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2007年01月03日

2007年問題を斬鋭~団塊世代はどこへ消える?~

新年 あけまして、おめでとうございます。
神社の願掛けにお賽銭を奮発 してみたみっちーです。
いやぁ~ すっかり年も明けて、
時代は【2007年問題】↓本番に突入しました。
【2007年問題】
2007年の団塊の世代の一斉退職に関連して発生が予想される諸問題。
今回はこれからみなさんが立ち向かう
【2007年問題】について考えてみたいと思います。
その前にポチッ ↓と元気注入お願いします☆

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まずは【2007年問題】についての基礎知識、
団塊の世代ってどんな人は↓を見てください。

団塊の世代(だんかいのせだい)は第二次世界大戦直後の日本において1947年から1949年(1953年、または1956年生まれまで含まれる場合もあり)にかけての第一次ベビーブームで生まれた世代である。総務省統計局の推計人口によると、該当する人口は679.8万人(2004年10月1日時点)に達するほど膨大な人口である。
作家の堺屋太一が1976年に発表した小説『団塊の世代』で、鉱物学で一塊の単位で採られる鉱物の呼び名ノジュール(nodule)の訳語を世代をあらわす言葉として用いたことにより登場した言葉である。

特に団塊世代(≒フロンティア世代)が抜けて、
技能伝承をどうするのか?という観点は、
はっしーさんの↓がとっても参考になります。
「技能伝承」への対応策~目先の高齢者活用ではダメ!~
今回は2007年問題の中でも、
退職する団塊の世代の視点で考えてみたいと思います。
多くの人は団塊の世代の人は退職したら、、
旅行でもしてゆっくり と暮らすんだろうなぁ~
って思っているかもしれませんが、
厚生労働省:第1回中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)
によると、60歳以降も「仕事をしたい」と思っている人は70.9%と、
高い割合を示しています。
実は団塊の世代の多くは、
退職しても仕事がしたい=社会に役立ちたい
と思っているんです。
しかし企業側は団塊の世代の思いとはうらはら
定年延長に対しては冷ややか
再雇用でさえもあまり積極的にしない方針
団塊の世代≠企業
働きたいけど働けない団塊の世代が増殖していく。

しかも生き続ける限りは消費して、
最初は貯蓄→食いつぶせばぶらさがりとなり、
誰かの世話になっていくしかなくなってしまう。
そうなれば、働きたい!という団塊の世代の活力も、
ただの消費者に成り下がってしまえば、いっきに活力ダウン
もちろん世話をしていく若者も、どんどんと重荷となって活力ダウン
という、誰もが活力衰弱する構造が鮮明に見えてくる。
2007年問題の諸現象を考えていく上で、
企業の利益や社会の経済性だけを考えるのではなく、
みなの活力をどう上げていくのか?という視点で、
考えていくことが重要だと思います。
『活力再生』を求める需要 浅田祥幸さん  るいネット

ポストカードに留まらず、心の潤いを求めた需要というのは着実に存在している。美容・健康志向やペット需要などもそう。さらに、なんで屋でも時々出会う、悩み相談も・・・。
しかし、この時代閉塞の中で、これらは当然の需要でもあり、『心の潤い』からさらに『活力再生』を求める需要なのではないかと思う。みんな『活力』を欲しがってる。

活力再生需要に対しては、『供給者不足』 安西伸大さん るいネット

『活力再生の必要性』という視点をもとに、改めて社会を俯瞰してみると、浅田さんが指摘されたような需要は、ほかにも、老人介護の領域や、子育て支援の領域など、担い手が必要なものは沢山ありそうです。
また、集団、とりわけ家庭のなかでは、悩み相談も、お年寄の世話も、子育ても、当たり前のように無料で行われていたのが、もはや家庭内では処理しきれなくなり、集団の外に溢れ出てきています。
現実には、『供給過剰』ではなく『供給不足』である類的な需要領域が膨大にある、ということです。

団塊の世代をただの消費者にしない!!
社会の役に立ちたい=供給者欠乏に応える社会

新たな社会の実現に向けて、
今年も発信していきたいと思います。
どうぞ今年も応援よろしくお願い致します。

 

コメント

大人でも分かっていない「社会の構造理論」。
小中高生の頃から、これを教えてもらうことができたら、今の社会のおかしさなど、いろんなことが見えてきそう!
どんどんやるべきだと感じましたヽ(^o^)丿

  • キャッツ
  • 2007年1月27日 04:39

キャッツさん、コメントありがとうございます!
子供から教わることも多いですよね。
私たち大人が当たり前(=常識)と思っていることの見直しを迫られたり、
考えることを止めてしまている現象に向き合う機会を与えてくれたり、
一緒に構造を追求していきたいものです。

  • はっしー
  • 2007年1月27日 21:54

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