2020年01月06日
プラス視が仲間づくり・組織づくりの原点
昨今、働き方改革だと言ってただ単純に残業を減らしたり、上司は必死になってコミュニケーションを取るための飲み会を開催したり。
だけど、社員の活力は下がるばかりで、退職者も止まらない。
藁にもすがる思いで人材評価システムを導入したりするも、改善しない。
そんな悩みを抱えている経営者が実は多いのではないでしょうか
ほとんどの場合、会社の仲間関係が表層的で、本当の意味で“仲間”になれていないのだと思います。
では仲間とは何なのか
仲間関係の構築には、実はステップがあるのです。
『親和共認→課題共認→役割共認→評価共認』
その最基底部にある、親和共認の原点が『プラス視』
相手発でプラス視していくこと。プラス視は、ただ仲良くするというのとは違う。
徹底的に相手に同化・相手を肯定視していく。そして時には徹底的に踏み込んでいく。
今世の中で行われている飲み会の様な場は、親和にはなっていません。
居酒屋で聞こえてくるのは、愚痴を零すだけ=否定視・あきらめ視。
一次的に気は紛れても何も変わらない。それは親和ではなく、“解脱”・“逃避”。
どうすれば、そこから脱却できるのでしょうか
現代では本当の親和関係→仲間関係の構築には、『課題』が必要。
会社の仲間関係で言えば、やはり『自分たちで会社をつくっていく』という課題でしょう。
ところがこれを、「それは経営者の課題。俺たちには関係ない」と思っているサラリーマンがいかに多いことか。
それでは親和に向かえるはずもありません。
突破口になるのは、社員一人一人が会社をつくる側になっていくこと。
つまり、経営者になっていくこと。
UNIQLOを経営する柳井氏が、社員に対して「全員が経営者たれ」というのも有名な話。
類グループでは、実際に全社員が経営者として組織をつくっている。
そういう組織運営のカタチが今後当たり前となっていくだろう。。。
- posted by 岩井G at : 12:30 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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