2021年09月12日
PCR検査 想像以上に多い「偽陽性」
こんにちは。
今日も近所のPCR検査場は長蛇の列です。
まだまだ暑いので、炎天下で並んでいる方々は大変そうです。
そんなPCR検査に関してですが、「偽陽性」って言葉を聞いたことがありますか?
昨年、新型コロナウイルスに感染したとしていた体操選手の内村航平さんが、
「偽陽性だった」と発表されたことを覚えている方もいるかと思います。
「偽陽性」とはその名の通り、
実際には感染していないのに、検査で陽性と判定される事を言います。
実は、PCR検査による「偽陽性」が、みなさんが想像する以上に多いという話です。
画像はこちらからお借りしました
新型コロナのPCR検査は、検査対象者の咽頭から拭い取った体液に含まれている遺伝子類を何回も増幅して人工的に増やし、染色して可視化するが、この増幅をやりすぎると、無関係な「ノイズ」をコロナウイルスの遺伝子と誤判断する「偽陽性」が多発する。何気なく撮った空の写真を大幅に拡大したら画像のノイズがUFOに見えてしまって大騒ぎするのと似ている。「闇夜の枯れすすき」である。米政府のコロナ政策の責任者であるアンソニー・ファウチCDC所長は昨年7月に「増幅度が35サイクル(2の35乗=344億倍)を超えるPCR検査は(誤判断=偽陽性が多すぎて)無意味だ」と発言したが、日本や米国の多くのPCR検査は増幅度が40サイクルだ。英国政府が昨年3月に作った新型コロナのPCR検査のマニュアルでは、増幅度が45サイクルになっている。 (The real pandemic is an outbreak of PCR testing) (‘test’ is being massively amplified to systematically secure false positives)
ウイルスの存在を調べる方法としてPCR検査より確実なのは、何週間もかけてウイルスを培養して増殖して可視化することだ。PCR検査が発明される前はこの方法で検査していたが、重症化しかねない感染者の検査に何週間もかかるのはダメなのでPCRが使われている。PCRで陽性とされた検体を何週間かかけて培養してみて、実際にウイルスが増殖して可視化できれば真の陽性だし、そうでなければ偽陽性だ。フランス・マルセイユの研究所が、この方法でPCR検査の真の陽性の比率を調べたところ、25サイクルで70%(偽陽性30%)だったが、30サイクルだと20%(偽陽性80%)、35サイクルだと3%(偽陽性97%)だった。この調査では、35サイクルでも偽陽性が97%なので使い物にならない。PCR検査は25サイクル以下でないとダメだという話になる。 (Correlation Between 3790 Quantitative Polymerase Chain Reaction–Positives Samples and Positive Cell Cultures) (WHO (finally) admits PCR tests create false positives)
引用元:コロナ危機誇張の要諦はPCR検査
びっくりじゃないですか?
35サイクルで97%の偽陽性ならば、40サイクルだと99%位になるのでは。つまり、
陽性と判定された100人の中で、
本当の陽性者は1人…。
私の妻は医療関係者ですので、少し熱が出るだけでとても気を使います。
先日、微熱で休みを頂いていたのですが、翌日回復し、これまでの慣例上、
「PCR検査を受けてから(陰性の判定が出て)出勤したほうが良いですよね?」と尋ねたところ、
なんと、院長からの回答は、
「PCR検査は受けなくてよい」
お医者さんも本当はわかっているのですね。
- posted by nozaki at : 12:00 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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