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2022年08月08日

【今週の注目情報】相手に「ナリキル」ことができる人の特徴!

仕事ができる人・できない人を分けるポイントや判断軸は様々な著書やインターネットでも多く議論されている。
今回紹介する記事では、その中でも一番重要であるポイントは、「お客様の立場に立って考えられるか」という一点になっていく。このポイントがないことには、何も始まらないと紹介されています。
「お客さまの立場に立つ」=「お客さまになりきる」。この“ナリキリ”がとても大切であるといわれています。

ではこの“ナリキリ”ができている人はどんなことをしているのか、どういうところを真似れば自分自身もできる人となっていくのか、思考していきます。


(画像はコチラからお借りしました)

参考: できる人は「顧客のここ」を見てる!驚きの4視点

■「仕事ができる、できない」を分けるたった1つのこと
(前略)
本当の意味でお客さまの立場に立つことができれば、どんな商品が喜ばれるかも、どんな言葉で営業をかければいいかもわかります。メールも、プレゼンも、話し方も、マナーも、すべて「相手」にとっていちばんいい形がわかります。
これさえわかれば、もう小手先のテクニックは必要ありません。
そしてこれは、私が主戦場としている「企業相手のコンペ」でもまったく同じです。
私は企業が募集するさまざまなコンペに応募し、それに勝ち続けることで30年以上生活してきました。
電通や博報堂などの大企業が競合相手になることも多いですが、私の勝率は「88%」を超えています。自分で言うのもなんですが、この数字はちょっと誇っていい水準ではないかと考えています。
私のこの勝率を支えているのが、まさに「とことんまでお客さまの立場で考える」ことです。私はこれを「ナリキリ」と呼んでいます。

勝ち続けていくには「ナリキリ」が重要。ではこの「ナリキリ」をするために、見ている視点はどこになるのでしょうか。

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■とことん「お客さま」を知るための「4つのポイント」

○「ナリキリ」のための情報源1:採用ページ
初めてのお客さまを知るために、最初に見るべきなのが企業のWEBサイトです。もちろん隅々まで見ることが望ましいですが、まずはどのページから読み始めるべきでしょうか?

私が真っ先に見るのは、「採用ページ」です。

採用ページは主に学生向けですので、何も知らない人間にも理解できる平易な言葉で、エッセンスを学び取ることができます。他のページでは使われがちな難解な表現も、このページでは見られません。

ご存じのように、今は企業間で優秀な人材の奪い合いの時代です。このため、企業は学生に理解してもらうべく、力を入れて採用ページを作っています。イラストを使ってわかりやすく説明したり、専門用語も具体的に説明してくれたり、ポイントを列挙したりと至れり尽くせりです。
「先輩社員紹介」も、非常に参考になります。これは「こういう学生に来てほしい」という企業からのメッセージですので、その企業が考える「理想の社員」が凝縮されているからです。
もちろん実態が誇張されているとは思いますが、それでも相手の「理想」を知っておくことは非常に有効です。
このように、採用ページは「相手」を知るには最高の情報源です。まずは、ここから読み始めましょう。

○「ナリキリ」のための情報源2:トップ「ご挨拶」ページ
どんな小さい製品であれ、そこには企業の意思が反映されています。企業の意思とは、トップの意思です。その意味で、サイトのトップの「ご挨拶」ページは必読です。

一見、単なる企業紹介だったり、平凡な定型文に読めるかもしれません。そう思ったら、同業他社の「ご挨拶」ページと比較してみてください。すると、その企業の独自性が見えてきます。
ポイントは、「企業の目指す将来像」についての記述です。企業はどこでも「中期経営計画」を立てており、そこを目指してすべての活動を行っています。それが集約されているのが、この「ご挨拶」ページなのです。

○「ナリキリ」のための情報源3:実際の商品、取扱説明書
サイトから情報を得たあとは、「体感する」ことです。
BtoCの企業であれば、その企業の商品を実際に使用してみましょう。これはお客さまとの会話の際のネタとしても効果大です。逆に言えば、お客さまの製品をまったく手に取らずに対話することは不可能でしょう。

○「ナリキリ」のための情報源4:オフィスのエントランス
「情報」「体感」の次は「行動」です。自らアクションを起こすことです。堂々とその相手を直接訪ねるのです。
まず、「通勤」します。朝の通勤時間に最寄りの駅からその会社まで歩いてみるのです。
「この人は社員かな?」と想像しながら一緒に歩きます。外れることもありますが、想像力を働かせることになるため、その企業イメージが明快になっていきます。
そして、エントランスホールのソファに堂々と座ります。多くの企業が入っているビルの場合、ターゲットの社員を判断するのは難しいですが、逆に怪しまれることもないので、しばらくじっくり見学することができます。
そこで、訪れる人や迎える社員の姿をチェックします。応対の仕方はもちろんですが、とくにポイントとなるのは「服装」です。
まず、スーツ率、ネクタイ率の高さをチェックします。シャツのデザインが派手か地味かも、大切な情報です。
女性の服装も重要です。自由度が高ければ、ダイバーシティが進んでいる証拠です。これらはすべて、イメージトレーニングだと思って楽しんでください。
運良く、相手企業の受付まで進めたら最高です。受付は企業の顔なので、5分いるだけで、社風、センス、その企業の「匂い」など、サイト情報だけではつかめなかったことを確実に「体感」できます。

できる人は、採用ページから理想を、トップの挨拶から展望を、商品と会社そのものから体験・肌感覚を得て、ナリキリをおこなっています。これらを身に着けた先に勝ち筋が見えてくるのかもしれません。

 

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