☆ランキング☆
にほんブログ村 経営ブログへ

最新記事一覧

最新コメント

最新トラックバック

2020年10月08日

性の衰弱と突破口~夫婦間セックスレスの実態~

本来、男と女は互いに充たし合うために存在している。生物史を遡っても、オスメス分化した歴史は古く、自然外圧、生存闘争を生き抜くための可能性でもありました。したがって、どちらが上とか下とかではなく、それぞれの存在と役割を認めあうことで、種の存続、未来に種を繋げることができるのです。
しかし、現在、男と女は、お互いの性を敵視するまでになってしまった。その原因と突破口は何か?これを明らかにしていきます。

その前に、随分以前から問題視されているセックスレス、近年、どんどん増えているようです。特に日本におけるセックスレスは深刻で、このまま男女が敵視しつづければ、人類滅亡の危機に陥ります。そこで、まずはセックスレスの実態を紹介します。

にほんブログ村 経営ブログへ
●6割の夫婦が陥るセックスレス ESSEより引用。
—————————————————————–
「セックスレス」という言葉を聞くようになってずいぶんたちました。“ある一定の期間、パートナーとの性交渉がない状態”を指しますが、その実情はさまざま。他人と気軽に話せる話題ではないだけに、人知れず悩みを抱えている女性も多いようです。

実際、「夫婦愛に関する調査」(2016年・アンファー調べ)によると、じつに30代で47.0%、40代で59.0%、50代では71.3%がセックスレス夫婦。年代が上がるにつれその割合が高くなっていることがわかります。

そこで、ESSEonlineではアンケート調査を実施。173人もの方々にご協力いただき、ESSE世代の事情を探ってみました。今回はとくに、「夫が原因」という事態に注目!

弓子さん(仮名・30代前半)の場合:「誘ったこともありましたが、今は心が折れました」
「このまま生涯を終えるのかと、考えてしまうこともしばしばあります」と、まさに今悩んでいる弓子さん。

弓子さんは、小学生と幼稚園児の2人の子どもをもつ、30代前半の女性。結婚12年目を迎える夫とは、気がついたら行為がなくなっていました。「どんどん回数が減り、私から誘っても気まずい顔をされて…。なんだかんだ理由をつけて、断られ続けました」と告白してくれました。

じつは、幼稚園児の二女を授かるために、EDの薬に頼ったそう。

そんな弓子さんの夫ですが、第1子の出産前までは夫が淡白だとか、行為を嫌っているというような印象はなかったと言います。しかし、子育てに追われるなか、「あれっ、私たちってレス?」と、じわじわと焦り始めたのだそう。

もう女性ではなく母親としてしか見られないのだろうか…と自問自答する日々を送りました。

「家でもジャージじゃなくて、おしゃれをしたらいいのにと、夫から言われましたが、実際育児に追われてそれどころではなくて。それに、“そっちからスキンシップをしてきたら?”とも提案されましたが、私から夫に近づくと、あからさまにいやな顔をされたりもしました」

弓子さんなりに努力して、寂しいと素直に伝えたものの、応じてもらえないことが積み重なり、自然と弓子さんからも誘わず、もちろん夫からも誘われることもなくなって今に至ります。

弓子さんにとっては、はっきりとした原因はわからず、だからこそ解消することもできず、宙ぶらりんの状態が続いていると言えます。

「浮気を考えたことは?」という問いには、「レスになってから、よその男性に走る女性の気持ちも、正直理解できます。私も夫に女性として見られていないかもしれないという不安を感じている今、もし男性に誘われたら、うれしくて流されてしまうかもと思わないでもありません。でも、子どものことを考えたら、裏切るマネはできません」と即答。

「ただ一方で、自分もとうに夫を男性として見られないけど、でも、もし今夫から誘われたら…たぶん応じると思います」という弓子さんの言葉が印象的でした。

さゆりさん(仮名・40代後半)の場合:「もともと性欲が弱い夫が、仕事のストレスからレスに」

「もしできるなら、子どもを連れて自分の力で生きていきたい」と、気持ちを吐露してくれたさゆりさん。

アラフィフのさゆりさんは、同年代の夫と小学生の子どもと3人家族。結婚前から夫は、「意欲的ではなかった」のだそう。

「自分もそれほど積極的ではありませんでしたが、子どもをつくろうとなったとき、事態の深刻さを実感しました。いざ行為となっても、彼の機能が働かなかったのです。正直、泣きました」というさゆりさん。

さゆりさん自身も、結婚後間もない時期に夫の家族からの心ない言葉に傷つき、性的な欲求が薄くなっていったといいます。「田舎のせいか、『子どもはまだ?』攻撃がすごくて。そもそも夫ができないのに、私ばかりを責められても…という気持ちが募りました」。

なんとか子どもを授かったものの、そのとき受けた心の傷はふさがっていません。
また、夫は結婚当初から仕事がうまくいっておらず、そのせいで過度のストレスを抱えていたことも、レスを加速させた原因のひとつ。

「正直、生活が大変すぎて、お互いいかに生きていくかで精一杯でした」と、さゆりさんは夫婦関係を振り返ります。そして、夫が失業からやっと転職したばかりの現在も、その状況は変わっていないのだそう。

さゆりさんのケースは、夫の性欲の弱さに加えて、環境や生活のストレスによってさゆりさん自身も望まなくなり、レスに突入したような印象を受けます。

「夫に愛情はあるか?」という問いには、「愛情とか行為は、生活にゆとりがないと向き合えないものですね。若いうちはなんとかなるかもしれませんが、家庭なら生活と子育てをきちんとするのが第一。それができていない今、私と夫の間に愛情があるかどうかというと…“空気のような関係”としか言えません」と、言葉を慎重に選びながら答えてくれました。

「寒い日に夫と2人でふとんに入っていても、寒いから寄り添っているだけで、まったく夫からは性的なアクションはありません」とさゆりさん。「夫の生活力のなさを、しみじみ実感した結婚生活でした」。

今回のアンケートでは、回答者から「年齢を重ねていくと、自然と夫婦生活も少なくなっていくのでは」という声も多く聞かれました。ただし、そのタイミングが夫婦で違うとふたりの関係にもきしみが出るのではないでしょうか。

営みどころかスキンシップもなくなったとき、愛情を保ったままでいられる夫婦はいるのでしょうか。いろいろと考えさせられる取材でした。一方で、データのとり方、対象にもよりますが、夫婦間のセックスレス率はもっと高いというアンケートもあります。以下。

●セックスレス夫婦は約90%。夫に愛想が尽きた瞬間は… 婦人公論より引用
——————————————————————
妻の嘆きを大公開! もう争う気力も失せました。アツアツの新婚時代もあったはずなのに、知らないうちにすれ違っていた夫婦の絆。「夫に愛想が尽きた瞬間」「夫婦のセックスレス事情」…読者112人の夫婦生活の実態は

「別れたい!」と思ったこと、もちろんあります…64%

モラハラ、依存、全否定…「夫に愛想が尽きた瞬間」を聞くと、出るわ出るわの衝撃エピソードの数々。妻の我慢は限界です
いったい何様?

単身赴任が長かったので家事はできるが、何かと上から目線でイライラ。あんたは口うるさい家庭科の先生か!
(妻:64歳・パート/夫:64歳・定年後/結婚38年)

子どもの喧嘩か
仕事で嫌なことがあると、玄関で私の顔を見るなり「バカ! こんちきしょう」と言う
(妻:60歳・主婦/夫:62歳・運転手/結婚36年)

依存しないで
「顔を見んと淋しいんや」。最近、赤ちゃんがえりしたように、私が行くところ行くところへついてくる。はっきり言って重い
(妻:78歳・主婦/夫:85歳・自営業/結婚55年)

35年間を全否定
石油製品の販売会社を夫婦で経営して35年。一緒に頑張ってきたと思っていたのに、「お前はクーラーの番をしていただけだ」と言われた
(妻:77歳・主婦/夫:78歳・定年後/結婚52年)

なんで再婚したんだろ
お互いに再婚同士の私たち。ところが、同居を始めた途端、前妻の名前で呼ばれた。さらに半年後、再婚以前に同棲していた女性の名前で呼ばれた
(妻:57歳・主婦/夫:74歳・定年後/結婚3年)

ちょっとくらい手伝ってよ
私は仕事から帰って、疲労困憊のなか夕食作り。対して夫は、テレビを観ながら、食事が食卓に並ぶのをずっと待っている。それを見る時、離婚が頭をよぎる
(妻:49歳・会社員/夫:50歳・会社員/結婚22年)

息子はあなたの子です
引きこもりの息子に向き合おうとしてくれません。夫婦関係の悪化が原因の1つなのに、夫は私に「息子とオマエのトラブルだから」と言い放ちました
(妻:51歳・パート/夫:52歳・会社員/結婚25年)

忘れられない過去の仕打ち
30年前、私が大病を患った時、病院の前で車からポイと降ろされ、会社のほうが大事と言って去っていった。生死をさまよう事態だったのに
(妻:68歳・主婦/夫:68歳・定年後/結婚37年)

完全に濡れ落ち葉
定年後はどこにも出かけず、一日中パジャマか肌着で過ごしている。テレビの前で文句ばっかり。友達いないのね
(妻:66歳・主婦/夫:70歳・定年後/結婚36年)

■夫婦の夜の生活? ずいぶんご無沙汰です…89%
抱き合って眠ったのはいつのこと? セックスレス夫婦が約90パーセントという結果に。別室で夜を過ごす夫婦は57%。適度な距離があったほうが夫婦生活はうまくいくのかもしれません

Q. どんなスキンシップをしていますか?
●結婚以来ずっと一緒の布団に寝ている。喧嘩してもそう。
(妻:67歳・主婦/夫:67歳・定年後/結婚40年)

●月2、3回のセックス。嫌でたまらないが、拒否するほうが面倒なので、時間が過ぎるのを待っている。
(妻:57歳・教員/夫:60歳・会社員/結婚32年)

●時々抱き合う(昼でも)。いわゆるハグですね。さっぱりと……シンプルに。
(妻:67歳・主婦/夫:69歳・僧侶/結婚42年)

●外出時に転ばないように手を掴むとか、湿布を貼ってもらうとか。
(妻:60歳・パート/夫:66歳・定年後/結婚32年)

Q. セックスレスは、何年続いていますか?
・20年ぐらい前に夫の浮気が発覚。以来バカバカしいのでセックスはやめた。あんなハラデカおっさん絶対無理。
(妻:62歳・パート/夫:64歳・定年後/結婚38年)

6年前に孫と川の字で寝るようになり、環境が変わりました。私がどうしても応えられず現在に至ります。
(妻:65歳・自営業/夫:68歳・自営業/結婚44年)

・13年ほど前、最後のセックスの時に、私が「死ぬ!」と叫んだのがきっかけ。
(妻:57歳・主婦/夫:66歳・定年後/結婚26年)

●半年以上。私が拒否しているが、夫はしたいようだ。最近はガードルをはいて寝ている。(腰痛対策のフリ)
(妻:58歳・パート/夫:58歳・会社員/結婚34年)

【回答者の基本データ】
回答者数:112名/妻の平均年齢:59.9歳/夫の平均年齢:62.1歳/結婚年数(平均):32.3年

 

コメントする

comment form

trackbacks

trackbackURL: