2014年04月22日
ちょっと教えて!~「捕鯨問題」~
南極の調査捕鯨の中止が決定されました。
反捕鯨国は「クジラが絶滅に瀕している」「クジラ類が学習能力が高く賢い生き物だから、そのような生物を殺すのは野蛮だ」などの主張をし、環境保護を全面に打ち出しているが、それが問題の本質ではありません。
以下の投稿を読むと、各国の政治的な思惑が見えてきます。今後のニュースの見方も変わってきますよ♪
→反捕鯨のきっかけは、アメリカがベトナム戦争でつかった「枯葉剤」の大量散布による環境破壊や健康被害の批判回避のために打ち出されたものなのです。
●反捕鯨のきっかけはベトナムの「枯葉作戦」の批判回避http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=289130
→反捕鯨活動はグリーンピースやシーシェパードなどの過激な環境団体の行動ばかりが目につくが、その背後にはアメリカを中心として食肉輸出国の畜産団体や飼料穀物輸出団体のロビイストたちが活発に動いています。
●反捕鯨活動の背景http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=237047
→実際には、クジラが増えすぎて海の生態系が崩れているという報告もあります。増えすぎたクジラを捕る事で、食糧危機と環境危機に立ち向かう必要を説いています。
●捕鯨は地球を救う①http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=237052
●捕鯨は地球を救う②http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=237053
→また、『先住民族の権利に関する国際連合宣言』に明確に反対した国(2007年の採決では143カ国の賛成、4カ国の反対、11カ国の棄権)と、反捕鯨国がピタリと一致します。
その反対する4カ国が「オーストラリア」「カナダ」「ニュージーランド」「アメリカ合衆国」といずれも先住民族人口を持つ国です。先住民族を「劣等民族」とみなして組織的殲滅を行ってきた国であり、植民地時代には、クジラを乱獲し捕鯨で発展してきた歴史をもつ。このような建国における負の側面を隠すために、その反動として「正義」を主張し続けるという歪な構造も存在しているように思います。
このように、複雑に利権や政治的な思惑が絡んでいるのが「捕鯨問題」なのです。
- posted by kurakura at : 21:29 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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