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2007年04月07日

就職活動では「自分の能力・適性を活かせるか」を最重視

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楽天リサーチと日本総合研究所が実施した
「若年者の企業観とCSR意識に関する調査」
によると、就職活動の際に、企業選びの重要な決め手になる要因と、気にしない要因についてたずねたところ、新卒社会人・転職社会人・就職活動中の学生のいずれにおいても「能力・適性を活かした仕事ができるかどうか」を最も重視しており、企業の環境への取り組みや社会貢献活動などについては関心が低いことが分かったそうです。
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この調査結果は、今の若者が「企業」に何を期待しているのか?
を探る上で、重要なヒントを与えてくれていると思います。
今の若者は、
「日常的に必要とされているか?」が最大の関心事
になっているのではないでしょうか?
「能力や適性」を自分だけで評価することは難しい。
「自分に合っているかどうか?」の判断は、周りの人の反応(=評価)を通して確かめられるものです。
人は、「必要とされていない」と感じると存在不安になり、「合っているか?」と迷い始めます。
先行き不安な現代だからこそ、「必要とされている=みんなの役に立っている」という最基底の安心感が「仕事関係の核」になっているのではないでしょうか。この最基底の信頼関係を構築できて始めて、実際の課題や役割を共認することができます。
私たち中年世代も、このような「若者の根源的な役割収束」を十分理解した上で接していく必要がありそうです。
はっしー でした

 

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