☆ランキング☆
にほんブログ村 経営ブログへ

最新記事一覧

最新コメント

最新トラックバック

2010年04月04日

3/28なんでや劇場レポート2  闘争過程で求められる能力とは?1

こんにちわ。hiromiです
昨日に引き続き、3月のなんでや劇場♪♪の参加レポートをお送りします
今日は今回のなん劇のメインテーマである「闘争過程で求められる能力とは?」について、迫っていきますよ。
昨日の記事では、みねこさん より、

現在は“自分発”から“みんな発”への転換期。
この転換には10年を要します。
転換期になるこの10年は、どこまで闘争過程の力を規定する根底部分を“みんなの充足へ”と転換できるのかが成果を出していけるのかの鍵を握ります。

とのレポートがありました。
今後10年間は活力を上昇できた企業が勝つ!
この「みんな発の充足・肯定空間」はそのベースとして必要な条件です。この前提条件をに加えて、その先に必要な能力が10年後の勝敗を決めると言っても良いでしょう。
さて、その先に必要な能力とはどのようなものでしょうか?
気になりますよね。
続きはこちら☆
その前にぽちっとお願いします!

にほんブログ村 経営ブログへ


         
なん劇で議論したのは以下の内容。

今日の本題「闘争過程で求められる能力は、どのように形成されてゆくのか」に入る。
闘争過程で求められる能力も抽象的には共認統合力となるが、どういう能力が必要なのか?
①照準力
みんなの期待をキャッチするアンテナ能力。これがなければ話にならない。
それを土台に、問題の本質を掴む能力、焦点を絞り込む能力(これを「照準力」と呼ぶ)が生まれる。
②構想力
次には、実現経路を見つける力(「構想力」)となるが、
実は「照準力」も「構想力」も、根幹にあるのは実現イメージを生み出す力=「可能性収束力」である。
(そこに照準を合わせた方が可能性があるからこそ、そこに照準を合わせるのである)
ところが、社会過程では、最初の実現イメージ通りにならない壁が必ず登場する。そこで壁にぶち当たっても、実現に向けて前進するエネルギー源も「可能性収束力」である。
動物では可能性収束する対象は明確だが、人間の場合、最初に直観した可能性は明確なものではない。
不鮮明な直観を実現するために、何度もフィードバックを繰り返してはじめて課題を突破できる。そのエネルギーも可能性収束力がどれだけ豊かにあるかによって基底される。

加えて、危機察知能力も、直観した可能性を実現する過程で登場する壁をキャッチするということだから、これも、「可能性収束力」の裏返しである。

というように、
受信(アンテナ)能力をベースにした
①「照準力」という「分析する力」も
実現の道筋をつける
②「構想力」という「実現をイメージする力」も
「可能性収束力」が無ければ発揮されない能力である。
そして、この能力は「何のために闘うのか?」という闘争過程における目的意識が生まれて、初めて身に付く
人間の成長過程には、乳幼児期・学童期・思春期・青年期・中年期があるが、一般的には社会変革・金儲けといった闘争過程での目的意識は青年期に形成され、それ以前の乳幼児期・学童期では、その「可能性収束力」の基盤となる能力が身に付く。
■可能性収束力⇒課題突破力はどのように形成されるのか?

【乳幼児期】
スキンシップに代表される親和充足体験。これが豊かかどうかが人格(共認回路)形成に決定的に重要。ex.アンテナ能力の貧困の多くはこの段階で発生する。
【学童期】
遊び体験、その中でもとりわけ集団指導体験によって、創造力をはじめとする基本能力が形成される。ところが、この時期は試験勉強に大半の時間とエネルギーを費やすことを強制される。
ところが、試験勉強は社会的に必要な闘争能力には全く繋がっていない。
試験勉強で求められる能力は、答えが予め定まっている問題を早く正確に解く能力であり、必要なのはパターン化能力、突き詰めれば暗記力でしかない。ところが、現実の仕事場面で暗記力がモノを言う場面はほとんどゼロに近い。
仕事の場面で過去問が出てくることはなく、必ず条件が変わっており、常に新しい課題で一杯である。とりわけ現代は、私権原理から共認原理への大転換期であり、過去問は全く役に立たない。逆に過去問で頭が一杯であればあるほど、白紙から考えることができなくなる(無能化する)
近代日本の政治史を振り返ってみても、明治維新の中心となった下級武士たちは、学問的なものはほとんどやっていない(私塾での勉強は20歳を過ぎた頃から)。
にもかかわらず新国家を作り上げ、さらには彼らをトップとした明治国家は日清日露戦争にも勝利した。当時の後進国である日本が西洋列強に伍していたのである。

乳幼児期の親和充足体験、学童期の集団指導体験。
各年代で必要な体験があり、きちんとその過程を踏むことが次の青年期への土台となるのです。
特に重要なことは「遊ぶこと」。
確かによくよく考えると、「遊ぶ」って何も無いところから、仲間全員が充足できるイメージを作り出すことが必要とされるますよね。
「〇〇、やろうぜ!」「よし、じゃあ〇〇が必要だね」
これってまさに「構想力」に近いものを感じます
すごく高度なことをやっていますよね。これが将来のベースとなるわけです
この続きはまた明日。
闘争過程での目的意識が形成されるまでの過程をお伝えしたいと思います。
明日はハシヒロさん がレポートしてくれます。
お楽しみに

 

コメント

>言われてみれば、よく分からない課題だろうが具体的にアドバイスを貰おうが、それらをキチンと押さえることなく、全て「(とりあえず)頑張る!」という根性論で見切り発車していました。
これって意外と多いですよねぇ;
自分自身も多いし、周りで使っている人も多い気がします・・・。
お願いしていた作業や課題に関して、SK的に厳しい状況のとき「お願いしてた○○、できそう?」って聞くと「・・・頑張ります!」って返ってきたり(笑
「○○の方針で頑張ります」を意識して使って行きたいと思います!

  • タイ
  • 2010年7月16日 10:15

>タイさん
自分にしろ相手にしろ、「頑張ります」以上のものが出てこない時はかなりの危険信号なのだと思うようになりました。
そんな時こそ、「どうやって実現するのか?」という中身をしっかり確認しないといけないのでしょうね。その頑張りがストレートに成果に繋がるよう、しっかり方針立てをしていきましょう!

  • コニシ
  • 2010年7月17日 15:46

>『まず状況を押さえて方針を立てることに力を注ぐ』⇒『この方針で頑張ります!!』です。<
「頑張って!」という声かけが無意味だ、という話はよく聞きますが、これと同じなのかもしれませんね。
何を頑張るのか。
「へー。どんなものを作るの?結構大変そうだけど、どんな風に進めていくの?」と一緒に具体的な中身を考えるスタンスで声をかけた方が、頑張れますよね。

  • 羊熊
  • 2010年7月22日 11:52

羊熊さん
応援する側の気持ちとして、「頑張って!」というのは間違いではないと思いますよ。毎度気にしていたら言葉をかけづらいですし。
ただ、少しでも落ち着いて話ができるタイミングなら、羊熊さんが例として挙げているような「やりとり」が相手の気付きや活力上昇に繋がりそうですね。
人に声をかける時、意識していこうと思います。

  • コニシ
  • 2010年7月24日 02:40

コメントする

comment form

trackbacks

trackbackURL: