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2022年07月01日

【実現塾】6/11 観念回路の形成過程 なぜ言葉ができたか?

前回の実現塾では、観念回路の形成過程を追っていき観念回路は統合回路であるとわかってきました。
今回は、観念回路の形成過程をもう一度振り返りながら、なぜ言葉ができたか?その本質に迫っていきたいとおもいます。

<観念回路の形成過程>

1.サル時代に形成された同一視を超える、同類との完全一体化回路を形成
2.同類との一体化回路を基盤として、万物との一体化回路を形成
3.万物との一体化回路と本能・共認回路との間に矛盾(意識の混濁)にぶつかる
4.それらの矛盾を突破するために、本質の抽出と精霊の措定(概念化)を行う

◆本能共認回路と一体化回路の矛盾
・本能は外圧との対峙外圧を跳ね返す機能
⇔一体化回路は外圧〝一体〟となる機能
・本能は五感で捉える具体的な対象が必要
⇔一体化回路は五感で捉えられないエネルギーを捉える
・共認機能は同類を対象(万物には反応できない)
⇔一体化回路は万物を対象(同類も含まれる)…対象とする範囲が異なる
機能欠損本能同類欠損共認機能にとって世界は不全だらけ
⇔一体化回路にとっては充足の塊

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☆本能・共認機能と一体化回路は存在自体が相反するもの
→一つの意識として統合しなければ意識の混濁

◆どう意識を統合していったか
一体化回路本能・共認機能ではどうにもならない中で形成された最先端機能(新機能)
→統合の仕方として、新→旧に統合はありえない
最先端機能である一体化回路の地平で本能・共認機能を再統合する

・一体化回路で捉えている一体世界の中に本能が捉えられる《具体的な存在》かつ共認機能の《対話の相手》として〝精霊〟を措定し、一体世界の中に本能共認機能を包摂した

◆精霊の1つ「言霊」から本質に迫る

○「ち」から浮かび上がる本質
「地」「血」「乳」から生きていく上で欠かせないもの、「命の源、エネルギー」というのを感じる
「知」も現在は知識のイメージだが、もともとは主体的につかみ取るイメージだったのでは?
⇒漢字で表せばバラバラだが、同じ一つの音で表される=同じだと包摂できる地平を捉えていた

○「み」から浮かび上がる本質
「実」はエネルギーの塊。「見」「看」「味」「身」は結晶化したエネルギーを掴みに行く事。
⇒同じ音で、現象と掴みに行くことの両方を捉えている

◇言葉は本質を掴んで表現したものであり、その本質はエネルギーにある

→言葉は万物の波動に一体化して掴んだエネルギーの塊
⇒かなり異なるもののに、共通する・貫通するもの大きくとらえて括ることができた
☆一体化回路から形成した観念回路は、様々な具体事象を一括でくくる〝包含思考〟という思考法を獲得した
☆一体化回路の世界の括り方を変え、具体化していく中で本能・共認回路を繋いだ

◆なぜ言葉ができたか

言葉一体世界から出た本質を表現し、共有するためにできた(→鳴き声とは違う)
しかし、人類は言葉だけでなく、発信機能を最大限に使って本質・精霊を表現しようとした
→人の神経は指先と表情筋が特に発達している
⇒本質を何かで表現しようと発達していったうちに、発声機能も強化されていった
⇒☆みんなで掴んだ波動の本質を表現できるのに音声が最適だった

・音声は、身振り手振りよりも情報量が少ない
しかし、精霊=抽出した本質を表現するにはそぎ落としたものでなければならない
また精霊の措定はあらゆる視点からの追求が必要
→みんなとの追求の中で組み替え、探索する中で微妙な音感が載せられる音声に収束
☆組み換えの柔軟さと追求スピードの上昇が実現。
 ☆観念の〝組み換え〟〝組み立て〟〝構造化〟がすすんでいった

 

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