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2014年07月30日

高齢者の可能性を活かした新事業計画 01 Prologue

みなさん、こんにちは。
今回から新シリーズとして、「高齢者の可能性を活かした新事業計画」シリーズを始めていきたいと思います。

01.高齢化社会の状況               
現在の日本社会は65歳以上の人口の比率=高齢化率が24.1%に上り(平成24年総務省統計)、4人に一人が65歳以上と言う状況にあります。更に50年後の予測では、少子高齢化がますます進み、2048年には1億人を割り、2060年には8674万人にまで減少すると予測されています。この時の高齢者率は実に39.9%に達し、2.5人に一人が高齢者と言う社会になると予測されています。
(内閣府平成24年版 高齢社会白書)
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このような状況の中、65歳となってもまだまだ働ける、働きたいと考えている方はたくさんおり、高齢者を活用したサービス事業や、高齢者自身が起業して事業に取り組んでいるような事例も出てきています。
社会の25~40%が高齢者という全く経験したことの無いような社会状況を迎えると言うことは、日本の労働力・生産力が著しく低下していくことを意味しており、日本の生産能力、翻っては社会活力を考える上でも、高齢者を活かした事業計画を考えていくことが必須となります。

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02.高齢者に求められる役割と事業化の可能性
高齢者の労働力を活かす取り組みは、例えばシルバー人材センターなど行政を中心とした取り組み、再雇用を中心とした民間企業の取り組みなど既に様々な取り組みがなされ、制度も確立されつつありますが、冷静に俯瞰すると盛りあがりに欠け、仕事に取り組んでいる高齢者自身の労働活力もあまり出ていないと言うのが実態です。

一方で、高齢者による起業の事例や、高齢者が集団で生産課題に取り組んでいるような事例もあり、これらの事例の中には事業的にも大きな成功を収め、高い労働活力をもって取り組んでいるような事例もあります。
(高齢者が集団で取り組み、大きな成功を上げている最も有名な事例としては、徳島県上勝町において株式会社いろどりが行っている町ぐるみの事業「葉っぱビジネス」が上げられます。現在の年商は2億6000万に上り、1000万以上をかせぐ高齢者の方もいるそうです。
株式会社いろどり:http://www.irodori.co.jp/asp/nwsitem.asp?nw_id=2&design_mode=0)
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現在は高齢者=第一線を退いた“サブ“の労働力とした考えが主流で、それ故に労働対価=給与も低いと言うのが一般的な考えであると思われます。仕事の内容も単純労働や簡易作業が多く、高齢者=低生産力・低コストと言う考えが中心であるのが実態でしょう。これでは生産を行う高齢者の活力も出るわけがありません。
高齢者自身による起業の事例含め、上手く行っている事例では、高齢者=低生産力・低コストと言う捉え方ではなく、何らか高齢者の持っている能力を活かした事業が多いと感じられます。
もちろん、体力的な面では現役世代に叶いません(中には体力に満ちあふれる高齢者の方ももちろんいらっしゃいますが)。高齢者が現役世代より優れているのは、蓄積された経験であり知識であり人脈でしょう。しかし、これら蓄積された経験・知識・人脈をそのまま活用するだけではビジネス的な成功は難しい。
そういう意味で、高齢者を活かした事業を考える上で最も重要になるのは、社会的需要のありかを探ることと、それに応える上で「高齢者に期待されている役割」を明らかにして行くことではないかと思われます。

事業化を図る上では、「勝てる」見通しが必要になります。
そのためには、“(経験・知識・人脈を積み重ねてきた)高齢者だからこそ出来ること”を見いだしていく必要があります。

例えば、核家族化が進んだ現在社会では、家庭の子育て能力が著しく低下し、孤独な環境下での子育てにノイローゼとなるような事例もたくさんあります。
ここに長年子育てにあたってきた高齢者世代のノウハウを活かした子育てビジネスの可能性はないか。子育てを終えた世代の育児ノウハウを活かすと言うこと以上に、例えば引退した保育士や教職関係者に子育てビジネスとして活躍してもらう場を生み出せないか・・・。
同様の切り口で、広い意味での教育が求められる中での教職経験者による塾事業や寺小屋事業の展開、在宅介護の需要が高まる中での看護師による家庭訪問事業、技術力の低下が広まる中での建設業界への技術研修派遣などなど・・・社会的需要から考えれば、様々な切り口≒事業としての勝ち筋を見いだせる可能性が見えてきそうです。

03.シリーズ展開の予定              
本シリーズでは、以上のような問題意識を元に、「高齢者の可能性を活かした新事業計画」について追求し、最終的には【事業計画書】を取りまとめていきたいと考えています。

シリーズの切り口としては、以下のような切り口を考えています。

・高齢者事業の先駆的事例、先進的事例の紹介と分析。
 高年齢となっても活躍している“スーパー高齢者“の特徴

・かつての農村社会や江戸社会、未開部族社会など共同体社会における高齢者の役割と
 現在社会における高齢者の実態・意識潮流

・高齢者の可能性を活かした新事業計画の追求

これからの本シリーズに期待して下さい。よろしくお願いします。

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