2011年01月13日
いい男への道 ~相手に伝わる話し方~
こんにちは 😀 よしたつです
プレゼンや営業、社内の打ち合わせや、はたまた日常の会話レベルであっても、相手と意気投合するような会話ができたときって、本当に楽しくて、得るものもたくさんあった、と実感することってありますよね。
最近は、mixiやTwitterなど、誰もが『つながり』や『コミュニティ』を求める気風が高まっているから尚のこと、個人よりも仲間や集団に可能性を感じ始めています。だから、コミュニケーション能力の重要性が再認識され、本屋に行けば、この手の本が店頭に山積みにされている状況で、amazonビジネス本ランキングでも常に高順位にランクインされる定番です。
それだけ今注目されている、『コミュニケーション能力』について、話上手になるには?」と題して今回は論じていこうと思います。
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■話上手は、聞き上手♪そして、○○上手♪
『話し上手は、聞き上手♪』
このフレーズは、良く耳にする言葉ですよね。これを具体的にイメージするには、退屈しない面白い授業をする先生と、すぐに眠くなるつまらない授業をする先生を例に見ていくことにしましょう。
前者の先生の場合、特徴として良く出てくるのは
・声に抑揚がある(強弱がしっかりしている)
・話の筋が明確でスッキリしている
・生徒の反応に応じた授業展開ができる
・余談の内容も生徒の学習の意欲を高めるような話をする
ここからわかるのは、常に勉強に向かう生徒達のことをしっかりと対象化して授業をしている傾向が見えます。
一方で、後者の先生の場合、特徴として良く出てくるのは
・声が一本調子(もごもごと聞き取りにくい)
・話がわき道に逸れる
・生徒の反応より自分のペースが優先される
・余談の内容も学習とは切り離された中身ばかりする
ここからわかるのは、勉強に向かう生徒ではなく、自分の授業にしか意識が向いていない傾向が見えます。
以上から、話上手は、生徒の様子や態度に目や耳をしっかり傾けてくれる、『聞き上手』であることがわかります。そして、この『聞き上手』をもう少し掘り下げて見れば、『相手のこと(状況や意識)を知りたい』想いに立脚していることが窺えます。
このことに着目することが、実は話し上手になるためには非常に重要になってきます。というのも、『相手の状況や意識を知る』ためには、聞くだけではなく、ある行為をすることがとっても重要だからです。
ここでもったいぶってもあれなので答えを言いますと、『的確な質問を投げかけること』です。
よく友人同士の会話でも、話題を提供できる人がいると話がはずむという話は良く聞きますよね。これは、その場の状況やメンツに合わせて、ぴったりな質問を提供しているからうまくいっているのです。これが筋違いな質問を投げかけていたら、そうはいきません。
それは、授業中の先生と生徒の間でも、営業と顧客の間でも、友人同士の間でも同様で、相手の意識と状況を掴んで、的確な質問を投げかけることで、より相手の期待の中身に肉薄していく事ができるのです。そうなれば、相手の問題意識や課題意識が鮮明に見えてくるので、それに対する返答もでき、充実した会話が成立します。これが結果として、信頼にもつながるのです。
つまり、今回の『話し上手になるには?』の結論の前段として固定したいのは、『話上手とは、聞き上手であり、質問上手な人』だということです。
■では、どうしたら話上手になれるのでしょうか?
☆話し上手=聞き上手=質問上手☆
STEP1 まずは相手の目をしっかり見る
何はともあれ、まずは話す対象をしっかりと見ることからがスタートラインです。そこから、会話を通して相手の表情の変化や様子を見て、期待の中身をつかんでいきます。
STEP2 相手を肯定視、知りたい気持ちを膨らませる
STEP1で、相手を正面から捉えられるようになったら、次は相手の事を肯定的に受け入れることが大切になります。相手への肯定視がないと、自分の価値観に影響されて勝手にこの人はこういう人に違いないと偏見が生まれ、事実関係を掌握できません。まずは肯定視、そして、相手の期待に意識を向けていきます。これが軌道にのれば、自ずと相手のことを知りたい欠乏が更に高まり、相手の期待に応えたい想いも膨らみます!
STEP3 社会のことをみんなで勉強する→答えの供給者になっていく
STEP1と2は、話し上手の基本編ですが、STEP3では、上級編。話上手を極めるとは、相手を取り巻く社会がどうなっているのかまで、意識を向けて、相手への同化度を高めていくことです。同化度の高まりは、相手の期待の中身をより鮮明に映し出すことを可能にします。つまり、究極の話上手になるには、選り好みなどしないで、社会全般のことに意識を張り巡らせることです。そして、そこでの基本姿勢とは、様々なことに『なんで?』を問いながら、事実を追求する姿勢を持ち続けることです。また、追求を一人でやっているようでは限界があり、同じ課題意識を持つ仲間同士や、さらにそれを超えた集団の中でみんなを羅針盤に事実を追求し、『どうする?』まで追求を深め、実現可能性=答えの供給者になっていくことが求められてくるのです。
以上が『話上手になるには?』の答えです。実際、類グループでは社会の実現可能性を提示していくために、毎週火・木・土曜の3回、なんで屋サロンという勉強会を開催しています。そこでは、高校生や大学生、様々な業種の社会人、学校の先生や主婦も参加しています。そこで扱うのは、もちろん社会全般(政治・経済・家庭・教育・農業・環境・歴史・企業・男女)のことです。
今回、この投稿を読んで興味を持って頂けましたら、是非サロンの場に実際に参加してみて、話上手になってみませんか?そして、一緒に答えの供給者になっていきましょう。参加方法についてはリンク先をご覧下さい。
では、以上が今回の『いい男への道』でした。
- posted by staff at : 2:06 | コメント (0件) | トラックバック (0)
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