学生必見！企業は個性なんて求めてない!？

　就職を前に頭を悩ませている学生と話してて良く出くわすのが、「個性無いから面接でしゃべることが。。。」「自己分析どうすれば？」「自分の個性って？」 😥 と、自分との対話で疲れ果てた状態。。
仕事場面には当然、社会や業界の状況、お客さんや仕事仲間といった現実の対象からの期待があります。「俺は～」と周りとの違いをアピールしても、他には無い自分の世界に拘っても、周りの期待とズレてる以上は空回り。誰の役にも立てず、振り返れば誰もついてきてません。
「今まで無かった！」という独創的な発想なども、現実に周りの期待を注視し、実現の為の柔軟で自在な思考の結果、突破口と成り得ているから評価されるわけです。
学校等ではやたら個性や自己分析が喧伝されているけど、現実に働いてる企業の皆の実感とは違う。今日は、ほら、企業は個性なんてもとめてない、というアンケートの一例を紹介です。
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そのまえに・・・ポッチリしてくださいな

データの図版と■や☆のついた表題は全て、gooリサーチさんのgooリサーチ結果 (No.117)「ビジネスパーソンの新入社員に対する期待感」に関する自主・共同調査結果からの引用です。（）内は有効回答数。
■新入社員に期待すること
☆就社意識と就業意識のどちらを望むか（n=1,422）

内定はゴールじゃない！この「就社」よりも「就業」には、「社会」に出た、という当事者意識への期待も含んでいると思います。
☆能力面で期待すること（n=1,422）

コミュニケーション能力や、行動力は良く聞きますね。自分の外の対象への働きかけです。
☆対人面で期待すること（n=1,422）

この「向上心」は、「寝首掻いて、廻り蹴落としてでも天下取ったるでー」 8) ではなく、もっと周りの期待に応えたいってことですな 😉 、言うまでも無く。。。
☆精神面で期待すること（n=1,422）

リーダーシップが低いのは意外ですね。でも、いきなり新人がリーダーになろうはずも無く。。まずは普通に溶け込めない人では皆を導くことも適わないですよね。
☆性格面で期待すること（n=1,422）

「個性」、に通じる「独創性」ってたったの６．４％なんですね。
もっと期待に応えたい、と素直に期待を受け止めて、柔軟に状況に対応し、忍耐強く、誠実に期待に応えようと実行に移す人が皆の役に立つ。
考えてみれば当たり前なんだけど納得。。。
就職活動も、「個性を打出して会社に入るには？」から「皆の役に立つには？」に視点を切り替えたら、閉塞どころか、考えることも、面接で語ることもいっぱい発見できるはず。