2010年10月16日
仕事で成果を上げるには?~中小企業の各層の問題とは?~
こんにちは、みっちーです
企業で働く社員が抱えている問題といっても、実は役職や経験年数などで様々なようで一概には言えないようなんです そこで今回は各層毎(役職や経験年数)の抱えている問題はどこにあるのか?を分析してみたいと思います。
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『中小企業を伸ばす社員育成の極意(著:伏屋喜雄)』に取り上げられている各層の具体事例を上げてみます。
【役員編】
・会社全体を見れない労働者レベルの取締役工場長
・自分勝手な発言で経営方針を共有しない取締役部長
・勝手な経営方針で一人で歩きだした専務取締役
・経営状況と家族の反対で常務取締役になりたがらない管理者
・No.2である息子に対して否定ばかりで育て方がわからない
【管理者編】
・人材・仕事の管理が出来ない名前だけの営業部長
・上司の不満を部下に愚痴る製造部長
・コミュニケーション下手で人材育成の出来ない課長
・協調性のない部下の育て方がわからない部長
・1年目課長に追い越されるお荷物の15年目課長
【監督者編】
・実務だけでリーダーの役割を果たさない監督者
・部下に教えない職人気質の班長
・褒めたり叱ったりができない係長
・否定的で消極的な主任
・トラブルを報告しない監督者編
【中堅社員編】
・入社5年でも同様の指導なのに不満を抱く社員
・経営者の思いで決まる方針のない教育環境
・技術の低い上司を軽視する中堅社員
・友達感覚、仲良し組を崩したくない中堅社員
・つめの甘さから契約を破棄される中堅社員
【新人社員編】
・わずか3日間の教育プランしかない新人研修
・OffJTだけでOJTが計画されていない新人対応
・新人だから下働きさえしていればいい
【パート・アルバイト編】
・パートのおばさんとは相手を軽視し小馬鹿にした言い方
・パートだからという考え方
・パート・アルバイトの無愛想な対応も客からみれば同じ社員
【高齢者編】
・定年後の待遇が劣悪な企業
・積み上げた技能が活かされない企業
・高齢の部下を誰が育てればいいのかわからない
【その他の非正規社員編】
・安くて使い捨ての派遣社員
・パート労働者と派遣社員の対立
・1年以内で退職する派遣社員が6割
ここから各層が抱えている問題を大きく分析すると、
役員は企業全体の経営方針や戦略を共認形成出来ないという問題、
管理者・監督者は部下の育成の仕方がわからないという人材育成の問題、
中堅社員・新人社員は教育環境が不十分で戦力になっていないという問題、
パート・アルバイト・その他非正規社員は身分軽視で能力が発揮されないという問題、
高齢者は長年の技術が活かされないという問題があることがみてとれます。
この各層が抱える問題を突破することが、今後の企業の飛躍へと繋がっていくきっかけとなりそうです。今後この観点で、さらに追求していきたいと思いますのでお楽しみに~☆
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
- posted by mitty at : 13:54 | コメント (2件) | トラックバック (0)
コメント
なるほど納得です。
池上さんほどの人でも「土壌」を「ドジョウ」と誤解されるような講演をやってしまう。それくらい対象に同化し、伝えることって難しいんですね。
①謙虚に耳を傾ける
②構造的な思考を心がける⇒幹をつかむ
を大切にしていきたいです。
学生ではありませんが・・・とってもとっても興味深く読ませていただきました♪
なんて、今の私にとってタイムリーな記事☆
読んでて、「なるほど☆どうだよね」と想いつつ、「履歴書でも面接でも『伝える』ということを意識するのではなく、『相手と分かり合う・知り合う』ことを楽しみたい」と想えるようになりました。
手段としてはもちろん『表現する=伝える』ですよね。
でも、伝えることに意識が集中してしまうと余計な力が入っちゃったり、緊張してしまいそう。
面接の形態にもよるかもですが・・・相手=面接官は、応募者のことを知りたいと想っているのだから、知り合い分かり合う機会にすればいいんですよね♪(面接を受けながら、応募者も会社の雰囲気を直に感じることができるし)
ちょっとずつ、就職活動が楽しみになってきました☆
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