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2009年04月28日

【企業が農業に参入するのは何で?】第九弾 ~インターンシップで人気の類農園③~

こんにちは、ハシヒロです 暖かくなってきて、田植えも始まっているようです 😀
最近は天気があまりよくありませんが、植物にとっては恩の雨なんでしょうか
それでは今回は、インターンシップで人気の類農園第三弾をお送りします
研修生受入実績
実際研修生をどのくらい受け入れているのか、類農園の方の協力をお借りしてデータをガッツリ入手しました。
そこで、明らかになったのは…
なんとインターン受入れ累積がどうどうの1位です!
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さらに、人数比較で見てみると、こちら。
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5人に1人が類農園にインターンに行っていることが分かります
類農園の人気の秘密については、こちらを読んでくださいね♪
【企業が農業に参入するのは何で?】第六弾 ~インターンシップで人気の類農園①~
【企業が農業に参入するのは何で?】第七弾 ~インターンシップで人気の類農園②~
今回は、インターンシップ生が類農園での体験をブログで紹介してくれていますので、その内容をお伝えしたいと思います。
続きを読む前に、涙を拭くハンカチとボタンをお願いします

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研修の様子
2週間類農園で作業し、共同生活を行った大学生研修生の感想です。(「毎日が1年生」ブログより引用させていただきました。)

研修を終えて
なっちゃんです。私は農業体験をして、将来自分が農業ができるかどうか考えるために類農園へ来ました。しかしここで得た最も大きなことは皆で一緒に何かやることの楽しさを知ったことでした。
類農園では社員さんとインターンシップ生皆で共同生活をしました。作業中や休憩中、家に帰ってからなどいつでも誰かがそばにいて、一緒に作業し、一緒に話していました。皆でわいわい話しているとどんどん話が発展しておもしろかったし、最終的に一人では思いつかないようなすばらしい案が出来上がりました。私は今まで何でも一人でやろうとすることが多かったけれど、この楽しさを知って、これからはいろいろなことをみんなでやりたいと思うようになりました。
 
 将来はというと、ここへ来て、他のインターンシップ生が将来何をやったら一番いいのかいろいろな体験をしながらよく考えていたり、考えていたりしたことと、類農園の方々が人が喜んでくれることをやろうとしていることの影響を受けて、今から将来は農業をやると決めつけてしまうのではなく、もっと広い視野を持ち、いろいろな経験をして、皆が楽しく生活していくために自分が一番役に立てることは何なのかをよく考えようと思うようになりました。
 2週間はあっという間でしたが、ずっと前からここにいたような気もします。それくらい皆さんと親しくなっていました。明日からは一緒にいられなくなると思うととてもさみしいです。いつかまた皆さんにお会いしたいです。
 2週間本当に楽しかったです。ありがとうございました。

農業の役割とは?
インターンシップ生の感想にあるように、農業の研修を通して得られるのは、「農業が楽しいかいなか」の判断だけでなく、「社会にとってなぜ農業が必要なのか?」「農業(共同体)を通して、本当に役にたつとはどういうことか?」に対する広い視野ではないでしょうか。
ということは、農業は単なる農作業を行う場だけでなく、その本源的かつ最先端の認識に触れ、現在の社会で必要とされているものは何か、現実直視して考えるということではないでしょうか。
それら、農業への期待と、人々が農業へ関心を高めている潜在的な欠乏の所在を端的に記した投稿を紹介します。

■農業は医療や教育と同じく人類(集団)にとって不可欠の事業であり、脱市場原理の最先端可能性といえるのでは?(浅野雅義( 41 不動産 ))
>その状況認識と課題共認によって追求され導き出された「答え」に人々は共鳴し、その作り手の事業を応援したくなる(つまりは、農産物を購入する事で)。そういった信任関係にまで高められなければ、結局は価格が安いという「金銭的メリット」だけで様々な小売店や直売ネットと比較され、安定した関係にはいたらない。
 とすれば、信認に基づく販路開拓とはすなわち、「農業を取り巻く社会状況認識→課題共認→答えの追求→実現態としての農業事業」という認識を発信し、その内容に共鳴共感し協働してくれる人たちの共認域を拡大していくことと同義なのではないか。
 よって、もっとも重要なのは「何の為に農業をやっているのか」「社会にとって何故農業が必要なのか」への答えなのではないかと思います(商品の売り方や営業方法などはその前提の上に議論されるべき課題)。
>農業とは、人類や集団にとっては不可欠なものであって、事業そのものが自然に親しみ(自然循環系を再生し景観や保水力を維持するという点ではもっとも有効な環境保全=環境対策ともいえる)、そして種を蒔いて収穫するという人類の本源的な充足に直結し、その共同作業を通じてお互いの共認充足も得られ、また子供や老人というように世代を超えてともに働く(役に立つ)実感も得られ、何よりも命にとって必要な日々の糧をまかなっていく余業をもって代えがたい本源的な営みなのではないかと思います。

現在、経済危機と叫ばれている中、市場原理に代わる共認原理への転換によって、人々の期待に応える「充足可能性」が
農業とはどんな時代にも、どんな人々にも関わりのある「充足の場」として期待されているのではないでしょうか。
<参考投稿>
農業は医療や教育と同じく人類(集団)にとって不可欠の事業であり、脱市場原理の最先端可能性といえるのでは? 浅野雅義 ( 41 不動産 )
農業参入が企業の社会的使命となる 辻一洋 ( 42 企画 )
3■家族・共同体とは、生産も消費も性も養育も担う安心・充足機能実現態。だから、潜在的な「帰農」を促す?!
小圷敏文 ( 壮年 勤め人 )

新しい「農」のかたち 里山ビジネスから学ぶ
新しい「農」のかたち 全小中学校に農園~埼玉県「1学校1農園」構想
<【企業が農業に参入するのは何で?】のバックナンバー>
【企業が農業に参入するのは何で?】~プロローグ~
【企業が農業に参入するのは何で?】~第二弾 食料自給率という目先指標~
【企業が農業に参入するのは何で?】~第三弾 食料自給は可能か?~
【企業が農業に参入するのは何で?】第四弾~農業の利益構造~
【企業が農業に参入するのは何で?】第五弾 ~成功事例の分析? 伊賀の里モクモク手作りファーム~
【企業が農業に参入するのは何で?】第六弾 ~インターンシップで人気の類農園①~
【企業が農業に参入するのは何で?】第七弾 ~インターンシップで人気の類農園②~
最後まで読んで頂いてありがとうございます☆

 

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