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2008年10月18日

ミスったら、相手の思いにまで立ち戻る

 仕事の中で、自身で大なり小なりミスを犯したり、指示を出して受けた人がミスをしたりする場面があります。一寸した不注意にしか見えないミスも、その問題を解決し、繰り返さないようにするには?という所を見出さないと、その後雪ダルマ式にトラブルに発展したり、ミスを繰り返したりします。 😥
こうしたミスを無くして行くには
ミスったら、相手の思いにまで立ち戻る
ミスを犯す、というのはその時その領域に意識が向いてなくて、注意力が働かなかったり、自分の誤った判断で事を進めているからです。
だから、当人がミスを犯したときに、事象だけ捉えて「今度から気をつけよう」と思っても、意識が変わらない限り、同じような場面で、同じように他のミスを繰り返す可能性があります。
クライアントや、仕事仲間、指示を受けて実際に作業をする人がどんな思いでいるか?といった所にまで立ち戻らないと、ミスが起きる根本問題を発掘し、解決していくことが出来ません。
しかし、当人ではなかなかそこに立ち戻れません。かといって、どんな仕事でも多くの人が係っているので、その全てにミスを犯さない人がついて廻る訳にも。。。
🙁
ではどうしていけばいいでしょうか
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まず大事なのは、常々状況や判断を明らかにし、ミスが起きた場合にはいち早く開示することです。
以下はるいネットからの引用です。
皆への発信なくして仕事(追求)しているとはいえない

何のために「仕事」をしているか?といえば、それは「発信」するためといえる。「発信」のない仕事は、仕事とはいえない。追求してないとも言い換えられる。
では何のために「発信」しているか?といえば、皆の評価を仰ぎ共認形成していくためといえる。共認内容は評価共認なくして正しく固定化されないからだ。そしてその評価共認は皆の潜在思念と論理性合成によって固められていく。
限られた当事者間での口頭のやりとりが劣化共認→大問題に発展しやすいのは、誤魔化しがあっても口頭(文章化、体系化されていない)であるが故に論理整合性が茫洋となり、その場の親和共認、序列共認に流されやすい空気を生み出すからだ。そしてその事が皆の評価共認の場に出てこないが故にその劣化した共認内容がそのまま大問題として顕在化するまで進行してしまうからだ。
これからの時代、仕事の成果を規定するのは、『皆への発信力』とその為の『文章化(観念化)する力』が握っているのではないだろうか。

発信する為には、状況を言葉にして再認識する必要が生まれます。状況が明らかになっていれば、この前の「怒られたこと、ありますか?」http://bbs.kyoudoutai.net/blog/2008/10/000572.htmlの記事のように、必要に応じて誰かが介入ができて、組織的にミスや自分勝手な判断を撲滅することも可能になります。
こうした発信とそれに対する評価を通して、より周りの意識、現実の状況へと仕事のスタンディングポイントを移して行くことが、ひいては周辺状況を的確に掴んで課題を先読みして応え、ミスを減らしていく訓練にもなるはずです。

 

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