、論語等の厳選されたテキストをひたすら反復暗唱してきた近代以前の日本人と、膨大な情報を理解することに追われている現代人とどちらが言語能力か優れているか、、、
このことからも「新概念吸収の王道は反復にあり」ということで、勉強会では「反復学習」に力を入れ、実際に新概念を駆使していけることを目標としています。
さらに反復効果を高める「暗唱学習」も一部取り入れています。
重要箇所or気づきのあった文章を暗唱できるまで覚えるというものですが、実際に暗唱をやってみての感想ですが、日常は経営者も膨大な情報を処理する頭の使い方になりがちですが、ひとつの文章をじっくり暗唱するのは頭の使い方が全く違い、とても新鮮で面白いです。
頭の使い方のバランスを保つ、あるいは地頭の思考力を鍛える上でも暗唱は効果がありそうです。
※参考:「観念力とは何か?」観念回路を形成するのは反復千回
構造化能力を身につける⇒図解演習
もうひとつの実践的な勉強法が「図解演習」です。
ものごとの本質をつかむ「照準力」、幹・枝・葉の関係を構造化する「構成力」は経営・仕事場面で実践的に求められる能力です。
これらの能力を身につけるべく、図解演習を勉強会でも取り入れています。
具体的には、新概念テキストの重要ポイントの図解を反復学習に用いて、内容理解を深めるとともに、構造化=図解のコツを学びます。
勉強会の後半では各社の実践課題を題材に、実際に自ら図解を作成、原因分析と構造化、突破口=答えを追求します。
※参考:図解化演習の基本
るいネット経営板、必読投稿集を活用
テキストの内容を深めていく副教材として、るいネットの投稿群を活用しています。
特に「るいネット経営板」には、組織活性化の事例、社員の能力アップのヒントが満載です。
本格的に認識力を育みたい方には「るいネット必読投稿集」を毎日コツコツと(3記事くらい)読むことをおすすめしています。
また新概念の勉強を進めていく上でも、日々新概念に触れて思考する、新概念を実際に使って発信することが習得の近道ですので、その実戦訓練として、勉強会でも「るいネット」の読了と投稿を取り入れています。
投稿を書くことで、気づきや問題意識も整理されますし、皆と共有できる、反応やアドバイスを得て前進させることができます。
※参考:社内板・るいネット経営板は共認時代に適した学びの場(ネットだから実現できる!)
次回勉強会の説明会あります!
新概念勉強会の目的はまず、経営者・幹部社員自身が新概念を習得し、いかなる状況におかれても答えを出してゆけるようになること、つまり企業としての生き残りです。
そしてその先に、企業の枠を超えて、共同体を志向する企業同士のネットワークを構築し、共同体社会の礎を築いてゆくことです。
いわば、新しい社会を自らの手で生み出し、体現してゆく活動です。
これからも企業の枠を超えた共認充足をどんどん拡げていきたいと思っています。
関心をもたれた企業様向けに「新概念説明会」を随時開催しています。
類グループの共同体経営をご紹介する会社案内もあります!
次回説明会は、東京会場:5月下旬を予定しています。
nw@rui.ne.jpまでお問い合わせください。
記事の後編では、【社員研修会】(◆認識道場 ◆社内ネット活性化委員会 ◆本気の女子会)を紹介します。
経営者だけでなく、ともに働く社員たちも、もっと力をつけたい、もっと充足したい、もっと会社を活性化したいという想いは強く、「自分たちの手で作り出せる能力」「自分の頭で答えを出せる能力」を身につけるべく、勉強を開始しています。
後編記事もお楽しみに!
- posted by iwaiy at : 15:22 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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