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2008年12月23日

共同体企業ってなに? ―指揮系統を全面廃止し、全てをネットへ―

みなさんこんにちは、ハシヒロです 😀
ともぴろさんの共同体企業ってなに? -新しい会議の形態-」に引き続き、具体的に行っている新しい会議・運営方針『指揮系統を全面廃止し、全てをネットへ』をご紹介します。
「共同体企業ってなに?」シリーズ                              

第1回 共同体企業ってなに? -次代の活力源はみんな期待に応えること-
第2回 共同体企業ってなに? -共同体の経営手法とは-
第3回 共同体企業ってなに? -新しい会議の形態-
今 回 共同体企業ってなに? ―指揮系統を全面廃止し、全てをネットへ―

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①なんで対面会議ではなく、ネット会議なのか?                
図解(「共同体企業ってなに? -新しい会議の形態-」より引用)

序列社会から共認社会へ転換
    ↓
未明課題が増える
    ↓
答えが出ない     → 指揮官も答えを出せない → ただの説教会議
    ↓                               ↓
課題意識低下     ------------→ 誰も発言しない
    ↓                               ↓
課題共認成立しない → 場が活性化しない    → 課題自体が劣化
                                     ↓
                                 無駄で不必要な会議

②『トラブルの根底に指揮系統あり。全てをネットへ』 (喜田育樹)     

先日とあるトラブル総括会議で大きな気付きを得た。
問題、課題が顕在化しても誰も解決しようとせず、課題捨象されていく。後になればなるほど修復困難な問題になり最終的には大きなトラブルとなる。課題を認識していないが故にトラブルになるのではなく、課題と解っていても捨象され(or間抜けの独断で劣化し)トラブルになるのが特徴的である。何故課題捨象されてしまうのか?
その答えは指揮系統にある。
どの企業でも社長-部長-課長・・・など、肩書きや名前は違えど、ある課題を取り組んでいく集団には、その集団固有の指揮系統がある。この指揮系統は、本能原理である序列統合を下敷きにした私権時代の産物であるが、共認原理へと転換したことによって、指揮系統が課題隠蔽を引き起こすトラブルの根底問題として顕在化してきた。どういうことか?
私権時代であれば、この指揮系統は十全に機能していた。それは、問題隠蔽行為が即序列、生存を脅かすものとしての私権圧力が強力に働いていたから。その典型が反逆であり、反逆は重罪として存在していた。しかし、私権の圧力が衰弱した現代は、序列統合から共認統合に集団統合様式が変った。そこに指揮系統だけが残るとどうなるか?
問題や課題が発掘されても、私権圧力の働かない指揮系統の中では悉く隠蔽されていく構造ができあがる。上長と部下の指揮系統では、上司が問題を握りつぶし、部下は指揮系統を意識するほどに問題を発信できなくなり自ら隠蔽する。とりわけ決定的問題が発見されるほどにその問題は共認圧力にさらされず、その指揮系統の中で隠蔽されていく。現在起きている不祥事が、とりわけ旧い指揮系統を残存させている官僚機構に顕著なのもそのためである。今や指揮系統は問題隠蔽の巣窟となり、不正の温床ともなっている。
共認原理の時代の統合様式は共認統合による他はなく、社内NETこそ共認統合の場に相応しい。それは指揮系統を超えた皆の評価共認が働くからだ。皆の評価共認によって問題が固定化され、課題や方針に繋がっていく。そんな体制を構築した集団こそ、社会の評価共認を勝ち取っていく集団になるのは間違いない。

※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※
現在、この「指揮系統を全面廃止し、全てをネットへ」という認識によって、約400人で社内ネットは運用、毎日300近くの投稿がなされています。
投稿の中身は様々で、
・うまくいった点、失敗した点
・課題に対する不明点、みんなに聞きたい質問
・他の人の投稿を読んで、「あれ?」とひっかかった点
・技術蓄積、マニュアルの共有
・みんなへの情報伝達

みんなからの評価は、
「発信は○   内容が○   おかしい   不十分」
という「4種類の評価ボタン」によって押した人の数でその評価度合いが確認できます。

中には、かなり踏み込んだ部分までつっこんで指摘する投稿や、議論がぶつかる投稿もあります。
そのような時は、評価を確認したり、さらに他の人からの投稿によって「どうすればいいか?」が切り開かれるようになります。
さらには、みんなはどのように感じているのか、どのようなところが不鮮明なのか、客観的な視点で再度確認することができるので、ミス・トラブルを防ぐことができるようになります。
問題解決の糸口、的確な意思疎通⇒経営的視点、活力上昇は「みんな」の評価圧力によって可能となりました。
貧困が消滅し序列原理が無効となり、共認原理に転換した現在、最大の圧力は「みんな」であり、みんなからの期待・評価圧力がダイレクトに伝わってくる「すべてをネットへ」という規範は、新しい統合機構として真価を発揮するのではないでしょうか。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
るいネット参考投稿

・対面会議の欠陥(岡田淳三郎)
・民主主義=会議という固定観念(岡田淳三郎)
・集団統合の新たな仕組み:対面会議を超えて、全てをネットへ(岡田淳三郎)
・みんなの当事者度を上げる仕組みを作ることが体制改革の真髄(本田真吾)
・不正・不祥事の続出は、指揮系統の末路の姿(匿名希望)

 

コメント

時代の変化に敏感なのは女性であり、適応も早いと聞いたことがありますが、、、ほんとですね!
女性から社会が変わっていきそうな予感がしました。
これからもブログ楽しみにしてます。

  • 浪岡
  • 2009年8月1日 21:35

>充足ポイントが分かったら、そこを追求していけばいいだけ。
>前は当たり前って思っていたけれど今はそれがすっごく嬉しいことって感じるようになる 充足や気付きを流さなくなる
感トレノートって本当にすご~い!!びっくりしました!
特に感トレノートを続けていくうちに、充足ポイント がわかってきて、そこを追求していけばもっと充足できるというのは気付きです!当たり前を流さずに喜べるって素敵ですね!楽しそうに仕事をしている姿が想像できそうです!

  • さみだれスカンク
  • 2009年8月1日 22:02

交換日記みたいなものですか?
みんなで評価して色を付けていくのってそれだけでも楽しそうですね。
一緒にやってくれる人がいてうらやましいです^^;ステキな職場なんですね。

  • 和歌
  • 2009年8月1日 22:09

和歌さんコメントどうもありがとうございます\(^-^)/
そうなんです!!みんなで評価し合うのってすごく楽しいです♪♪
是非和歌さんもお試しあれ☆

  • みかん
  • 2009年8月1日 22:23

さみだれスカンクさんコメントどうもありがとうございますv(≧∇≦)v
当たり前を流さないって事は何でも楽しめるようになるってことですよね!!
これってスゴイ(°口°;) !!
何でも楽しめるってステキです☆彡いい女の条件でもありますね♪

  • みかん
  • 2009年8月1日 22:33

浪岡さんコメントどうもありがとうございますv(°∇^*)⌒☆
>時代の変化に敏感なのは女性であり、適応も早いと聞いたことがありますが、、、ほんとですね!
女性は「今まで○○という時代だったけれど、□□な時代に変わった」って観念的には捉えられなくても潜在的には敏感に感じる!そして柔軟に充足する方向へぐんぐん舵をとって進んでいきますよね☆
>女性から社会が変わっていきそうな予感がしました。
これからもブログ楽しみにしてます。
女が変われば男が変わる!社会が変わる!
私もそんな予感がしています(〃∀〃;)
これからも応援よろしくお願いします!(応援クリックも!笑)

  • みかん
  • 2009年8月1日 22:47

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