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2014年10月29日

テーマ:「地域共同体の再生」 第1回 プロローグ

テーマ:「地域共同体の再生」 第1回 プロローグ

3.11の震災を経験し、それ以降「人つながりが大切」とみんなの意識が変わってきています。「本源回帰の流れ」です。まちづくりの活動や震災復興、地域ミニコミ誌の発行などの活動が増加し、注目され始めました。

あなたは、それらの活動に参加されていますか? あなたの隣人はどんな方かご存知でしょうか?

現在、地方の過疎化、独居老人増加、高齢化社会の介護支援・少子化社会の保育支援など、課題は山積されたままです。「都市」も「地方」も過去に比べ活力を衰退させています。その衰退原因は何でしょうか。どうすれば参加意欲が増大し、活力を再生復活させることができるでしょうか。

「都市」と「地方」の歴史を振り返り、将来への疑問、最近の意識潮流から今後の意識転換まで、今回はテーマを 「地域共同体の再生」のプロローグ として考えてみたいと思います。

画像は「ひと・つながり募金ブログ」からいただきましたhttp://hito-tsunagari.blogspot.jp/

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【地方も都市も活力衰退  ~戦後の農村地域共同体の解体と都市の市場化】

地方の農村社会では、家の主人が病気で農業ができなければ隣近所みんなが手伝う、村八分という状況でもお葬式と火事はみんなで協力する、など、日常から協働で生活を行っていました。「お祭り」という収穫のお祝イベント(地域活性化活動)もありました。農村社会は生活と生産活動を含め、統合された社会でした。

戦後日本は「豊かさ」という物的な経済成長をめざし、高度成長期には若者を中心にして都市部に人口移動が起きました。村落共同体や大家族はどんどん解体され、田舎は過疎化していき、若者の減少で高齢者ばかりとなり、地方の活力は衰退していきました。

人口が増加した都市は、生産と消費がセットになった市場という機能を果たし、また核家族や個人生活を中心として高度成長期からバブル崩壊時までは「豊かさ追求」をみんなが目指し物的には満たされていきました。

日本における地域コミュニティは、市町村の地域単位で組織化されており、町内会或いは自治会として存在します。しかし、マンションの増加や転勤族の増加に伴い、これら既存の地域コミュニティに参加する者は都市部では減少傾向で「人つながりが希薄化」しています。

都会のマンション住民は、隣の人は何をしている人かも知らない、孤独死まであるという状況にまでになってきました。保育や教育、介護はどうするのかという課題もいまだ解決されていません。車社会が浸透していくようになると、郊外に大型ショッピングセンターができ駅前商店街がシャッター街となった事例まであります。近年、東京や大阪など都市部の木造が密集した下町でも若者がマンションに移り、高齢者ばかりが残っているようです。将来東京は高齢者で過疎化するのではないかとまで言われています。現在は都市も活力を衰退させてしまいました。

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画像:山本小学校区まちづくり協議会主催による自主防災・避難訓練

【お上やマスコミが掲げる日本の将来像への疑問】

日本の総人口は、2010年の12,806万人から2040年には10,728万人となり、約2割の人口が30年で減少します。

また、65歳以上人口の割合も、2010年の23.0%から2040年には36.1%へと上昇し、現在4人に1人の65歳以上の高齢者は、30年後は3人に1人となります。

これからの日本は人口減少、高齢者増加と大変な状況になっていきます。

お上やマスコミが掲げている日本の将来像は、「地方はコンパクトシティ(拠点となる地域のみ機能集中させ、その他の地域は自然を残すという政策)」、「都市部は東京一極集中(東京流入人口は333万人と増加、東京都市圏人口は3,460万人で日本人3.7人に1人が住む)」ということです。それで果たして良いのでしょうか。

 

【最近の意識潮流から今後の意識転換】

たとえば、地域をどうすれば活性化できるかという想いで、様々な地域活性化活動が展開され始めました。それらを支援するコンサルや支援団体、行政、補助金制度まで登場しています。社会貢献を目指すNPOや市民グループなどのテーマ・コミュニティ活動が活発になりつつあります。

具体的には、採算を度外視して、空いた店舗を図書館などに有効活用したり、ショッピングセンターという競合を相手に生きていくために採算も合うように商店街の共同化が行われたり、地域でミニコミ誌が発行・配布されたり、共同で子育て・保育をしたり、消費生活に魅力を感じなくなった若者が田舎から都会に出なくなったり、都会から故郷の田舎に戻ってきたり、親の家業を継いだりと、地域活性化の動きが出始めています。

3.11の震災以降、「人つながり」が大切とみんなの意識が変わってきました。

原発問題などお上は暴走し、マスコミも記事を捏造するような秩序崩壊の危機に面した社会となり、「人々はもう守ってもらえない」という意識に変わってきています。都市は脱お上・脱市場、地方は地元志向を強めています。秩序崩壊の危機感から、自分たちで考え、自分たちでどうにかできないかと意識転換しはじめたようです。

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画像:南の島の大冒険~つかもうぜ!ひとつながりの秘宝

 

【今回のテーマ:「地域共同体の再生」

今回のテーマは「地域共同体の再生」です。今回以降、全5回程度のブログ記事を展開していきます。様々な地域活性化活動を紹介・分析し、「地域共同体は再生していくのか ~都市も地方も含む」を最後にまとめます。

テーマ:「地域共同体の再生」について、次のように5回程度に分けて特集します。

第1回 「地域共同体の再生」のプロローグ

第2回 地域活動の分析

第3回 地域活動の成功事例1

第4回 地域活動の成功事例2

第5回 なぜ地域活動は増えているのか、「地域共同体の再生」まとめと将来

 

□地域活動の内容を分析する視点については以下のように考えています。

  1. 志       ~活動コンセプトは何か
  2. 活動内容    ~具体的にどのような活動をしているのか
  3. 体制・組織化  ~誰が主体で活動しているのか
  4. 事業性     ~事業性・経済性の成立

以上の4点を視点にして次回以降で活動内容を統合度、ネットワーク化、継続性と成果評価分析し、地域共同体が再生されていく流れと将来について考え、「地域共同体の再生」として人々の活力再生を考えてみたいと思います。

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