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2007年04月25日

子育ての実態にそぐわない育児休暇

現在の企業のほとんどは、女性・男性に関係なく育児休暇はとれるようになっている。
しかし、その育児休暇も、内閣府の発表した平成18年度国民生活白書の調査によると、ある会社では5日ほど。http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h18/01_honpen/index.html
たった5日でできることとは何だろう? 🙁 🙁
しかも、その5日の休暇を終え、会社に復帰すると、待っているのは大量のノルマの山。
デメリットの方が大きいではないか。 😡
ある人に伺った話だが、その人の義兄が勤める会社では、育児休暇を本人の希望に関わらず、無理矢理取らせているという。取らされた休暇は5日間。義兄は静岡、姉は出産のために大阪へ帰省。そして休暇終わりに待ち受ける大量のノルマ…。 😥
夫の育児参加は、表面上を取り繕っただけの制度によって、極めて難しい現状にある。
何故こんなことになってしまったのか?
それは、欧米スタンダードに無理矢理あわせようとし、制度だけの実のないグローバルスタンダード化を計ったためである。育児休暇ではなく、日本には日本の育児に対する取り組みの形があるはずだ。
育児経験者が語る、育児における夫の存在。
母乳も出ない男が育児において直接的に役に立てることは、あまりない。
ならば男のできることとはなんなのか?
それは、妻に安心感を与えることだそうだ。
それならば、育児休暇をとらずとも、就業時間を短縮し、妻といる時間を長くすることのほうが、育児においてははるかに益となるはずだ。
子育てパパが増える中、労働社会における子育て体制のありように疑問を抱いているひとは多いはず。
今こそ、育児休暇のありように一石を投じなければならない。

 

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