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2021年08月13日

日本が誇るべき縄文文化の本質は「右脳活性」だった!

夏真っ盛り。お盆の季節ということで、今回は、日本人の祖先でもある縄文に思いを馳せたいと思います。

縄文時代は1万数千年以上も続いたといわれています。一方、市場破壊、環境破壊、肉体破壊、精神破壊とわずか100年足らずで滅亡を迎えようとしている西洋近代社会。

この違いはどこからきているのでしょうか。それは縄文人の右脳思考にあったようです。

縄文人が右脳思考であった根拠が記されている記事(トカナ:日本が誇るべき縄文文化の本質は「右脳活性」だった! 考古学者・大島直行の日本文化論と“縄文タトゥー”に注目!)があったので紹介します。

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「縄文人は私たち現代人とは全く違う物の考え方をしています。従来の縄文人の世界観は、合理性や経済性といった現代人の経験則によって作り上げられてきたもの、実はそれは違うんじゃないかと考えているんですよ」

大島直行の熱弁が会場に響いた。9月18日、茅野市民館コンサートホールにて、八ヶ岳JOMONライフフェスティバルの特別講演会が行われた。それは「縄文人の心 生命と再生をめぐる精神性と世界観」と題され、大島が『月と蛇と縄文人』(寿郎社)、『縄文人の世界観』(国書刊行会)で展開してきた再生のシンボリズムによる縄文文化の読み解きをますますスケールアップしたものとなった。

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■再生のシンボリズムとは?
再生のシンボリズムとは、大島がドイツの日本学者ネリー・ナウマンの縄文研究から着想を得た縄文解釈の方法で、縄文人たちは再生のシンボルである「満ち欠けする月」「羊水や精液としての水」「脱皮を繰り返す蛇」「女性の子宮」をレトリック(比喩的)に表現することで、縄文土器や土偶、膨大な数の遺物や遺跡を作ってきたとしている。
日本が誇るべき縄文文化の本質は「右脳活性」だった! 考古学者・大島直行の日本文化論と縄文タトゥーに注目!の画像3.

新著『縄文人はなぜ死者を穴に埋めたのか』は特に墓や埋葬にフォーカスすることで、従来の固定概念に縛られた解釈からの脱却を試みている。そして、一般的な縄文解釈で用いられる「祖先崇拝」「霊魂」「あの世」といったものは縄文時代にはなかったという可能性に言及し、あらゆる埋葬行為を子宮とそれをシンボライズした円(サークル)に集約して読み解いている。

そこでキーワードとなるのが「融即律(ゆうそくりつ)」である。これはフランスの哲学者レヴィ=ブリュルが「未開民族」の心性を説明するために導入した概念で、別々のものを区別せずに同一視する心性の原理をいう。

ブラジルのボロロ族には『わたしはインコである』と主張する人が多くいましたが、それは何かの例えではなく、完全に同一視しており、そのような非合理的な思考を融即律と呼びました。そして、この融即律こそが私が前著で再生のシンボリズムと呼んだ縄文人の精神性を解明してくれると思うんです」

■融即律と8年間右脳だけで生きた学者
ここで融即律を脳科学的な具体例からみてみよう。つまり、論理的な思考をする左脳に対して、融即律とは右脳を積極的に使って生きていくことという。大島は、病気で8年間にわたって右脳だけで暮らすこととなった脳科学者ジル・ボルト・テイラーを紹介し、縄文人の心に迫っていく。
日本が誇るべき縄文文化の本質は「右脳活性」だった! 考古学者・大島直行の日本文化論と縄文タトゥーに注目!の画像4.

「テイラーによれば、右脳だけで生きると物事をカテゴライズしない、男と女とか、上と下とか、そういう区分はなく、常に自分と世界はひとつで幸福な状態だったと言います。そして、右脳だけだと、常にポジティブにひたすら生きることだけを考え、他者、時間、対立、死という概念はなくなっていたのだそうです」

このような右脳が卓越した世界観から縄文人の精神性を理解できるのだろう。新著を参照して補足するなら、融即律という言葉で表現されるような一途で純粋な精神状態であればこそ、ひたすら再生のシンボルになり得る呪術的創作に没頭し、膨大な数の土器や土偶、遺物や遺跡を作り続けていたのだろう。そして、とむらいの概念も必要としなかった縄文人は子宮のシンボライズである穴に死者を戻すことで、再生することを願ったと説明される。

そんな縄文時代が1万年以上も続いたことが世界に誇るべきことなのだ。

「日本の考古学は、縄文の本質はどこにあるのかを解き明かすことができなかったんです。従来の縄文観では、技術的な発展や物量的な量産が強調され、縄文時代も進歩があったと説明されてきました。でも、そうじゃないんです。縄文時代の本質は右脳を活性化させ、1万年間続く人間の生き方を示したことにあります。そのことこそ、世界に発信すべき縄文文化の素晴らしさなんです」

大島はそう締めくくった。考古学の範疇を超えるスケール感に驚きを隠せない縄文ファンも多かったかもしれないが、これこそが大島流の縄文革命である。

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