2019年11月15日
決断力は追求力
「最近は決断できない若者が増えている。特に男に決断力がない。」という話をよく聞きます。
社外の同世代(20〜30代の中堅世代、建設業界)にヒアリングしてみると、
「決める=責任を負うのが嫌だ。」「決める自信がない。」そんな声が聞こえてきます。
なぜ、決められないのか。
答えは明快で、「普段から追求していないから。」
日常から追求していないのに、いざという時に答えを出すことはできない=決められない。
答えを出せる人は、日々追求を重ね(何?何で?どうする?の連続)、その追求を蓄積している。
それを、いざという時に引き出している。
変異DNAが蓄積され、いざという時に発現して進化を促すように。
リンク
>つまり、多くの生物は、全球凍結時に、環境の変化に備えて変異DNAを蓄積しており、
温暖化が始まるや否や多くの生物が蓄積していたDNAを一気に作動させたた。
中堅世代で多いのは、仕事にも慣れ、一方で担う課題も増え、
ただひたすらに早く課題をこなすことだけに注力してしまうタイプ。
そういうタイプは、誰かに答えを求めるだけになり、自ら追求はしなくなる。
(追求の源泉になる、何?何で?が浮かばなくなる)
そもそもその意識はどこから来るか?
大元はやはり学校教育だろう。小学校〜大学まで(特に大学)現代の学校教育で生徒はひたすら消費者。
つまり誰かに何かを与えられる側になる。
自ら追求しなくなる。だから決断力も何も身に付かない。
★決断力=追求力。日常の追求が、未明課題で答えを出すための鍵になっていく。
以下、リンク より引用
>決断力がある人と決断力がない人の差
「自分のため」の決断か「誰かのため」の決断か
決断ができない人が決断をしないのは「自分のため」。つまり、決断も「自分のため」という意識が強いので、一人で決断の責任を抱え込みがちです。決断力がある人は「誰かのため」と考えている人が多いもの。社会や人への貢献意識が強いのです。貢献意識は自分を許す効果があるので、失敗しても自責の念はそこまで強くなりません。
「できることをする」と考えるか「リスクのあることをする」と考えるか
決断力がある人は「自分にできることをする」とシンプルに考えます。しかし、決断を渋る人は「リスクのあることする」と考えてしまうようです。そのため決断に重苦しさを感じることになるのですね。
失敗から学ぶか否か
決断力がある人は、たとえ失敗してもそこから学べるという意識があります。しかし、決断力がない人は「決断したらそれまで」と考える傾向があり、失敗を悔い自分を責めてしまいがちです。
- posted by 岩井G at : 9:37 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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