2006年12月11日
若者は特に考えていない
派遣社員になった理由のトップに「正社員として働ける会社がない」があがっているにも関わらず、今後の働き方の展望には「特に何も考えていない 」と解答する若者がほとんど。
いったいどういうことだ
派遣社員が実際に働いてみて感じているデメリットは「将来の見通しがたたない 」「収入が不安定である 」「雇用が不安定である 🙄 」がトップ3に上がり、それぞれ40~30%の人が感じている。そんなに不安を抱えているのなら改善するために「どうしよう?」と考えるのが普通だと思うのだが、展望は特にナシ!この意識の流れには非常に矛盾を感じざるをえません。
ではなぜなのか?
おそらく派遣先の職場では正社員もいるはずで、その様子を見ていると感じてしまったのでしょう。
「正社員になってもデメリットは消えないんじゃないか 」
って。
だから正社員になろうという気持ちは起こらず 、今の状態でも生活していくのが困難ではないから現状を変えるきっかけがない。だから「特に何も考えていない」になってしまうのではないだろうか?
しかし、派遣社員を活用することに対して企業側が感じているマイナス要素に「新人正社員を増やすことが出来ない」に次いで「ノウハウの蓄積、伝承が難しくなった」とある。つまりこのまま派遣社員のままの人が増えてしまうと企業としての質が低下してしまうのは至極当然である。日本企業の弱体化のその先には日本の経済の低下が待ち受けており、このままでは放っておくと非常にまずいと思います。
(S&S)
- posted by guti at : 13:41 | コメント (1件) | トラックバック (0)
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